ナンプレふぁんのひとりごと

ナンプレは初級から上級に行くにつれて解きにくいですね。

簡単な新しい原則を見つけましたので、是非ご覧ください。

「世界一の難問」 Bahamut 版

2021-12-08 08:17:10 | 世界一の難問

フィンランドの数学者I氏が 2012 年に公開した「世界一難しい数独」を、ナンプレ愛好者の方は一度は挑戦したことが有ると思います。コンピューターに計算させ作成するのに三ヶ月要したそうです。インターネットでは最終図を載せている方は数多く居られますが、その手順まで載せている方は皆無です。既存のロジックだけでは絶対に解けませんし、仮定法を使うと枝葉の矛盾を全て載せなければなりませんので、一冊の本が出来てしまいます。

 

見飽きてるかも知れませんが、これが「世界一難しい数独」です。

        

ここで、お詫びしなければならないことが有ります。

        

予告では最初にの数字が確定するとしましたが、その手順に瑕疵が有りましたので取り消します。挑戦された方には、紛らわしいヒントでした。申し訳ございませんでした。

        

候補数字を入れて解き始めますが、

        

多くの方は、1個しかないの二択を何とかしようと奮闘されると思いますが、これはオトリです。これに目が向くと仮定法の世界に引きずり込まれます。結果論ですが、このの数字が確定するのは最終図の一歩手前です。

        

私はこの三色に注目します。

        

の5が決まると、3と9の二国同盟が出来ると云うことです。ですので、5が確定するように進めます。

        

再び解き始め図です。予告通りU字型は使いません。既存のロジックだけでは解けないので、私が見つけた手法を使います。それは「謀反」のロジック化です。

「離れた2本の強リンクが在る場合に強制的に Loop を造ります。その Loop が1個のみで6個以上の偶数個である時は、必ず偶数個連鎖にならないので、片方の強リンクの色分けは反転する。」

これは多数の作品を通して出した結論です。但し、3本の強リンクが絡む場合は使えませんが、難問に有効ですョ。

        

メインの手法は Bahamut です。そのために5の Loop を造ります。そしてその基礎はの5の強リンクです。

        

強リンクの5をに色分けします。この色が基本です。

        

にも5の強リンクが有ります。が入りますとにもが入ります。

        

そうすると、が入りますので、は削除されます。

        

にも5の強リンクが有ります。

        

「謀反」での強リンクの色分けをします。それにはを利用します。

        

のそれぞれとの5との共通の領域であるまたはに対抗としての候補を入れます。

        

を使いますと Loop が出来ますのでそれぞれの強弱を調べてみますと、から右へ 強・強・強・弱・弱・強・弱・弱 になり、強弱の繰り返し(弱の代わりに強でも可)の偶数個連鎖になりません。この色分けが違うということになります。

        

従って、この色分けになります。

        

新しくが入りますので、は削除されます。

        

この図になり止まりますが、

        

の一心同体にが入りますので、は削除されます。

        

左側ユニットで、の共通の領域である▢に5は入れませんので、は削除されます。

        

第9行はが入っていますので、は削除されます。

        

5の Loop が出来ました。Bahamut を出現させるにはこの Loop の何処かで同じ色の数字を入れられれば良いのです。面白い発想でしょ。

        

に7の一心同体が有ります。

        

に7が入るとに入りに入りますので、と対抗するになります。

        

でも、に7が入っても同じくに入りますので、の7もです。

        

が入るとにもが入ります。は強リンクですので、の入る隙が有りません。従って、Bahamut で色の数字は全て削除と云うのは早すぎるでしょうね。

        

のどちらかはとするのが妥当でしょう。とすると、にはは入れませんので、と云うことになり、は削除されます。

        

続いての二択になりますので、は削除されます。7で進めて、

        

9で進めて、

        

を見て、の色分けになります。

        

の3は一心同体ですので、が入ります。従って、も入れないので、は削除されます。

        

も入れないので、は削除されます。

        

に1の一心同体が有ります。まだ色分け出来ませんが。

        

第3行ではになることが出来るマスは一ヶ所です。

        

第9行の1の強リンクを繋げると、は入れないので削除されます。

        

に6の一心同体が有ります。

        

に6が確定するとが入ります。この図をA図とします。

        

また、から6が削除されるとが入ります。この図をB図とします。

        

A図とB図を重ねるとこの図になりの色分けが決まります。        

        

が決まりましたので、入れないは削除されます。

        

が入りましたので、は削除されます。

        

二つのとそれぞれと共通の領域であるが入ります。従って、は削除されます。

        

左上ブロックではが入れるのはだけですので、は削除されます。

        

の共通の領域であるが入りますので、は削除されます。

        

三国同盟で、

        

は削除されます。

        

が入りますので、は削除されます。

        

は一心同体ですので、の共通の領域である▢のは削除されます。

        

左側ユニットでは、にそしてに入りりますので、は削除されます。

        

に9の一心同体が有ります。

        

そして、第7行のもが決まり、対抗としてが決まりますので、は削除されます。

        

にはも入れないので、は削除されます。

        

が入りますので、は削除されます。

        

8で進めて、

        

この図になります。お待ちどおさまでした Bahamut の出番です。にはは入れません。入るとすればのみです。

        

が入るとにはが入れません。すると二つ有るのどちらにもは入れませんので、数字が当たりとなります。

        

そして、が入るとが消えてが確定します。

        

いずれにしても数字は誤りなので、現時点の数字は全て削除されます。

        

1で進めて、

        

2で進めて、

        

5で進めて、

        

6で進めて、

        

7で進めて、

        

8で進めて、

        

3で進めて、

        

7で進めて、

        

2で進めて、

        

4で進めて、

        

9で進めて、

        

3で進めて、

        

6で進めて、

        

正解です。

 

「謀反」ですが、

        

例えば上図の形ですと Loop が2個出来ますので使えません。ご注意ください。

 

「世界一の難問」は今回で最後とします。随分と楽しませて頂きました。

 

次回は、いちごナンプレ研究所さんの作品で作家さんご本人が「団子兄弟」と名付けられた難問です。

        

この作品は、作家さんが仮定法を使わせるために作られた問題みたいですが、蟻の這い出る針の孔が一ヶ所有ります。ですが綺麗には解けません。色分け法の真髄?みたいなものをお見せ出来るかと。

 

ご覧頂きまして有難うございました。


「世界一の難問」究極

2019-06-28 08:45:54 | 世界一の難問

フィンランドの数学者の「世界一の難問」を以前と少し違う解き方をしてみました。最少工数を目指します。

        

解き易くします。

        

以前はここで下段ユニットの1と8の共通の磁石相手候補を探しましたが、今回はその作業を致しません。理由は、結果的に遠回りだったからです。

        

下段ユニットで、9はで8と一回同居で9と8は異種です。また、で9は1と一回同居で9と1は異種です。どちらかは誤りですので、8と1は異種になります。異種は一回同居しますが、現にで8と1は一回同居しています。

        

これをふまえて、9はで5と一回同居(二回同居は有りえません)で9と5は異種です。また、で9は1と一回同居で9と1は異種です。どちらかは誤りですので、5と1は異種になります。異種は一回同居しますので、が入ります。

        

前回苦労した1と5の一回同居がこんなにスムーズに決まりました。進めて、

        

4はで1と一回同居し、で8と一回同居して、1と8は異種が確定し一回同居しています。そして、で4は5と三回同居して4-5の磁石候補となり、で8と一回同居して、5と8の同種も確定しています。もう少し掘り下げると、で4が5と三回同居して4-5の磁石候補の時9と同居しないので4と9は同種です。また、で4は8と一回同居ですが5とも一回同居で、4と5は異種です。どちらかは誤りですので、5と9は同種になります。同種は同居しませんので、は削除されます。この論理が以降も出てきます。

        

進めて、

        

左側ユニットでも、5と8の共通の磁石相手候補を探しません。

        

1はで1-8の磁石候補となり、3と同居しないので1と3は同種です。また、で1は8と一回同居で、1と8は異種です。どちらかは誤りですので、3と8は同種になります。同種は同居しませんので、は削除されます。

        

進めて、

        

中側ユニットで、9はで9-5の磁石候補となり、6と同居しないので9と6は同種です。また、で9は5と一回同居で、9と5は異種です。どちらかは誤りですので、6と5は同種になります。同種は同居しませんので、は削除されます。

        

進めて、

        

さらに進めて、

        

二国同盟で、

        

進めて、

        

二国同盟で、

        

5で進めて、

        

9で進めて、

        

4で進めて、

        

三国同盟で、

        

5で進めて、今では珍しくも無い42連チャンです。

        

8で進めて、

        

1で進めて、

        

6で進めて、

        

7で進めて、

        

2で進めて、

        

9で進めて、

        

2で進めて、

        

5で進めて、

        

1で進めて、

        

3で進めて、

                

正解です。

 

 芋づる式に数字が決まるのを別にすると、行った工数は7回です。恐らくこれより少ない工数でこの作品を解くのは不可能に近いと思われます。自己満足ですが。「U字型磁石の原則(KITAMURA)」をご堪能いただければ幸いです。

 

次回はヒント数字17個の難問を解きます。次の図がそれです。

        

途中まではスムーズに進みます。でも止まってからは迷いますので、「迷路」と名付けました。既存のロジックで解けますので、挑戦してみて下さい。このブログをお読みの方は解けると思います。強リンクのあれです。

 

ご覧頂きまして有難うございました。


原則の根幹ーー追記

2018-05-08 21:25:10 | 世界一の難問

前回の取って置きのワザを使用する場面で、既存の原則が使用できました。

        

この図です。XY-Chainが有りました。

        

の二択チェーンです。が入るとの9が削除され、が入ってもが入るのでの9が削除されます。

        

これで正解図まで一直線です。

 

でも、あのワザは使えますヨ。


原則の根幹

2018-04-15 13:43:46 | 世界一の難問

「ユニットの作業で直ちにそのユニットの磁石は確定させない」 これが「U字型磁石の原則(キタムラ)」の根幹をなしています。

この根幹を崩さないように作業することで解答が導かれます。      

しかしながら、その根幹のために回り道を余儀なくされたり、手順を誤ると迷路に惑わされます。    

それを「世界一の難問」で解説します。

         

とりかかりで下段ユニットの1と8の共通の磁石相手候補の3が同居しますが、この段階では磁石は確定していません。

         

3以外の数字たとえば7が入りますと1-7の磁石が確定してしまいます。こういう作業をしてはいけないのです。

         

前回の第7図から始めます。中側ユニットで前回は9を物差しにして進めましたので、結局5-9の磁石だったのではという疑問が残った方がいらっしゃったと思います。今回は7を物差しにして進めます。

         

中側ユニットで5は7と同居するとで三回同居するので5-7の磁石になり、絶対に同居しない1と同種になります。には5と9が決まっていますので1と7は同時に入れません。1はで7と一回同居するとで5も7と一回同居するので、やはり1と5は同種です。同種は同居しないのでは削除されます。

         

進めて、

                 

中側ユニットで5は7と同居するとで三回同居するので5-7の磁石になり、絶対に同居しない4と同種になります。4はで7と一回同居するとで5も7と一回同居するので、やはり4と5は同種です。同種は同居しないのでは削除されます。

          

進めて、

          

多国同盟で、

         

進めて、

          

ここで9を物差しにして5と6の別居を決めたいのですが、そうすると5-9と4-6の磁石が確定してしまいます。故にその作業は致しません。(根幹が崩れてしまいます。)

           

下段ユニットで8は8-3の磁石候補として三つのに入ります。8の同種はそれぞれ三つのに入ります。の全てに入る事が出来るのは2と4と5で、磁石の可能性を調べると2-5と4-5になりますので、5が同種になります。同種は同居しませんのでは削除されます。

          

進めて、

          

ここで三つのでも同じ作業をしたいのですが、そうすると3-8の磁石が確定してしまいます。故にその作業は出来ません。従って先にを作業するとは作業出来なくなります。真の目的は8と5の別居を決めて、左側ユニットの3数字固定を無くすことですので、手順を間違えると3数字固定の迷路になる左側ユニットに手が出せなくなります。ちなみに上段・中段・右側のユニットも3数字固定の可能性が有ります。

         

左側ユニットで5と8は一回同居で共通の磁石相手候補は6ですので、は削除されます。

         

進めて、

          

前回と同じように見えると感じた方もいらっしゃるでしょうが、が入っています。こののおかげで工数が格段に増えます。6と8の二国同盟が出来ないからで、は最後の作業まで残ります。

          

多国同盟で、

          

二国同盟で、

         

左側ユニットの4の磁石候補は4-9ですが、には磁石相手候補が居ませんので削除されます。

         

左側ユニットの2の磁石候補は2-4ですが、には3と9が決まっていますので2と4の両方は入れません。従ってには磁石相手候補が居ませんので削除されます。

         

進めて、

         

中側ユニットのの3セルをご覧ください。

         

に3と8が両方入るとすると、

         

が消えますので、に入る数字が無くなります。従って3と8の両方は入りません。

         

には5と9が決まっていますので、3と8の両方は入れません。故にには3と8の片方と2と6の片方が入ります。そうするとには3または8が入りますので、7は入れません。従っては削除されます。

         

進めて、

           

さらに進めて、

         

二国同盟で、

         

二国同盟で、

         

三国同盟で、

         

二国同盟で、

           

進めて、

         

二国同盟で、

         

進めて、

         

4の奇数個連鎖 から左上へ強・強・強・弱・弱では削除されます。

         

2の四辺形の原則では削除されます。

         

進めて、

         

4の四辺形の原則では削除されます。 

               

二国同盟で、

              

下段ユニットで1と6は同居しないので同種です。で1-3の磁石とすると絶対に同居しないのは4と6と9です。その中で6と9は6-9の磁石候補となりますので、4が別の磁石候補となります。 従って1と4と6は同居しないので、は削除されます。

          

進めて、

         

下段ユニットには磁石相手候補がいないので削除されます。

        

進めて、

        

二択・三択だけが残りました。私の知っている原則ではこれから先へは進めません。では仮置きするの?いいえ違います。実は取って置きのワザが有るのです。二択は攻めようがありませんので、三択を攻めます。

        

全ての三択を調べます。それぞれ三択を含む列・行・ブロックの二択・三択の合計を調べます。合計の3個全てが奇数ならそれを選びます。は列=3で行=6でブ=7、は列=3で行=6でブ=5、は列=5で行=5でブ=5、従って今回はの三択が該当します。

        

の3つの数字の中で、列・行・ブロックの中でそれを消すとその列・行・ブロックの全てが1個の二択の環になる数字を探します。6が該当しますのでこのを確定させます。ここが二択になると永遠に解けません。(二択だけが最後に残ることは、正常な問題では絶対に有り得ません。)

        

中段ユニットを進めて、

         

上段ユニットを進めて、

          

打ち上げは下段ユニットです。(ご覧ください、とりかかり時の唯一の二択3と9が最後まで残っています。これは心理を突いた作者の巧妙な罠でしょう。)

         

限りなく正解に近い最終図です。

 

最後のワザを仮置きと感じられる方には単なる答です。  これを二択の環を避けるための理詰めと感じられる方には正解になります。

私にはこのワザは「一解の原則」の進化形に思えるのですが、如何でしょうか。 

この超難問に二つの解き順が有る事を想像された方がいらっしゃるでしょうか。            

この原則の威力の凄さを実感して頂ければ、公開した意味が有ると思います。既存の原則を使用して解かれた方を、私は存じません。              

ご覧の方もこの「U字型磁石の原則(キタムラ)」を活用して、今まで解けなかった超難問に挑戦してください。(3数字固定で無いユニットを3個見つければ、必ず解けます。)

「世界一難しい問題」の解説は今回で終りとします。

インターネットで超難問を探索しています。これは難しいと思われる問題をご存じでしたら、教えて頂ければ有りがたいと思います。是非お願い致します。

ご覧頂きまして有り難うございました。

 

※ 「一解の原則」については詳しく解説して居られる方がいらっしゃいますので、そちらをお読みください。

 

 


「世界一難しい問題」を解く

2018-02-26 17:05:33 | 世界一の難問

現在のナンプレ世界一難しい問題を、U字型磁石の原則(キタムラ)で解きます。

 

ご覧になる前に「ユニット」「磁石」「鉄」「同居」「別居=同居しない」「三回同居」「一回同居」

「同種」「異種」「磁石候補」「磁石相手候補」などの用語の意味を覚えておいてください。

     

 解き易くします。

        

行・列・ブロックを整理して、

        

下段ユニットに注目してください。

        

1と8は一回のみ同居します。この場合1と8は磁石と鉄の関係になります。1の磁石候補は1-2,1-3、

1-7で、8の磁石候補は3-8,6-8になり、共通の磁石相手候補は3なので、3セルはに確定

します。

        

進めて

        

下段ユニットの7の磁石候補は7-2ですが、ここには5と6が入りますので磁石相手候補がいません。

従って、削除されます。

        

進めて

     

下段ユニットのルートの2-4はに5と6が入りますので磁石候補になりません。

にで5を削除すると1-3の磁石が確定してしまいます。作業中のユニットでそのユニットに直ちに磁

石を確定させてはいけないのです。磁石候補を絞る作業をします。なぜなら8-3も磁石候補だからです。

従って、が入ります。

これから先はユニットで直ちに磁石を確定させるのでは無く、磁石候補を絞ることの証明を兼ねています。

     

進めて、

     

二国同盟で、

     

進めて、

     

中側ユニットで5は9と同居すると三回同居で5-9の磁石になり、絶対に同居しない6と同種に

なります。6はで9と同居するとで5が一回同居ですので、やはり5と6は同種になります。

同種は同居しないのでは削除されます。

     

進めて、

     

さらに進めて、

     

左側ユニット☐で5と8は一回同居で自社l区と鉄です。共通の磁石相手候補は6ですのでが入ります。

     

進めて

     

二国同盟で、

        

進めて、

        

 二国同盟で、

     

進めて、

     

さらに進めて、

     

三国同盟で、

     

進めて、

     

さらに進めて、

     

どんどん数字が決まります。

     

正解です。

 

行った作業は9工程です。

① 1と3と8の同居を決めて。② 磁石相手候補のいない7を消して。③ 5と8の同種を決めて。

④ 二国同盟を使用して。   ⑤ 5と6の同種を決めて     ⑥ 5と6と8の同居を決めて。

⑦ 二国同盟を使用して。   ⑧ 二国同盟を使用して。       ⑨ 三国同盟を使用しました。

 

2と3と8の三国同盟は解説のため、途中下車しただけです。

実際には1と4の二国同盟からノンストップでした。

ご覧の方も問題図を写してご自分で数字を消してみてください。

終わりの46連チャンに驚かれるかも知れません。

 

ご覧頂きましてありがとうございました。