28日(日)に奈良クラブの今季の奈良県社会人リーグにおける全日程が終了する。最終戦の相手は県リーグ最下位に沈む信貴ヶ丘AURA。よほどのことが無い限り負けることはないだろうが、とにかく勝利すれば文句なしでリーグ2位が決定。最終順位決定のプレーオフに好条件で出場することができる。
この奈良県リーグには何とも“けったいな”このプレーオフが毎年慣例化している。リーグ戦における各チーム消化具合もバラバラで、雨天でも平気で順延になってしまう奈良県リーグは総当たりたった1回戦。これがせめて2回戦総当たりにでもなれば、こんなプレーオフなどせずに府県リーグ決勝大会へと進む2チームの代表を決められるはずなのだが。今季もそのプレーオフの時期が迫ってきた。日程は下記の通り。
10月4日(土)
10:00キックオフ @奈良産業大学信貴山グラウンド
リーグ戦3位 VS リーグ戦4位
10月5日(日)
10:00キックオフ @葛城市新町グラウンド
リーグ戦1位 VS リーグ戦2位
11月9日(日)
キックオフ時間未定 @奈良産業大学信貴山グラウンド
5日の敗者 VS 4日の勝者
※10/5の勝者と11/9の勝者が府県リーグ決勝大会へ進出
この府県リーグ決勝大会を勝ち抜くと関西リーグDiv2へ昇格
・優勝チーム自動昇格
・準優勝チームは関西リーグDiv2の7位と入替戦)
12月より1次ラウンド開幕 1月に決勝戦
現在、県リーグの1位を決定しているJSTは、1位でこの日程に臨むことが決まっている。奈良クラブの勝ち点差は4で、28日の最終戦に奈良クラブが勝利して、JSTが負けたとしても順位が入れ替わる可能性はない。ただ、2位の奈良クラブから3位のAtletico、4位のポルベニルカシハラまで勝ち点差はわずか1ポイントずつのため、仮に奈良クラブが28日の最終戦に負けてしまうと、3位もしくは最悪4位でプレーオフに臨む形になる。その違いはどうなるのかというと、上記の組み合わせを見てもお分かりのように、消化試合数の違いだ。
2位で臨むことができれば、10/5の一戦に勝利するだけで奈良県リーグ代表の座を確定することができる。ただ、3位ないし4位の場合はなんと11月に上位プレーオフの敗戦チームともう1度試合を戦わなければならない。10/5の一戦に負けた際も同じことだ。戦力的には問題ないかもしれないが、精神的にかかるプレッシャーは大きい。
昨年まで、なんとこの3試合を1日でやってのけるという催行の形を奈良県リーグは執っていた。つまり、ろくに休む間もなく連戦を強いられるチームが出てくるということだ。会場の確保及び府県リーグ決勝大会に進出するチームの決定を限られた日程で決めてしまわなければならない実情があるようだ。実は奈良クラブの前身である都南クラブは昨季のプレーオフをこれで落としてしまった過去がある。残念ながら実力は有りながらも府県リーグ決勝大会へ進出できなかった。都南クラブからの在籍選手も数多くチームの屋台骨になっている奈良クラブとしては昨季の借りを必ず返さなければならない。
確実に迫ってきた負けられない戦い。幾ら経験者を数多く揃える奈良クラブと言えども今季の県リーグ戦績における3試合の引き分けを考えれば決して油断はできない。その1試合はおそらくプレーオフで再度対峙するであろうJST。決着をつける時が来た。
選手たちはもう府県リーグ決勝大会のことを口にしている。そう、この近畿2府4県の代表チームが出揃い、互いにせめぎ合って関西リーグ昇格を目指す府県リーグ決勝大会こそ激戦の舞台となろう。奈良クラブは“奈良県を脱した”時に初めてその進化と真価を問われるのだ。
28日は必勝でいこう。
この奈良県リーグには何とも“けったいな”このプレーオフが毎年慣例化している。リーグ戦における各チーム消化具合もバラバラで、雨天でも平気で順延になってしまう奈良県リーグは総当たりたった1回戦。これがせめて2回戦総当たりにでもなれば、こんなプレーオフなどせずに府県リーグ決勝大会へと進む2チームの代表を決められるはずなのだが。今季もそのプレーオフの時期が迫ってきた。日程は下記の通り。
10月4日(土)
10:00キックオフ @奈良産業大学信貴山グラウンド
リーグ戦3位 VS リーグ戦4位
10月5日(日)
10:00キックオフ @葛城市新町グラウンド
リーグ戦1位 VS リーグ戦2位
11月9日(日)
キックオフ時間未定 @奈良産業大学信貴山グラウンド
5日の敗者 VS 4日の勝者
※10/5の勝者と11/9の勝者が府県リーグ決勝大会へ進出
この府県リーグ決勝大会を勝ち抜くと関西リーグDiv2へ昇格
・優勝チーム自動昇格
・準優勝チームは関西リーグDiv2の7位と入替戦)
12月より1次ラウンド開幕 1月に決勝戦
現在、県リーグの1位を決定しているJSTは、1位でこの日程に臨むことが決まっている。奈良クラブの勝ち点差は4で、28日の最終戦に奈良クラブが勝利して、JSTが負けたとしても順位が入れ替わる可能性はない。ただ、2位の奈良クラブから3位のAtletico、4位のポルベニルカシハラまで勝ち点差はわずか1ポイントずつのため、仮に奈良クラブが28日の最終戦に負けてしまうと、3位もしくは最悪4位でプレーオフに臨む形になる。その違いはどうなるのかというと、上記の組み合わせを見てもお分かりのように、消化試合数の違いだ。
2位で臨むことができれば、10/5の一戦に勝利するだけで奈良県リーグ代表の座を確定することができる。ただ、3位ないし4位の場合はなんと11月に上位プレーオフの敗戦チームともう1度試合を戦わなければならない。10/5の一戦に負けた際も同じことだ。戦力的には問題ないかもしれないが、精神的にかかるプレッシャーは大きい。
昨年まで、なんとこの3試合を1日でやってのけるという催行の形を奈良県リーグは執っていた。つまり、ろくに休む間もなく連戦を強いられるチームが出てくるということだ。会場の確保及び府県リーグ決勝大会に進出するチームの決定を限られた日程で決めてしまわなければならない実情があるようだ。実は奈良クラブの前身である都南クラブは昨季のプレーオフをこれで落としてしまった過去がある。残念ながら実力は有りながらも府県リーグ決勝大会へ進出できなかった。都南クラブからの在籍選手も数多くチームの屋台骨になっている奈良クラブとしては昨季の借りを必ず返さなければならない。
確実に迫ってきた負けられない戦い。幾ら経験者を数多く揃える奈良クラブと言えども今季の県リーグ戦績における3試合の引き分けを考えれば決して油断はできない。その1試合はおそらくプレーオフで再度対峙するであろうJST。決着をつける時が来た。
選手たちはもう府県リーグ決勝大会のことを口にしている。そう、この近畿2府4県の代表チームが出揃い、互いにせめぎ合って関西リーグ昇格を目指す府県リーグ決勝大会こそ激戦の舞台となろう。奈良クラブは“奈良県を脱した”時に初めてその進化と真価を問われるのだ。
28日は必勝でいこう。