~藤崎翔は外資系のクレジット・カード会社に勤務する27歳。米国本社の意向による大幅な組織改革=大規模なリストラ計画に飲み込まれた翔は、信頼する上司や同僚たちとともに会社を去り、ベンチャー企業を立ち上げる決意をする。5人でスタートした新会社は「エキノックス」。既成の概念から抜け出した新しいビジネス展開を模索する翔たちだが、なぜか最年少の翔が社長をすることに―。~ . . . 本文を読む
~大量の有価証券と共に元エリート為替トレーダーが失踪した。堅苦しい日本を飛び出し、ビジネスの拠点をNYに移した女性たちの実態を取材するため渡米した祥子は、相次ぐ不祥事に大揺れの邦人金融界に飛びこんでしまう。銀行内部の不正調査専門家と偶然同宿になった彼女は、銀行の元同僚たちと協力して組織の巨悪と闘うことに……。『ニューヨーク・ウーマン・ストーリー』(1997年、浩気社)※文庫化にあたり『偽造証券』(新潮文庫)と改題~
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~信託銀行で年金基金運営に携わる河野が主人公。バブル崩壊後の長引く金融市場低迷で大企業の代行返上が始まった。その具体的内容とは?一般サラリーマンが手にする企業年金への影響は?そして株式市場はどうなる?~ . . . 本文を読む
~eビジネスで成功し時代の寵児となった男は、なぜ大銀行のビルから飛び降りようとしたのか。安値更新していた株が急騰、最新設備を誇る外資系通信会社で何が起こったか―証券会社を辞め、警備会社に再就職した中年男が直面する事件の数々。刻一刻と進化する経済社会を生き抜く人間たちを熱く描いた傑作。~ . . . 本文を読む
昨日初めてNHKの「篤姫」を見ました。あらすじは次のような内容でした。
~父・斉彬(高橋英樹)を裏切ることになろうとも、納得するまでは慶喜(平岳大)、慶福(松田翔太)のどちらにも味方しないことを決意した篤姫(宮崎あおい)。そんな折、滝山(稲森いずみ)が井伊直弼(中村梅雀)を大老にすべく嘆願書を持参し、篤姫にも賛同を求める。断固拒否するよう篤姫に求める幾島(松坂慶子)。しかし、篤姫は即答を避ける。篤姫と幾島の想いの溝は次第に深いものとなっていく。~
~一方、薩摩では斉彬が新たな手を打とうとしていた。井伊に対抗して松平慶永(矢島健一)を大老に推し、篤姫の後押しをするのである。そんな斉彬の思惑をよそに、篤姫は嘆願書の件は滝山に一任すると告げる。そして、どちらが大老にふさわしいのか見定めるため、篤姫は両名に対面する。徳川家だけではなく、力のある諸侯が政を行うべきだとする慶永。対して井伊は、徳川将軍家を守り抜き、強き幕府を目指すべきであると主張する~(NHK公式サイト) . . . 本文を読む
~「茶碗作りをやってみようと思っているんや」ずばぬけた商才で、近江の呉服古着商「絹屋」を瞬く間に大店に育て上げた半兵衛だったが、突然、京で大流行の磁器の製造販売を思い立った。~ . . . 本文を読む
本作に登場するクライマック、それは2005年6月13日。場所は、ニューヨーク・プラザホテル。2005年と日付は、20年前にこのホテルで行われた歴史的な「プラザ合意」があった日です。主人公・笙子が宿泊するのは、竹下登大蔵大臣が宿泊し、先日6月6日付の記事「ホテル界の巨人が書いた、「『帝国ホテル』から見た現代史」(犬丸一郎著/東京新聞出版局)」で取り上げたフランク・ロイド・ライト(1867-1959)がグッゲンハイム美術館を建造中に長期滞在し終の棲家となったことから命名された「フランク・ロイド・ライト・スイート」。
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~量的緩和・ゼロ金利解除をめぐる迫力の人間ドラマ。超金融緩和がモルヒネ注射のように市場を蝕み始めている。政策転換の是非が問われる今、中井昭夫は戸惑っていた。あの夜、芦川笙子が囁いた謎の言葉。日本銀行副総裁として再び目の前に現れた笙子に惹かれる自分自身。日銀の最高意思決定機関、政策委員会のメンバーとして中井が下すべき決断は――。バブル崩壊後の日銀が抱え込んだ最大のテーマ、ゼロ金利政策解除を巡る人間ドラマ。~ . . . 本文を読む