カンアオイ

野草の観察・ハイキング・旅行・散歩などメモ的な身辺雑記。

里山の風物

2006年04月02日 | 日記
癒しの被写体?お花見をメインのデジカメ散歩です。
↑金剛寺の無造作な地蔵尊
お花見をメインに散策した副次的な癒しを感じる風物の幾つかです。

↑民家①白梅、ボケ、レンギョウなどが咲く

↑梅岩寺の六地蔵尊
↑春祭りの「灯篭」には家内安全えんまのしたのちからもちと書いてある。

↑民家②御岳渓谷散策路沿いの民家の庭にはトサミズキ、コウゾ、ミツマタ、ウメ、サンシユ、アブラチャンなど早春の花木が咲く。
↑今の人は知らない戦後間もない頃、ラジオで聴いた懐かしい歌「お山の杉の子」の歌碑があった。このあたりの風景から生まれたとある。歌手:安西愛子さんの署名。
↑小沢酒造の休憩園地にある「北原白秋歌碑」ここにある「鉾杉」をめでた短歌が彫られている。ユバそば・酒饅頭・搾りたての生酒など寛げる空間である。沢井駅に近いが、なお軍畑駅へ河畔の道は続いている。私たちはここから青梅駅へ電車に乗った。
↑民家③青梅三お大尽の一つ。小沢酒造当主の堂々たる貫禄の母屋と手入れの行き届いた惚れ惚れする庭。紅梅が咲き残っていた。
↑民家④青梅市郷土博物館に隣接して展示。移築されたこの辺りの典型的な農家。白木蓮の大樹が咲き残り、メタセコイアの裸木の背が抜きん出て高くシルエットにて聳えている。

野草ウォッチング

2006年04月02日 | 日記
稀産種を見る2006/04/01
御嶽駅で下車踏切を北へ渡り山裾を歩く。ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリ、ノジスミレ、カントウタンポポ、ムラサキケマン、ショカッサイを見る。その中に下記絶滅危惧種2種を観察。
上から下へ順次①マルミノウルシ(トウダイグサ科・絶滅危惧種)②イヌノフグリ(ゴマノハグサ科・在来種で絶滅危惧種とは知らなかった驚き。)

多摩川へ下り御岳渓谷散策路を沢井までたどり散策。③キクザキイチゲ(キンポウゲ科)奥多摩ではキクザキイチゲよりアズマイチゲが圧倒的に多いと思う④エイザンスミレ(スミレ科)⑤ヒメスミレ(スミレ科)のほかにユキヤナギの(実生)野生種を沢山河原に見る。何か不思議な気がした。元々このような場所が彼らの自生地なのだったのだろうか?カキドウシ、キランソウ、キジムシロ、気の早いクサノオウ、ツボスミレ、タチツボスミレ、テンナンショウ、マメヅタ、ジロボウエンゴサクなどを見る。



接写は難しい。益して腕とカメラと風には負けた。全く幼稚ですが、お許しあれ。想像力豊かにご覧ください。

枝垂桜

2006年04月02日 | 
青梅の枝垂れ桜を訪ねて
万歩会のI・T氏とS・Sさんと私の三人で枝垂桜のお花見をした。

↑梅岩寺の有名な枝垂桜の古木である。左の2枚は本堂左手の山裾にある悠然たる主人公のサクラである。先に満開となり、花色は白が勝っています。。右の2枚は本堂正面で地面に沢山の枝をこすり付けている濃い桃色のやや遅れて満開のサクラです。若いので艶っぽい容姿です。この2本のほかに、まだ若木で蕾のものや、姿劣らず樹陰から覗くソメイヨシノや白花満開のスモモの大樹も境内にあります。


↑金剛寺の境内に威容を誇った枝垂桜です。残念ながら数年前に雪の重みで枝が折れてしまいました。この寺の境内には青梅の地名が生まれた元となった由緒ある梅の銘木が鎮座します。


多摩川縁にある平岡黄梅(書道家)さんの庭に咲く枝垂桜です。壮年/若年の2本がありますが、やはり若い方が遅咲きのようです。赤紫のミツバツツジが競うように満開で、いっそう華やいでいます。芝生には、ハナニラが涼しげに咲き群がり、鉢植えにはイタドリの真っ赤な斑入りの新芽が土を擡げています。

青梅駅を南に河岸段丘を下ると若鮎の彫像がある多摩川の園地に出ます。河畔ではバーベキューを楽しむグループが幾つも集い、広い雑木林では、もう山吹が咲き始めました。堤はソメイヨシノの並木がきれいです。若草色の柳も色の変化を演出しています。今日のお花見散歩の仕上げの眺めとしました。
青梅駅前の喫茶店で、開いた万歩計は17328歩のカウントでした。