読書と映画をめぐるプロムナード

読書、映画に関する感想、啓示を受けたこと、派生して考えたことなどを、勉強しながら綴っています。

「復讐するは我にあり」(1979年)

2006-05-31 18:31:36 | 映画;邦画
岡田真澄に続き昨日、今村 昌平が亡くなった。1926年9月15日、東京生まれ。「父親は開業医。筑波大学附属高等学校、早稲田大学第一文学部卒業。長男である天願大介も映画監督。人間の欲望をユーモラスに描いた作品に定評があった。映画通の間の愛称はイマヘイ。50年余の映画監督人生の中で、監督した作品は20作品」。 「大学を卒業した1951年、松竹大船撮影所に入社。1954年に日活に移籍する。豚と軍艦、に . . . 本文を読む

「ファンファンの死」

2006-05-30 06:53:16 | Weblog
岡田真澄氏が昨日、食道がんで亡くなった。私のおそらく叶わないだろう夢の中の一つに、映画制作がある。ファンファンはその作品の中の重要なキャストの一人だった。戦後の銀幕では必ずしもメインスターではなかったかもしれない。そんな彼を主演にしたドラマを作ってみたかった。ファンファンの死でその夢の一つは脆くも潰えた。冥福を祈る。 以下、フリー百科事典から彼の生涯を辿る。 岡田 眞澄(1935年9月22日 - . . . 本文を読む

「仮説思考」(ボストンコンサルティンググループ内田和成著/東洋経済新報社刊)

2006-05-28 10:12:09 | 本;ビジネス
~BCG流 問題発見・解決の発想法~ 序 章 仮説思考と何か ・情報が多ければ正しい意思決定ができる? ・早い段階で仮説をもてばうまくいく ・現時点で「最も答えに近い」と思われる答え ・仮説思考を身につけるために 第1章 まず、仮説ありき ①なせ仮説思考が必要なのか ②先見力と決断力を支える ③情報は集めるよりも捨てるのが大事 ④大きなストーリが描けるようになる 第2章 仮説を使う ①仮説をも . . . 本文を読む

「あの戦争になぜ負けたのか」(半藤一利他共著/文春新書刊)

2006-05-27 13:33:59 | 本;ノンフィクション一般
第一部 座談会 1 対米戦争の目的は何だったのか 2 ヒトラーとの同盟は昭和史の謎 3 開明派・海軍が持つ致命的欠点 4 陸軍エリートはどこで間違えたか 5 大元帥陛下・昭和天皇の孤独 6 新聞も国民も戦争に熱狂した 7 真珠湾の罠 大戦略なき戦い 8 特攻、玉砕、零戦、戦艦大和 第二部 あの戦争に思うこと 空しかった首脳会議(半藤一利) 八月九日の最高戦争指導会議(保坂正康) 私の太平洋戦争観 . . . 本文を読む

「大丈夫な日本」(福田和也著/文春新書刊)

2006-05-24 17:51:02 | 本;ノンフィクション一般
第一章 さらば右肩上がりの時代 第二章 群雄割拠が磨いた国家経営のノウハウ 第三章 江戸システムの先進性 第四章 世界の覇者アメリカが堕ちるとき 第五章 中国の距離感を歴史に学ぶ 第六章 わが国の針路 「大丈夫な日本、とはどんな日本でしょうか。それは、持続可能な日本、大量生産、大量消費、大量移動に特徴づけられる近代の終焉を、越えていくことのできる日本です。世界的な人口増加、化石燃料や水といった資 . . . 本文を読む

「ザ・ハリケーン/THE HURRICANE」(アメリカ/1999年)

2006-05-24 06:07:12 | 映画;洋画
製作・監督:ノーマン・ジュイソン 原作:ルービン・カーター、サム・チェイトン、テリー・スウィントン 脚本:アーミアン・バースタイン、ダン・ゴードン 音楽:クリストファー・ヤング/主題歌:ボブ・ディラン 出演:デンゼル・ワシントン、ロッド・スタイガー、ヴィセラス・レオン・シャノン、ダン・ヘダヤ、デボラ・カーラ・アンガー、ジョン・ハンナ 先日久々に「ザ・ハリケーン」を観た。デンゼル・ワシントンもいい . . . 本文を読む

「魔法のように願うが叶う14の方法」(バーバラ・バーガー著/三笠書房)

2006-05-23 20:07:59 | 本;ノンフィクション一般
1 「自分の運命を動かす力」は、あなたの中にあります  ~人生をハッピーにする「心の習慣」を選びましょう~ 2 なぜ「原因」ではなく「結果」に注目するのですか? ~「人生を変える鍵」の見つけ方~ 3 「いいこと」に注目するから、幸運がやってくる ~キラキラ輝く明日をつくる「秘密の法則」~ 4 いつも“いいエネルギー”が充満している人の秘密 ~あなたの“思考”が現実をつくり出します~ 5 “ . . . 本文を読む

「首相官邸の女」(大下英治著/祥伝社)

2006-05-21 20:53:30 | 本;小説一般
一章 天国から地獄へ 二章 代議士秘書に 三章 黒い罠 四章 誘惑の甘い罠 五章 ダブルスパイ 六章 闇の首領 七章 海上の極秘会談 八章 利権・核廃棄物 九章 長老抱き込み 十章 復讐の首相官邸 「本書では、実名政治小説でとうてい使うことのできない秘話もふんだんに使うことができた」と本書扉に紹介されている。平成5年(1993年)5月に新書版が刊行されている。書棚に置いたままになっていた文庫本を . . . 本文を読む

「IT日報で営業チームを強くする」(長尾一洋著/実務教育出版刊)

2006-05-18 19:58:55 | 本;ビジネス
*長尾一洋;NIコンサルティング ~全社員で担当者をバックアップするシステムづくりへ~ 1)IT化された日報は最強の教育ツールだ 2)お客様を全社の財産にする日報システム 3)営業スタイル別日報システム構築のポイント 4)部下を育てる日報コメントの書き方 5)システム運用前に研修で社員の意識改革を 6)営業チームを強くするために評価の仕組みをどう変えるか 7)ナレッジ・コラボレーション営業へ *営 . . . 本文を読む

「レッド・バイオリン/The Red Violin」(1998年Cinema Club)

2006-05-17 20:36:15 | 映画;洋画
「ストラディバリウス、4億円で落札 楽器の最高記録に」という見出しが新聞各紙を飾った。アントニオ・ストラディバリ(Antonio Stradivari,1644年 - 1737年12月18日)は、イタリアの弦楽器製作者。 「ニューヨークの競売会社クリスティーズによると、16日にオークションにかけられた1707年のバイオリンの名器ストラディバリウス「ハンマー」が、楽器としては過去最高の354万40 . . . 本文を読む