読書と映画をめぐるプロムナード

読書、映画に関する感想、啓示を受けたこと、派生して考えたことなどを、勉強しながら綴っています。

若手官僚の仕事術、「私が官僚1年目で知っておきたかったこと」(久保田崇著/2012年刊)

2013-06-23 17:19:43 | 本;ビジネス
~「国を良くしたい」「市民や社会のために働きたい」――。そうした高い志と気持ちを持った1人の人間として、仕事を全力でまっとうするために、大事なこと、必要なこととは?  日本最高峰の頭脳集団が集まる、霞が関の政策立案の最前線で激務をこなし、今は東日本大震災で壊滅的な被害を受けた、岩手県陸前高田市の副市長として日夜奮闘する、気鋭の若手キャリア官僚が、国と地方の2つの現場から得た知識や経験からたどり着いた、「仕事で結果を出すための57の秘訣」を教えます。  本書において、本音で語られる「組織を動かす方法」と「自らの価値を高める方法」は、新人にも、部下を持つ人にも役立つ、「仕事力を鍛えるバイブル」になるでしょう。~内容(「BOOK」データベースより) . . . 本文を読む

往なしをもって「大津波を生きる~巨大防潮堤と田老百年のいとなみ」(高山文彦著/2012年刊)

2013-06-15 09:57:26 | 本;ノンフィクション一般
明治期から3・11まで三度にわたり大地震・大津波に嘆息した、東北・三陸の村「田老」。甚大な被害を出し、高さ10.45メートル、総延長2.4キロにおよぶ「万里の長城」を築きつつも、必敗の覚悟を持って自然の脅威と対峙し続けてきた人びとの逞しさを描く。日本の近代を重ね合わせ、東日本大震災をあらたな視点で見る。(新潮社) . . . 本文を読む

「常識」を覆す目からウロコの「脳はバカ、腸はかしこい」(藤田紘一郎著/2012年刊)

2013-06-11 05:27:45 | 本;エッセイ・評論
バカな脳は自分だけが満足すればいいので、甘いものや煙草やアルコールがやめられず、そのたびに身体(腸)は悲鳴をあげています。人間をコントロールしているはずの脳は、じつはダマされやすい、偏見まみれの自惚れ屋でした。   悠久の生物の歴史では、40億年前にまず腸ができ、そのずっとあと5億年前にようやく脳が誕生。生物と腸とのつきあいは長いものの、脳とのつきあいはまだ短く、それゆえ生物は脳をうまく使いこなせていない。   「腸内環境を整えることでドーパミンやセロトニンなどが脳に運ばれ、良好な精神状態が作られる」とする著者自身の最新研究成果も盛り込み、「脳」と「腸」の関係性について、わかりやすく紐解きます。(三五館) . . . 本文を読む