カンアオイ

野草の観察・ハイキング・旅行・散歩などメモ的な身辺雑記。

上野東照宮牡丹園

2006年04月29日 | 日記
ロダン・カリエール展から牡丹園へ
←国立西洋美術館の前庭には、ロダンの「考える人」と「地獄の門」が左右に対して展示されている。今回、彫刻家ロダンと画家カリエールの二人展が開催される機会に、初めて、両巨匠の芸術の真髄を目の当たりに、ロダンと交流があったドビュシーの音楽を耳にしながら観賞した。

←上野東照宮の牡丹苑は寒牡丹でも有名である。
冬ぼたん(1月1日~2月下旬)、ぼたん(4月中旬~5月中旬)

←お寺さんに多く植栽されているシャガ(胡蝶花)は古く中国から渡来したユリ科の植物。一日花ですが、群生して次から次へ咲きだし、今が真っ盛りです。この他の植栽で目立つのが「ケマンソウ」です。エビネも一箇所ありました。

←苑内には投句コーナーがありました。私の句は左側です。
敢えて華万としましたが、これはケマンソウ(ケシ科)のことで、漢字では華鬘草と書きます。タイツリソウ・フジボタンの別名もあります。高山植物の女王コマクサの仲間です。

←苑内の展示は傘をかぶせ、ヨシズの覆いがしてあります。日本の園芸では秋の菊花展と並ぶ伝統文化の一つであり雰囲気はいいです。でも入園料600円は高いと思います。外国人観光客向けにも、もっと見てもらうには、65歳以上の割引料金制など見習ってPRするサービス精神が欲しいですネ。

←明るく開けると、ぼたん苑出口付近から五重塔が望める。

←東照宮本殿参道の両側に並ぶ石燈籠群。句碑がある。
富貴には遠し 年々牡丹見る  鉄之介 
 乱世を酌まむ 酌む友あまたあり 尾藤三柳


←境内の絵馬堂は、ずっしりと沢山の絵馬を吊るす。

←①初めて拝観した上野大仏の顔面②上野精養軒への角に立つ地蔵尊③お化け燈籠(通称)