家庭用TVゲームの創成期の頃、RPGという分野で人気が有ったのは「ドラゴンクエスト」と「ファイナル・ファンタジー」で、現在でもその続編が販売されています。その「F・F」で敵と戦う時に召喚する幻獣の中での最強が「バハムート」でした。
今般私は「Bahamut」と云う手法を考案いたしました。Bahamut は二種類在りまして、そのうちの一つは「 N L と A I C 」の記事で、おまけとして紹介しました Chain 型の Bahamut で、あと一つは今回の記事で紹介する Loop 型の Bahamut です。こういう手法も有るのかと思って頂ければ幸いです。
今回の題材は、IT-media で質問されましたが質問者と回答者が共に困った作品で、次の図です。

私はこの作品を「Final Fantasy」と名付けました。もちろん Bahamut をご覧頂くためです。
まず、解き易くします。

整理しますと次の図になります。

ここまでは基本手筋で進めますので、この図から解き始めます。

二国同盟で、

2の四辺形の原則(Swordfish)で、2は削除されます。

7の四辺形の原則(Swordfish)で、7は削除されます。

多国同盟で、

多国同盟で、

この図になります。次の手法は A I C です。

7の強リンクを繋ぎます。説明し易いように色を付けます。

これに9の強リンクを絡めます。7が入ると9が入るように色を付けます。さて7が入らないとどうなりますでしょうか。

7が入らないと1行4列に9が入ります。9と1行4列の9はどちらかは必ず確定しますので、それぞれと同じ領域に在る▢の9は削除されます。

実は、この A I C は行わなくても良い作業でしたが、次の Bahamut の伏線となります。

Bahamut です。2の強リンクを繋ぎます。候補数字全ての2が Loop 状に繋がります。お分かりかと思いますが、赤グループと青グループのどちらかが必ず確定します。

続けて、7の強リンクを絡めます。同じく全ての候補数字が参加して Loop が出来上がりました。これは Nice Loop です。消すことが出来る数字が発生しないので違うのではないかと思われるかもしれませんが、実は、先の二回の多国同盟で消えているのです。(つまり、多国同盟は行わなくても良い手順だったのです。)つまりこの図は Nice Loop で数字を消した後の図なのです。このままではこれ以上消せる数字は有りませんが、ある数字が加わると消すことが出来る数字が発生します。それは先の A I C で使用した9の強リンクです。

この図になりますが、ご覧になって瞬時に違和感を感じられた方は、相当な熟練者だと思います。違和感を感じられなかった方もじっくりご覧ください。

9は強リンクですから▢と▢のどちらかに必ず入ります。どちらに入っても9なのです。これが何を意味するのかお分かりでしょうか。そうです、この作品に9は存在しないのです。9が存在しなければ2も7も存在しないのです。従って、存在しない2と7は削除されます。
疑問に思われる方は2と7を確定して進めてみてください。左下のブロックに9が入らないので矛盾することが確認できると思います。これが背理法(仮定法)の本来の運用です。背理法はある事象が正しいことを証明する手法です。問題を解くための手法ではありません。

こうなります。この手順が Loop 型の Bahamut です。

2と7を整理すると上の図になります。

9で進めて、

1で進めて、

8で進めて、

6で進めて、

5で進めて、

3で進めて、

8で進めて、

4で進めて、

9で進めて、

3で進めて、

4で進めて、

6で進めて、

5で進めて、

4で進めて、

8で進めて、

6で進めて、

正解です。
結果的には最初の二国同盟も必要なかったので、Swordfish と Nice Loop と Bahamut の3手法で解けたことになります。
難問を解くには、一つの方向では無く様々な方向での可能性を考えて下さい。そうすると思いがけない手順を見つけることが出来ると思います。でも私は仮置きしらみ潰しの手法を否定しているのではありません。ご本人が満足しているのであれば、それは正道であるからです。
次回は、Yahoo!知恵袋の常連の回答者さんが提示した作品で、次の図です。

外国の作家さんの作品らしく横文字のHPでした。私はこの作品を「矜持」と名付けました。「乾杯」には及ばないと思いますが難しいですヨ。
ご覧頂きまして有難うございました。



















































































