東京ミッドタウン東側にある港区立檜町公園は、
その昔、檜が多いことから「檜屋敷」と異名をとった
萩藩・毛利家の麻布下屋敷の庭園跡です。

その広大な庭は「清水亭」と呼ばれ、
江戸の町並みを一望できる名園として
名を馳せたのだそうです。

1.4ヘクタールの敷地の約半分を占める
大きな池を囲む回遊式庭園をはじめ、
遊具のある芝生エリアなど、
地域の人々の憩いの場となっています。

色づき始めていた紅葉ですが、こちらも紅葉スポット。
明治時代には国の管轄になり、後に米軍の接収を受け、
その後敷地の大部分に防衛庁が設置され、残りの部分が
檜町公園として整備され、1963年に都立公園として開園し、
1968年に港区に管轄が移されています。

防衛庁が市谷に転出し、跡地に東京ミッドタウンが開発。
檜町公園も再整備され景観が大きく変わりました。
隣のミッドタウン・ガーデンとの
調和が取れた開放的な造りで散策にピッタリです。
東京都港区9-7-9
2021.10.28