読書と映画をめぐるプロムナード

読書、映画に関する感想、啓示を受けたこと、派生して考えたことなどを、勉強しながら綴っています。

「難関資格に確実に合格する勉強法」(2014年/尾崎智史著)

2015-02-22 17:57:41 | 本;小説一般
本書は「その資格を取らなければ、好きな道に進めない人」のために、「合格までコツコツ持続できるように」との思いを込めて企画されました。なので、難関資格受験者にとどまらず、大学受験も含め、受験勉強中の方々全般に活用できる内容になっています。(birdtaki) . . . 本文を読む

五人の恋人への決別が心地よい「バイバイ、ブラックバード」(伊坂幸太郎著/2010年刊)

2013-08-18 17:37:44 | 本;小説一般
星野一彦の最後の願いは何者かに〈あのバス〉で連れていかれる前に、五人の恋人たちに別れを告げること。そんな彼の見張り役は、「常識」「愛想」「悩み」「色気」「上品」これらの単語を黒く塗り潰したマイ辞書を持つ粗暴な大女、繭美。なんとも不思議な数週間を描く、おかしみに彩られた「グッド・バイ」ストーリー。(「BOOK」データベース) . . . 本文を読む

あらゆるナヤミ相談の駆け込み寺「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(東野圭吾著/2013年刊)

2013-07-21 05:29:49 | 本;小説一般
夢をとるか、愛をとるか。現実をとるか、理想をとるか。人情をとるか、道理をとるか。家族をとるか、将来をとるか。野望をとるか、幸せをとるか。あらゆる悩みの相談に乗る、不思議な雑貨店。しかしその正体は…。物語が完結するとき、人知を超えた真実が明らかになる。(「BOOK」データベースより) . . . 本文を読む

軽妙洒脱に今一歩~ユーモア・ミステリー「謎解きはディナーのあとで」(東川篤哉著/2010年刊)

2012-10-09 09:26:55 | 本;小説一般
~東京・国立市を舞台に世界的な企業グループの令嬢で、新人刑事の宝生麗子が遭遇した難解な事件を、彼女の執事・影山が現場を見ずとも、概要を聞いただけで事件を推理し、解決に導いていく作品。本格ミステリーの体裁を取りつつ、影山が執事の立場でありながら麗子に毒舌・暴言を吐いたり、上司である風祭と麗子のやり取りなどユーモアをふんだんに取り入れた作風となっている。(ウィキペディア) . . . 本文を読む

そのうちにと現実を逃避してきた男の「オンリィ・イエスタディ」(志水辰夫著/1987年)

2010-04-07 17:15:52 | 本;小説一般
~冷たい雨の夜だった、池内峻介は傷ついた女を拾った。彼女は江田美也子。公にされてはならぬ情報を握っており、政治家から追われているという。男と女による風変わりな物語が幕を開ける。冒頭は喜劇であり、やがて悲劇へとその名を変えた。権力のめぐる暗闇が出会うはずもなかった二人を引き寄せたとき、運命の歯車は軋みながら廻りはじめる。~ . . . 本文を読む

複雑系文学、それともコラージュ系文学か、「後藤さんのこと」(円城 塔著/2010年)

2010-03-03 03:28:20 | 本;小説一般
~〈〈想像力の文学〉〉同僚の後藤さんの考察が宇宙創成の秘密に至る4色カラーの表題作ほか、〈早稲田文学〉から〈SFマガジン〉まで現代文学の最先端で試みられた、面白くてためにならない、でもなぜか心地いい言語遊戯6篇。~(早川書房) . . . 本文を読む