カンアオイ

野草の観察・ハイキング・旅行・散歩などメモ的な身辺雑記。

バイカウツギ

2007年05月25日 | 
バイカウツギ(梅花空木)
今年も鉢植えのバイカウツギが純白の花を咲かせた。ツバキと並べて玄関先に置いているので、窮屈で可哀想である。今年は例年に無く花も大きく花付きもいい。家内が堆肥や油粕などをやっているのだろう。昨日、国立近代美術館で愛光の展覧会を見た序でに、平川門から皇居二の丸庭園を一回りしてからNHKの名曲リサイタル(ソプラノ・ピアノ)の収録を観賞、帰宅22時。二の丸庭園の花菖蒲は6月10日前後が見頃と園丁さんは言う。それでも早咲きの3種がもう花開いていた。庭園ではウツギがそろそろ盛りを過ぎていて、ヤマボウシの大木が三本満艦飾に見事であった。バイカウツギは西洋のものとの交雑で品種改良されているのであろう?我が家のは、原種より花が大きく一部雄蕊が花弁化して半八重咲きにもなっている。この木はよく水を欲しがるので切らせるわけには行かない。ヨーロッパでは匂いのつよいのもあり、アルハンブラ宮殿やイングランドの広い庭園で伸び伸びした満開の容姿が印象深い花木である。
NIKON・COOLPIX・L12の処女シャッターである
二の丸庭園で植え込みの中に珍しい黄色のラン?を発見。わざわざ園丁さんの脚を運ばせて見てもらったところ、寄生植物「ヤセウツボ」と教えてもらう。なお、我が庭には黄色の花を付ける「ガンゼキラン(岩石蘭)絶滅危惧種」が毎年咲くが、今年も立派に咲いてくれている。日陰になるその場所がよっぽど気に入ってくれたのであろう。これは不思議の一つである。十数年前、上野御徒町の露天商から500円で家内が購入したもの。