読書と映画をめぐるプロムナード

読書、映画に関する感想、啓示を受けたこと、派生して考えたことなどを、勉強しながら綴っています。

社会保険庁の杜撰さを暴いていた、「代行返上」(幸田真音著)

2008-07-23 06:18:52 | 作家;幸田真音
~信託銀行で年金基金運営に携わる河野が主人公。バブル崩壊後の長引く金融市場低迷で大企業の代行返上が始まった。その具体的内容とは?一般サラリーマンが手にする企業年金への影響は?そして株式市場はどうなる?~ . . . 本文を読む

日本音楽市場形成期の秘話が満載、「熱狂の仕掛け人」(湯川れい子著/小学館)

2008-07-13 11:28:37 | 本;ノンフィクション一般
~エルヴィス・プレスリーが日本に来なかった本当のわけ、レッド・ツェッペリンは日本公演で連日血まみれの大ゲンカ、ビートルズ・コンサートが武道館で行なわれた業界秘話、初めて明かされる音楽業界伝説の舞台裏。~ . . . 本文を読む

それは無知か、無罪か、「eの悲劇」(幸田真音著/講談社)

2008-07-10 11:41:55 | 作家;幸田真音
~eビジネスで成功し時代の寵児となった男は、なぜ大銀行のビルから飛び降りようとしたのか。安値更新していた株が急騰、最新設備を誇る外資系通信会社で何が起こったか―証券会社を辞め、警備会社に再就職した中年男が直面する事件の数々。刻一刻と進化する経済社会を生き抜く人間たちを熱く描いた傑作。~ . . . 本文を読む

一運送会社の社長の気概に学ぶ、「安藤明―昭和の快男児 日本を救った男」(古川圭吾編)

2008-07-08 11:59:15 | 本;ノンフィクション一般
~終戦直後、焼け野原の東京・築地に「大安クラブ」が誕生した。多数の美女たちが雇われ、GHQ高官相手に接待攻勢が繰り広げられた。酒、女、破格の贈り物…私財を投げ打って、この昭和「鹿鳴館」を開設した男の名を安藤明という。その目的はただ一つ。天皇制護持―。歴史の彼方に消え去った快男児の生涯が甦る。終戦史に一閃の光芒を放つ「大安クラブ」の全貌。~(紀伊國屋書店) . . . 本文を読む

「篤姫」の同時代に生きた、「あきんど―絹屋半兵衛―〔下〕」(幸田真音著/新潮文庫)と井伊直弼

2008-07-07 15:21:26 | 作家;幸田真音
昨日初めてNHKの「篤姫」を見ました。あらすじは次のような内容でした。 ~父・斉彬(高橋英樹)を裏切ることになろうとも、納得するまでは慶喜(平岳大)、慶福(松田翔太)のどちらにも味方しないことを決意した篤姫(宮崎あおい)。そんな折、滝山(稲森いずみ)が井伊直弼(中村梅雀)を大老にすべく嘆願書を持参し、篤姫にも賛同を求める。断固拒否するよう篤姫に求める幾島(松坂慶子)。しかし、篤姫は即答を避ける。篤姫と幾島の想いの溝は次第に深いものとなっていく。~ ~一方、薩摩では斉彬が新たな手を打とうとしていた。井伊に対抗して松平慶永(矢島健一)を大老に推し、篤姫の後押しをするのである。そんな斉彬の思惑をよそに、篤姫は嘆願書の件は滝山に一任すると告げる。そして、どちらが大老にふさわしいのか見定めるため、篤姫は両名に対面する。徳川家だけではなく、力のある諸侯が政を行うべきだとする慶永。対して井伊は、徳川将軍家を守り抜き、強き幕府を目指すべきであると主張する~(NHK公式サイト) . . . 本文を読む