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<目次>
Chapter1)仕事は、他人の力を借りれば、4倍楽しくなる
Chapter2)勉強が嫌いな人でも人生の「学び」ならたのしめる
Chapter3)仕事を楽しそうにしている人の秘密
Chapter4)不採用通知は、自分の人生を闘っている賞状だ
Chapter5)仕事とプライベートは分けるな
Chapter5)目的地までの旅を楽しくする
著者は、30歳になる2006年、三井物産、セブン&アイ・ホールディングスなどから出資を受け、代表取締役社長の元日本生命の出口治明さん(65)とともに生命保険準備会社ネットライフ企画株式会社を設立。インターネットを主な販売チャネルとする「ネット生保」としては、SBIアクサ生命保険(現・アクサダイレクト生命保険)に続いて2社目。
MBA取得者のアントレプレナーとしては楽天の三木谷浩史さん(48)さん、マネックス証券の松本 大(49)さんが思い浮かびますが、著者である岩瀬大輔(37)さんもその系譜の一人と言えばそうですが、一流大学を出て大手企業を経て、あえて背水の陣で起業する気概はやはり人並み以上の、日本をなんとか自分の手でよくすることに自身の全身全霊で立ち向かう姿には頭が下がります。
著者が大事にしてきた3つの仕事観は・・・
①何をやるかよりも「誰とやるか」
②自分にしかできない「何か」はあるか
③社会に「足跡」を残したい
著者が示す「入社10年目の羅針盤」は、本書で直接触れてもらうしかありませんが、自分が30歳のとき何を考えていたかと思い起こすと恥ずかしいばかりです。できれば、今30歳前後の方々には本書を読んで、おおいに刺激を受けて欲しいと願います。
本書で著者がハーバード経営大学院時代にかんめいを受けたという箴言を書き残しておきたいと思います。
Knowing “Just Enough”(これで十分、満足したことを知る)
Planned Happenstance(計画された偶然性/天職というものは存在しない。悩みながら道を切り開き、その都度、懸命にやっていくこと自体がキャリアなのだ)
“Dream as you’ll live forever, live as if you’ll die tomorrow.”(「永遠に生きるように夢見て、明日死んでもいいように生きる」)
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