監督：ロン・ハワード
原作：ダン・ブラウン
音楽：ハンス・ジマー
出演：トム・ハンクス 、オドレイ・トトゥ 、イアン・マッケラン 、アルフレッド・モリナ 、ジャン・レノ 、ポール・ベタニー
残念ながら原作を超えられなかった。豪華なキャストを揃えたわりには、製作に多大なお金をつぎ込んだわりには、作品としては原作以上ではなかった。単純におもしろい作品ではあるし、興行的には成功しただろうから、それはそ . . . 本文を読む
～年功序列が奪う日本の未来～
はじめに 「閉塞感の正体」を見きわめる
第一章 若者はなぜ３年で辞めるのか？
第二章 やる気を失った30代の社員たち
第三章 若者にツケを回す国
第四章 年功序列の光と影
第五章 日本時人はなぜ年功序列を好むのか？
第六章 「働く理由」を取り戻す
「本書を読んで胸が躍る代わりに、不安にさいなまれたという人は、まずはあるものを捨てなければならない。それは、例の昭和的 . . . 本文を読む
～人生のどんな問題も解決する魔法のルール～
・鏡の法則（実話にもとずくある親子のストーリー）
あなたの人生に幸せをもたらすための解説とあとがき
・人生は自分の心を映し出す鏡
・ゆるすことでやすらぎが手に入る
・ゆるすための８つのステップ
・あなたの幸せな人生の実現のために
短くも美しい本だ。移動中の車中で一時間で読めた。涙が滲んで周りの目から隠れるように本を閉じた。先日読書ノートを書いた村上 . . . 本文を読む
「ウッドストック」、「ラストワルツ」、マイケル・ジャクソンのミュージック・クリップ「BAD」演出、「ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム」を手がけた映画監督。音楽史上に名を残す名作に残すその足跡、もうそれだけ十分だと思う。しかし、彼の本懐「アカデミー監督賞」はいまだ彼の手に落ちてはいない。彼にハリウッド・ミューズはいまだに訪れてはこない。
私が観た映画だけでも、「アリスの恋」（1974年 . . . 本文を読む
村上春樹の小説で映画化されているのは、「風の歌を聴け」（大森一樹監督/1981）、「パン屋襲撃」（山川直人監督/1982）、「森の向う側（野村恵一監督/1988）、そして、イッセー尾形と宮沢りえ主演で映画化した「トニー滝谷」（市川準監督/2004年）。長編は映画化しにくいのか、すべて短編、あるいは中編小説だ。そんな中で、「スプートニクスの恋人」は映画化してほしい作品だと思った。
この小説の概要を . . . 本文を読む
今年のノーベル文学賞の有力候補の一人に、村上春樹（５７）の名が挙がっている。日本人では1968年の川端康成、94年の大江健三郎に続くかどうか注目が集まる。この三人に負けずとも劣らない海外での評価が高いのが三島由紀夫だ。彼を見出し、共にノーベル文学賞を競い、彼の葬儀委員長を務めた川端康成は三島に宛てた手紙で次のように述べている。
＜もし自分の名が日本文学史に残るとしたら、それは三島を「発見した」人 . . . 本文を読む
監督：村川徹
原作：高木彬光
音楽：宇崎竜堂
出演：夏木勲、竜崎勝、中尾彬、岸田森、島田楊子（陽子）
「光クラブ事件」をもとにした原作を映画化。かつてリクルート事件の江副浩正氏、ライブドアの堀江貴文氏が逮捕されたとき、決まって引き合いに出されたのがこの山崎晃嗣という東大生と犯罪。しかし、この三人に共通する疑念は、大きくマスコミで取り上げられ糾弾された割には、そんなに重罪だったのかということである . . . 本文を読む
監督：ヒューズ・ブラザーズ
原作：アラン・ムーア、エディ・キャンベル（原作はアラン・ムーア作、エディ・キャンベル画による同名グラフィック・ノベル）
音楽：トレヴァー・ジョーンズ
出演：ジョニー・デップ（Fred Abberline）、ヘザー・グラハム（Mary Kelly）、イアン・ホルム（Sir William Gull）、ジェイソン・フレミング（Netley）、ロビー・コルトレーン（Pete . . . 本文を読む
監督：オリヴァー・ストーン
原案：ジム・ギャリソン
音楽：ジョン・ウィリアムス
出演：ケヴィン・コスナー（Jim Garrison）、シシー・スペイセク（Liz Garrison）、ジョー・ペシ（David Ferrie）、トミー・リー・ジョーンズ（Clay Shaw）、ゲイリー・オールドマン（Lee Harvey Oswald）
１９６３年１１月２２日、テキサス州ダラスにおいて、第3 . . . 本文を読む
監督：リドリー・スコット
脚本：クレイグ・ボロティン、ウォーレン・ルイス
音楽：ハンス・ジマー
出演：マイケル・ダグラス、高倉健、アンディ・ガルシア、松田優作
今月17日、本作の「デジタルリマスター版 ジャパン・スペシャル・コレクターズ・エディション」が発売された。本作の個人的な評価は次の二点。１）日本人が出演したハリウッド映画で「レッド・サン」以来、日本人を正確に描こうとした作品であること。２ . . . 本文を読む