第一章 読書ゼミのこと
第二章 国語教育の見直しを!
第三章 日本人特有のリズム
第四章 日本語は豊かな言語
第五章 小学唱歌と童謡のこと
第六章 文語体の力
第七章 ユーモアと空想
本書を企画した筑摩書房の松田哲夫氏は藤原正彦氏の武蔵野第四小学校の四年後輩、安野光雅氏は双方の図画工作の教師という関係が生んだ本。藤原氏のことは「世にも美しい数学入門」で知る。その後、共著者小川洋子氏の「博士の愛し . . . 本文を読む
1章 日はまた昇る
2章 日本型資本主義
3章 新しい政治、新しい政治家
4章 新しい東アジア、古い反目
5章 靖国神社と歴史問題
6章 2020年の日本
前書「日はまた沈む」(1989年)は読んでいない。本書はそのエモット氏による「日本経済復活宣言」という。残念ながら、本書を見る限り新しい発見は多くない。外国人への現代日本の解説書としてなら、優れたテキストになると思う。
訳者の吉田利子氏が . . . 本文を読む
第一章 世界はどこへ向かっているのか
第二章 日本の“いま”
第三章 “仕事”に起こった変化
第四章 日本が進むべき道
第五章 経営とは?リーダとは?
第六章 個人のイノベーション
世界からは「経営理論の父」と称賛され、また自らは「社会生態学者」を任じたピーター・F・ドラッカー。2005年11月11日、96歳の誕生日を一週間後に控え、永眠。
ドラッカーの著作はこれまで数冊読んできた。いずれもボ . . . 本文を読む
著者の青島広志氏は1955年東京生まれ。作曲家、指揮者。東京芸術大学大学院修士課程を首席で修了。オペラ「黄金の国」の成功で一躍脚光を浴びる。オペラ「火の鳥」、管弦楽曲「イソップ動物記」、合唱曲「マザーグースの歌」他。東京芸術大学講師。
青島氏によると、「作曲家」は一般的に、風采のあがらない人が多いという。「シェーンベルグやストラヴィンスキーは、作曲に専念できてよかったね、と思うほどなのである」ら . . . 本文を読む
村上和雄氏の著書は以前「生命の暗号」を読んだ。「遺伝子には“電源スイッチ”がある。その「目ざめてほしい遺伝子」を自らの心持によって、スイッチ・オンせよ、という村上氏の主張が本書でわかりやすく展開される。
「アメリカの心理学者A・H・マズローは、人間の可能性を削ぐものとして、①いたずらに安定を求める気持ち、②つらいことを避けようとする態度、③現状維持の気持ち、④勇気の欠如、⑤本能的欲求の抑制、⑥成 . . . 本文を読む
第六章 第二次ポエニ戦役終期(紀元前205年~前201年)
第七章 ポエニ戦役その後(紀元前200年~前183年)
第八章 マケドニア滅亡(紀元前179年~前167年)
第九章 カルタゴ滅亡(紀元前149年~前146年)
「成功者であるがゆえの頑固者は、状況が変革を必要とするようになっても、成功によって得た自信が、別の道を選ばせることを邪魔するのである。ゆえに抜本的な改革は、優れた才能はもちなが . . . 本文を読む
第三章 第二次ポエニ戦役前期(紀元前219年~前216年)
第四章 第二次ポエニ戦役中期(紀元前215年~前211年)
第五章 第二次ポエニ戦役後期(紀元前210年~前206年)
ハンニバルの戦略は、「ローマ連合」の切り崩しであり、そのための戦術は騎兵の活用であった。一方のローマは、年に一度交代する、貴族、平民からなる執政官による一日交替の総指揮制がもたらす戦略の一貫性の欠如、重装歩兵を重視せざ . . . 本文を読む
第一章 第一次ポエニ戦役(紀元前264年~前241年)
第二章 第一次ポエニ戦役後(紀元前241年~前219年)
「ハンニバル戦記」では、紀元前264年から前133年までの、百三十年が対象になる。ローマ人にとっては、カルタゴとの間に闘われたポエニ戦役を中心に、ギリシアやシリアにまで及ぶ対外戦争の時代であった」。
「イタリア半島を統一した後、さらに海外進出をくわだてたローマは、地中海の制海権と商 . . . 本文を読む
第一章・日本という国家
第二章・対露外交
第三章・外交と国益
第四章・ネオコン
第五章・これから
佐藤優氏は東京拘置所の独房での五百十二日間の拘留を意義ある思索の時間とした。読破した書籍は約百六十冊、六十枚綴りの「研究ノート」約六十三冊を書き上げたという。同志社大学大学院神学研究科の出身であり、「左翼運動」にも没頭した経歴を持つ、その彼が国際政治について次のように語る。
「私には『究極な価値』 . . . 本文を読む
<生協への質問・意見、要望>
「パチンコの本 おいて下さい」
<生協からのお答え>
「ご要望ありがとうございます。
当生協は学生の教職員の方々をはじめとした、組合員の勉学研究支援及び生活支援等に取り組んでおりますが、ギャンブルの分野は支援できません。あしからずご了承ください。
担当・白石」
「2004年12月16日、10年強勤めた早 . . . 本文を読む