goo blog サービス終了のお知らせ 

まるみのあっちこっち巡り

ー33,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

防災の日に東京都水道歴史館へ・・・

2018-09-12 00:27:57 | ミュージアム



9月1日1日は「防災の日」です。
東京都水道歴史館へ行って来ました。







2階は、東京水道の起源に迫る江戸上水のコーナー。
これが江戸時代の水道管です。







今回は、音声ガイダンスをお借りしました。
歴史の流れに沿って、わかりやすく解説してくれます。
英語・韓国語・中国語もあり、貸出は無料です。







こちらは八重洲北口で発掘された木樋ですが、
丸の内3丁目の木樋、神田上水・御茶ノ水の懸樋、
古文書などの貴重な資料にも出会えます。







玉川上水沿いもよく歩いたものですが、
玉川兄弟の多大な努力と苦心のドラマを
アニメーションと人形劇で紹介。







発掘された上水井戸の実物展示です。
形の違いや構造に、江戸時代の人々の
苦心や工夫が感じられます。







木樋や継手の組み方・構造など、江戸時代の
技術の高さを実物展示で見ることができます。
ほ~ら、向こう側も見えるでしょう。
ここは水の通り道だったのですね。







江戸時代の長屋の様子を再現しています。
庶民の暮らしと上水のつながりを
見学しておきましょう。







汐留遺跡に見る上水道を知ることができます。
大規模な再開発時には、
こうして遺構が発掘されるものです。







1階は、東京水道の近現代のコーナーです。
あの水色のドーム型の屋根は、
メットライフドームの近くにある
村山貯水池にある取水塔、実物大です。







小学校の遠足で見学した村山貯水池です。
懐かしい思い出もよみがえります。







「蛇口」の語源ともなっているとか。
水の出口が龍をかたどっている
蛇体鉄柱式共用栓の実物です。







こちらは、馬水槽、実物は意外なところに
存在しているのですが、ご存知ですか?
別記事でご紹介しますね。







近代水道の幕開けと共に使われるようになった
鋳鉄管(ちゅうてつかん)の変遷を知ることができます。
一番大きいものが日本最大級の水道管です。







水と暮らしの移り変わりが年表になっています。

1978年原宿に竹の子族現れる。
「原宿表参道元氣祭 スーパーよさこい2018」も
記事にしましたが、あのイベントも竹の子族が
現れたと思っていたまるみだったのです。







災害に遭った場合に住んでいる地区のどこで
給水ができるのかご存知ですか?
都内在住の方はこちらで確認できます。

災害が続く日本列島、いつ自分が災害に遭うのか
それは誰にもわからないことですが、
世界的にみても渇水傾向にありますし、
水の使い過ぎを見直さなければならない日本人、
安全で美味しい水をいつまで使用できるのでしょう?







災害用給水袋をいただきました。
実際にこれを背負う日が来ることなどないことを
ただただ祈るばかりですが・・・。

東京都文京区本郷2-7-1

2018.9.1
コメント