プロローグ 飛行機はなぜ飛ぶのか?実はよくわかっていない
第一章 世界は仮説でできている
第二章 自分の頭のなかの仮説に気づく
第三章 仮説は百八十度くつがえる
第四章 仮説と真理は切ない関係
第五章 「大仮説」はありえる世界
第六章 仮説をはずして考える
第七章 相対的にものごとをみる
エピローグ すべては仮説にはじまり、仮説におわる
1949年度のノーベル生理学・医学賞をとったエガモス・モニ . . . 本文を読む
上巻を約一週間かけて読み、下巻を今日一日で読んだ。上巻に登場した人物に加え、20代半ばの青年星野が後半重要な役割を演じる。本書のテーマの一つは、今生の自分を半身として捕らえその半身である「ツインソウル」を求める旅、ロードノベルになっている。
周知のように本書は、今月23日にフランツ・カフカ協会により決定されたチェコの文学賞「フランツ・カフカ賞」を受賞。同賞は01年創設で、今年で6回目。また、この . . . 本文を読む
遅ればせながらの村上春樹デビュー。エッセーとしては「意味がなければスィングはない」を今年初めに読んでいる。ジャズ、クラシックへの造詣の深さに脱帽。それにしてもまだ上巻なのに500ページ弱の分量。だいたい1時間に50ページのスローペースだから10時間近くで上巻を読んだことになる。しかし、面白い。面白いけど一気に読める量ではない。
主な登場人物は田村カフカ(15)、父・浩一、60代半ばのナカタサトル . . . 本文を読む
序 章 動き始めた「日本併合」に向けた中国のシナリオ
第1章 知らないうちに格段に進んだ中国の軍事力
第2章 東シナ海資源開発に隠された中国の真意
第3章 中国の「他国侵略」の歴史
第4章 日本は海からの侵略に耐えられるか
第5章 2010年、日本の運命の行方
「日本併合-あまりにも扇情的な言葉であると読者は感じるかもしれない。著者は約二十年間防衛庁防衛研究所で、その後杏林大学において最近まで、 . . . 本文を読む
第五章 壮年前期 Virilitas(ヴィリリタス)(承前)
紀元前60年~前49年1月(カエサル40歳~50歳)
ガリア戦役六年目(紀元前53年)
ライン再渡河、ガリアとゲルマンの比較論、クラッスス、パルティア遠征、首都の混迷
ガリア戦役七年目(紀元前52年)
ヴェルチンジェトリックス、ガリア総決起、カエサル撤退、アレンシア攻防戦、「ガリア戦記」刊行
ガリア戦役八年目(紀元前51年目)
戦 . . . 本文を読む
第五章 壮年前期 Virilitas(ヴィリリタス)
紀元前60年~前49年1月(カエサル40歳~50歳)「四十にして起つ」「三頭政治(トリウンヴィラートス)」「執政官(コンスル)就任」「農地法」「ガリア属州総督」「手足の確保」「ガリア戦記」
ガリア戦役一年目(紀元前58年)「ゲルマン問題」「その間、ローマでは」
ガリア戦役二年目(紀元前57年)「セーヌ北東」「その間、ローマでは」「ルッカ会 . . . 本文を読む
第一章 幼年期 Infantia(インファンテリア)
紀元前100年~前94年(カエサル誕生~6歳);「どこで生まれたか」「環境」
第二章 少年期 Pueritia(プエリティア)
紀元前83年~前84年(カエサル7歳~16歳);「家庭教師」「体育」「実地教育(一)」「実地教育(二)」「結婚」「成人式」
第三章 青年前期 Adulescentia(アドウレシエンティア)
紀元前83年~前70年 . . . 本文を読む
第1話 人は見た目で判断する
第2話 仕草の報告
第3話 女の嘘が見破れない理由
第4話 マンガの伝達力
第5話 日本人は無口なおしゃべり
第6話 色と匂いに出でにけり
第7話 良い間、悪い間、抜けてる間
第8話 トイレの距離、恋愛の距離
第9話 舞台は人生だ
第10話 行儀作法もメッセージ
第11話 顔色をうかがおう
人間の伝達手段における「バーバル・コミュニケーション(言葉による伝達)」と「 . . . 本文を読む
第一章 謎めいた中世音楽
第二章 ルネサンスと「音楽」の始まり
第三章 バロック 既視感と違和感
第四章 ウィーン古典派と啓蒙のユートピア
第五章 ロマン派音楽の偉大さと矛盾
第六章 爛熟と崩壊 世紀転換期から第一次世界大戦へ
第七章 二○世紀に何が起きたのか
「ただ一つ、本書を通して私が読者に伝えたいと思うのは、音楽を歴史的に聴く楽しみである。・・・『このような音楽はどこから生まれてきたのか』 . . . 本文を読む
序 章 サンタクロースは存在するか
第一章 小林秀雄と心脳問題
第二章 仮想の切実さ
第三章 生きること、仮想すること
第四章 安全基地としての現実
第五章 新たな仮想の世界を探求すること
第六章 他者という仮想
第七章 思い出せない記憶
第八章 仮想の系譜
第九章 魂の問題
本書は、著者が空港で耳にした「サンタクロースはいるのか?」という女の子の素朴な疑問にインスピレーションを得て、小林秀雄の . . . 本文を読む