読書と映画をめぐるプロムナード

読書、映画に関する感想、啓示を受けたこと、派生して考えたことなどを、勉強しながら綴っています。

「男はつらいよ」

2006-08-27 11:48:05 | 映画;邦画
今日は「男はつらいよ」の日だそうだ。1969年8月27日に『男はつらいよ』シリーズの第一作が公開。「男はつらいよ」、渥美清主演・山田洋次監督(一部作品除く)の喜劇映画シリーズであることはいうまでもない。全シリーズのうち何作を観たか定かではない。日本における上質なコメディー映画だ。

「男はつらいよ」。田嶋陽子先生ならば「女の方がもっとつらいよ。ばかにすんじゃないよ」と一喝しそうなタイトルだ。でも寅さんならば「それを言っちゃぁ、おしまいよ」とうまく切り替えしてくれるだろう。寅さん=渥美清、役者である彼は辛かったに違いない。「007シリーズ」七作にしか出演していないショーン・コネリーだってこの役から抜けるために相当な苦労をしている。まさに「シリーズものの役者はつらいよ」といったところか。

「映画シリーズは松竹によって1969年から1995年までに全48作が、1997年に特別編1本が製作された。山田洋次が全48作の原作・脚本を担当。第3、4作を除く46作を自ら監督した。第3作の監督は森崎東、第4作は小林俊一である。全作品がヒットして松竹のドル箱シリーズとなり、30作を超えた時点で世界最長の映画シリーズとしてギネスブックにも認定された」。

「渥美清の死去により、1995年に公開された第48作『寅次郎紅の花』をもって幕を閉じた。その後、ファンからのラブコールが多かったとの事で、『寅次郎ハイビスカスの花』を再編集し新撮影分を加えた『寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』が1997年に公開された。

「寅さんファンクラブ会員No.1は元内閣総理大臣の小渕恵三。昭和天皇も大ファンで、ビデオを全巻持っていたらしい。変わったところでは、朝鮮民主主義人民共和国の金日成や金正日がファンであるという」。

「2006年8月4日の北日本新聞のコラム「天地人」によると、山田洋次監督は寅さんの最期を決めていたという。晩年は幼稚園の用務員になり、子供達と遊んでいるうちに死に、町の人が思い出のために地蔵を作るというものだ。最後のマドンナには黒柳徹子を考えていたらしい」。(フリー百科事典)


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