2010年度のJFLは新たに松本山雅FC、栃木ウーヴァFC、ツエーゲン金沢の3クラブを加えた18チームで3月14日から開幕している。既に今週末で7節目を迎えているJFL。京都の太陽が丘陸上競技場では佐川印刷と昨季までのTDK SCからチーム名を改称してJリーグ参入を狙うブラウブリッツ秋田の一戦が行われ、2-1で佐川印刷が勝利。ここまでの7試合で無敗を貫いた。
6節を終えて佐川印刷は3勝3分0敗。5節MIOびわこ戦ではエース塩沢の4得点を含め8得点の猛攻を見せるなど好調さが際立つ。対するアウェイの秋田は2勝2分2敗とまずまずのスタート。前節の町田戦では1点差で勝利を逃しているため、この試合を制して勝ち越しを狙いたいところだ。
昨季から秋田でプレーするFW菅原。
かつてはグルージャ盛岡で地域決勝にも臨んだ。
今季から1stカラーが赤に変更された佐川印刷。
ホームの声援を味方に2年目の櫛田がボールをキープ。
開始早々の4分に高橋の得点で先制した佐川印刷だったが、追加点は立て直した秋田の守備の前に遠い。前線の松田と菅原という長身2トップに合わせてアーリークロスを放り込む秋田の前に徐々に守備に追われる時間も増えていく佐川印刷。32分にはCKから秋田FW菅原に頭でゴールを割られるもののここはキーパーチャージで事なきを得る。しかし、39分にはエリア内で吉木が相手選手を倒しPKを与えてしまい、これを松田に決められ1-1とされ前半を折り返した。
FC東京をはじめ7クラブを渡り歩いた松田。
秋田の前線の起点として貴重な同点PKを決めた。
佐川印刷FW平井がゴール前に迫る。
それを阻む秋田DF高橋。集中した守備。
後半序盤から試合のペースを掴んだのは秋田。56分にMF今井が最終ラインからのロングパスを受けそのままにゴール前へ切れ込みシュート。これは惜しくもバーに弾かれる。しかしながらこの直後にDF富永が警告2枚目で退場処分。ここから攻勢を秋田は徐々に失うことになった。
秋田守備陣の中核として君臨していた富永。
後半の早い時間帯にピッチを去ることに。
貴重な先制点を決めた佐川印刷DF高橋。
秋田の長身FW陣を空中戦でシャットアウト。
是が非でも追加点を先に取りたい両チームの戦いはラスト10分からヒートアップ。双方に決定機を作り出すと、それに呼応するように両チームの守護神がビッグセーブを見せて観衆を沸かす。3分が提示されたロスタイムに突入した1分後、佐川印刷はここまで得点ランクトップタイを走るエース塩沢が劇的な勝ち越し弾を頭で決めて試合を制した。
プリントダイナマイト快進撃。
塩沢のトップタイとなる6得点目のゴールで勝負を決めた。
無敗を貫く佐川印刷の快進撃。他会場では来季のJ参入を狙う首位・町田ゼルビアをはじめ上位陣が揃って勝利。順位に変動はないものの次節はその首位・町田を迎えての無敗同士の対決が実現することとなった。これは非常に面白い試合になりそう。対して惜しくも勝ち点1ポイントを逃した秋田も今後は上位陣との戦いが続く。北東北初のJ参入を目指す秋田の戦いぶりも今後注目だ。
6節を終えて佐川印刷は3勝3分0敗。5節MIOびわこ戦ではエース塩沢の4得点を含め8得点の猛攻を見せるなど好調さが際立つ。対するアウェイの秋田は2勝2分2敗とまずまずのスタート。前節の町田戦では1点差で勝利を逃しているため、この試合を制して勝ち越しを狙いたいところだ。
昨季から秋田でプレーするFW菅原。
かつてはグルージャ盛岡で地域決勝にも臨んだ。
今季から1stカラーが赤に変更された佐川印刷。
ホームの声援を味方に2年目の櫛田がボールをキープ。
開始早々の4分に高橋の得点で先制した佐川印刷だったが、追加点は立て直した秋田の守備の前に遠い。前線の松田と菅原という長身2トップに合わせてアーリークロスを放り込む秋田の前に徐々に守備に追われる時間も増えていく佐川印刷。32分にはCKから秋田FW菅原に頭でゴールを割られるもののここはキーパーチャージで事なきを得る。しかし、39分にはエリア内で吉木が相手選手を倒しPKを与えてしまい、これを松田に決められ1-1とされ前半を折り返した。
FC東京をはじめ7クラブを渡り歩いた松田。
秋田の前線の起点として貴重な同点PKを決めた。
佐川印刷FW平井がゴール前に迫る。
それを阻む秋田DF高橋。集中した守備。
後半序盤から試合のペースを掴んだのは秋田。56分にMF今井が最終ラインからのロングパスを受けそのままにゴール前へ切れ込みシュート。これは惜しくもバーに弾かれる。しかしながらこの直後にDF富永が警告2枚目で退場処分。ここから攻勢を秋田は徐々に失うことになった。
秋田守備陣の中核として君臨していた富永。
後半の早い時間帯にピッチを去ることに。
貴重な先制点を決めた佐川印刷DF高橋。
秋田の長身FW陣を空中戦でシャットアウト。
是が非でも追加点を先に取りたい両チームの戦いはラスト10分からヒートアップ。双方に決定機を作り出すと、それに呼応するように両チームの守護神がビッグセーブを見せて観衆を沸かす。3分が提示されたロスタイムに突入した1分後、佐川印刷はここまで得点ランクトップタイを走るエース塩沢が劇的な勝ち越し弾を頭で決めて試合を制した。
プリントダイナマイト快進撃。
塩沢のトップタイとなる6得点目のゴールで勝負を決めた。
無敗を貫く佐川印刷の快進撃。他会場では来季のJ参入を狙う首位・町田ゼルビアをはじめ上位陣が揃って勝利。順位に変動はないものの次節はその首位・町田を迎えての無敗同士の対決が実現することとなった。これは非常に面白い試合になりそう。対して惜しくも勝ち点1ポイントを逃した秋田も今後は上位陣との戦いが続く。北東北初のJ参入を目指す秋田の戦いぶりも今後注目だ。