読書と映画をめぐるプロムナード

読書、映画に関する感想、啓示を受けたこと、派生して考えたことなどを、勉強しながら綴っています。

「ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方」(アメリカ・イギリス合作/2004年)

2006-08-28 23:25:33 | 映画;洋画
原題:“The Life and Death of Peter Sellers” 
監督:スティーヴン・ホプキンス / 原作:ロジャー・ルイス / 脚本:クリストファー・マーカス、スティーヴン・マクフィーリー /音楽:リチャード・ハートレイ /

出演:ジェフリー・ラッシュ、シャーリーズ・セロン、エミリー・ワトソン、ジョン・リスゴー、ミリアム・マーゴリーズ、スティーヴン・フライ、スタンリー・トゥッチ、ピーター・ヴォーン、ソニア・アキーノ

彼もまた、「クルーゾー警部」に俳優としての可能性を搾り取られた一人だろう。その辺の心情はこの映画に詳しい。「愛し方」とあるが、映画を見る限り素直に愛せる人柄ではない。ジェフリー・ラッシュのセラーズは見事だ。ジョン・リスゴーの長髪は笑える。シャーリーズ・セロンは相変わらず妖艶だ。

ピーター・セラーズ(Peter Sellers, 1925年9月8日 - 1980年7月24日)は、「イギリスのコメディアン・喜劇俳優。本名は、Richard Henry Sellers(リチャード・ヘンリー・セラーズ)だが、幼少時から両親に『ピーター』と呼ばれていた。これは死産だった兄の名前という」。

「イギリスのハンプシャー、サウスシーで演芸人一家に生まれ、2歳で初舞台を踏んだ。ダンスのほか、ウクレレやバンジョーなど楽器の演奏にも才能を現し、幾つかのジャズバンドとドラマーとして公演旅行を行ったりした。また、ウィンドミル・シアターに出演したことでも知られている」。

「1950年に映画初出演。1956年の『マダムと泥棒』でコメディアンとしての評価を得る。1959年にはイーリング・スタジオ製作の幾つかの喜劇に出演した。
1963年に公開された『ピンクの豹』で演じたクルーゾー警部は脇役であったが、主役を食うほどの抱腹絶倒の演技で一躍話題となり、クルーゾー警部を主役に据えて制作された『ピンク・パンサー』シリーズで、世界に名を馳せる俳優となった。しかし『ピンク・パンサー3』、『ピンク・パンサー4』をはじめ、立て続けに成功を続け人気絶頂だった1980年夏に急逝。死因は数年来のハードスケジュールがたたった心臓発作といわれている」。(フリー百科事典)


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