読書と映画をめぐるプロムナード

読書、映画に関する感想、啓示を受けたこと、派生して考えたことなどを、勉強しながら綴っています。

仕事のスピードを無理なく加速する、「スピードハックス」(大橋悦夫、佐々木正悟著)

2007-10-31 08:02:28 | 本;ビジネス
仕事が遅いのは「やり方」を知らないだけ!人気の仕事術ブログを運営する著者が、誰でも簡単に、今日から仕事のスピードを上げられるコツ(スピードハックス)を、9つのステップ(章)からわかりやすく、余すところなく紹介します。(本書より) . . . 本文を読む

今起きてもこうなる有事へのリアリスティックな世界を描く、「半島を出よ(上)」(村上龍著)

2007-10-29 15:51:30 | 本;小説一般
北朝鮮のコマンド9人が開幕戦の福岡ドームを武力占拠、2時間後、複葉輸送機で484人の特殊部隊が来襲、市中心部を制圧した。彼らは「反乱軍」を名乗った…。財政破綻し、国際的孤立を深める近未来日本に起こった奇蹟。 . . . 本文を読む

ミスター百貨店が薦める一冊「ノードストローム・ウェイ(新版)」

2007-10-27 06:15:46 | 本;ビジネス
徹底した「お客様第一主義」で、顧客満足の世界No.1企業となった百貨店ノードストローム。その独創的な経営手法を解明した本書は、サービス業ばかりでなく、ビジネスに携わる人すべてにとって必読書といえる。話題のベストセラーに、最新情報を付加した文庫新版。 . . . 本文を読む

日本防衛の実態を浮き彫りにする名作、「宣戦布告」(2001年)

2007-10-26 04:39:21 | 映画;邦画
「ある日、福井県・翡翠浜で国籍不明の潜水艦が座礁した。さっそく福井県警と機動隊が駆けつけて艦内を調査したところ、そこには数丁の大型銃器と銃殺されたと思われる死体が残されていた。潜水艦の発見現場・敦賀半島は3つの原子力発電所を構える地域でもあり、周囲に緊張が走る」。 「一方、首相官邸や警察庁では少ない情報に混乱が生じていた。そんな中、福井県警が潜水艦の乗組員らしき男を捕獲。取り調べの結果、北東人民共和国特殊作戦部隊11人が重火器を携え侵入したことが判明する。一刻の猶予も許されない状況に、首相・諸橋挨一郎の決断が迫られていたが…。『宣戦布告』は、1998年に麻生幾によって書かれたポリティカルサスペンス小説。自衛隊の治安出動における武器使用の問題点や、弱腰な政治家達のやり取りをリアルに描いた作品」。 . . . 本文を読む

17年後の今ここにある危機の予言、「外交敗戦―130億ドルは砂に消えた―」(手嶋龍一著/新潮文庫)

2007-10-25 07:25:15 | 本;ノンフィクション一般
『ウルトラ・ダラー』の著者だけが知る、日本の大失策!それは、大蔵省、外務省の暗闘が招いた結果に他ならなかった――。湾岸戦争終結後、クウェート政府が発表した感謝国リストに〈JAPAN〉は存在しなかった。130億ドルもの国家予算を投じ多国籍軍を支援しながら、ニッポンを迎えたのは、世界の冷笑だった。戦略なき経済大国の「外交敗戦」を、『ウルトラ・ダラー』の著者が圧倒的な情報力で描ききる。『一九九一年 日本の敗北』改題。 . . . 本文を読む

責めるべきは男の身勝手と描かれる、「こわれゆく世界の中」(イギリス・アメリカ/2006年)

2007-10-24 15:52:14 | 映画;洋画
「ロンドンを舞台に、2人の対照的な女性の間で真実の愛を求めてもがく男性の姿を描いたラブストーリー。監督は『イングリッシュ・ペイシェント』のアンソニー・ミンゲラ。主人公をミンゲラ作品の常連ジュード・ロウが、彼を取り巻く女性2人を『ショコラ』のジュリエット・ビノシュと『美しい人』のロビン・ライト・ペンが演じる。男女の心の機微を丹念にとらえた語り口と、私生活を思わせる役柄に挑戦したジュードの好演を堪能したい」。(シネマトゥデイ) . . . 本文を読む

テラ・インコグニタに挑む理由、「走ることについて語るときに僕の語ること」(村上春樹著)

2007-10-23 02:48:54 | 作家;村上春樹
村上春樹が、はじめて自分自身について真正面から綴った9章+2。彼自身は「走ってきた」を通じてついて語る「メモワール」(回想録)だと述べています。テラ・インコグニタに挑む理由、「走ることについて語るときに僕の語ること」(文芸春秋刊) . . . 本文を読む

温暖化よりも寒冷化に立ち向かうエリートたち、「サンシャイン2057」(アメリカ/2007年)

2007-10-22 07:00:29 | 映画;洋画
2057年、太陽はその輝きを弱めつつあり、地球は氷に閉ざされた世界になっていた。そんな中、太陽に向かう宇宙船イカロス2号には、日本人船長カネダをはじめ、副船長のハーヴェイ、物理学者のキャパ、精神科医のサール、植物学者のコラゾン、エンジニアのメイスとトレイ、パイロットのキャシーで成る国際色豊かな8人が乗り込んでいた。彼らの使命はマンハッタン島ほどもある核爆弾を太陽に送り込み、死にかけている太陽を再生させることであった。 . . . 本文を読む