読書と映画をめぐるプロムナード

読書、映画に関する感想、啓示を受けたこと、派生して考えたことなどを、勉強しながら綴っています。

四世代で問われる戦争の正当性と「大いなる陰謀」(アメリカ/2007年)

2009-02-27 15:18:24 | 映画;洋画
~ロバート・レッドフォードが7年振りにメガホンをとり、レッドフォード、メリル・ストリープ、トム・クルーズとオールスターキャストが勢ぞろいし、アメリカの対テロ政策の裏を描く感動的な群像ドラマ。政治家とジャーナリストの間で繰り広げられるサスペンスフルな展開に、戦場でのドラマ、大学教授と無気力な生徒のやりとりが複雑に絡み合う。戦争や生死の意味という根源的な問題への、レッドフォードのアプローチに注目したい。(シネマトゥデイ)~ . . . 本文を読む

「おくりびと」が教えてくれるグローバリズムの本質

2009-02-25 08:09:37 | 映画;邦画
第81回アカデミー賞、決まりましたね。外国語映画賞における滝田洋二郎監督の「おくりびと」、短編アニメーション賞における加藤久仁生(くにお)監督の「つみきのいえ」、良かったですね。ハリウッドも映画とは何かという原点に返ったような思いがします。とにかく、日本だけではなくいろいろな国のエンターティメントが勃興している、そんな予感がします。 . . . 本文を読む

このような映画が作られる限り「アメリカ」を信用したい、「告発のとき」(アメリカ/2007年)

2009-02-22 19:35:43 | 映画;洋画
~失踪したイラク帰還兵の息子を捜索する父親が、アメリカ軍が封印しようとする真実に迫っていくサスペンス・ドラマ。2003年に実際に起きた事件を基に、『クラッシュ』のポール・ハギスが映画化。あえてアメリカの闇に触れ、正義ために何をすべきかを描いた。主演のトミー・リー・ジョーンズをはじめ、シャーリーズ・セロン、スーザン・サランドンの3人のオスカー俳優による、重厚な演技のアンサンブルも見どころ。(シネマトゥデイ)~ . . . 本文を読む

逃げたらアカン、ほんとうにそう思える、「帰らない日々」(アメリカ/2007年)

2009-02-07 05:20:33 | 映画;洋画
~ジョン・バーナム・シュワルツの同名小説を『ホテル・ルワンダ』のテリー・ジョージ監督が映画化した感動ドラマ。幼い息子をひき逃げされた大学教授一家と、ひき逃げ犯である弁護士の交錯する運命を描く。キャストには『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』のホアキン・フェニックス、『ブラッド・ダイヤモンド』のジェニファー・コネリーら、実力派が結集。人間の怒りと復讐(ふくしゅう)心、そして勇気を見つめた真摯(しんし)な内容に心揺さぶられる。(シネマトゥデイ)~ . . . 本文を読む

25歳のシャーリーズ・セロンがいとおしい、「裏切り者」(2000年)

2009-02-03 03:45:52 | 映画;洋画
~「PLANET OF THE APES 猿の惑星」のマーク・ウォールバーグ、「グラディエーター」のホアキン・フェニックス主演で描く社会派サスペンス・ドラマ。ジェームズ・カーン、フェイ・ダナウェイ、エレン・バースティンといった豪華ベテラン勢が脇を固める。監督は「リトル・オデッサ」のジェームズ・グレイで、自身の青年期に実際に起こった汚職事件が基になっている。~(allcinema) . . . 本文を読む

やはり人は許されて死にたいのですね、「The Last Sign」(カナダ・英・仏/2005年)

2009-02-01 08:04:43 | 映画;洋画
~『セックスと嘘とビデオテープ』のアンディ・マクダウェルと『海の上のピアニスト』のティム・ロスが夫婦役で共演したサスペンスホラー。キャシーの隣の家にマークという男が越して来てから、彼女の身の周りでは不可解な事件が次々と起こる。(「キネマ旬報社」データベースより)~ . . . 本文を読む