朝日カルチャーセンター☆ブログ

関西4教室(中之島・京都・川西・くずは)の最新情報をお届けします!

●週末に楽しむ絵画教室、第70回関西水彩画展で好成績!【中之島】

2014年03月31日 12時00分00秒 | 中之島教室
中之島教室「週末に楽しむ絵画」教室からお知らせが届きました!
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第70回関西水彩画展がはじまり、「週末に楽しむ絵画」教室の成果は昨年、一昨年と好調を維持。

この教室の殆どの方がこの展覧会に出品されており、いい春の訪れとなりました
幸運があったこともありますが、何をおいても作品がよかったこと。これに尽きます。
100号(162×130㌢)というような大きな作品になってきますと、いつもの習作と違って、
見たものをそのままに描くだけではなく、絵をつくること、何を描き、絵で何を伝えたいのか・・・
こうしたコンセプトから始めなければなりません。先ず自分をしっかり確立し、
こうした地道で厳しい努力を積み重ね、始めて結果がついてきます。
進級するにつれ、ハードルが高くなります。心して存在感のある絵を目指し、
しっかりと歩んで行ってほしいと思います。

皆さんの作品は以下の通りです。

会員 浅野哲夫さん CONTAINER (F100号)

今迄は錆だらけの「滅び」の美を追求したコンテナばかりでしたが、
今回は現役バリバリのコンテナの登場です。
規則正しいシンメトリーな構図やこの暗号のような文字は、見る人に
扉の向こうを問いかけています。これはノアの方舟の現代版とでも
言える未来へ向けて積み込んだ「平穏」かもしれません。
この問いかけは続いていきます。
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会員 天野紀美恵さん 街 (P100号)  

中之島から大川を隔てて見た大阪中心街の朝、昼、晩。世界に向けて
沢山の情報が発信され、大きなビル群は楽しく踊り、川面にその影を
浮かべています。よく見ると、川面は近くの和菓子屋さんの包装紙が。
細やかにそして大胆に街の情感を歌いあげています。
この独特の感性で描く、街シリーズはこれからどんな展開をするのか楽しみです。
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会員 市川順子さん 蔵王堂 (F100号)

「向日葵の市川さん」と向日葵が代名詞でしたが、今回は吉野の「蔵王堂」。
丁度10年前、始めて一人で蔵王堂へ写生に。真正面から取り組んだのが
60回記念展の作品。その時はしっかり描けず、10年経っての70回記念展を機に、
もう一度チャレンジ。視点を定め、垂木、大斗などを一本一本奉納する気持ちで
描いたとのこと。疎かに描いてはいけないが逆に窮屈になってしまいました。
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会員 柏 貴夫さん 3.11 忘れない (F100号)  

あの痛ましい「3.11」から3年が経ちました。縮こまったまま桜は根こそぎに、
愛犬も濁流に飲まれ、取り残されたいたいけな少年。その澄んだ瞳には怖れはなく、
希望に向かってのまなざしが感じられます。
訪れ来るカラスのカー子、小首をかしげユーモラスなしぐさ。すっかり仲良しに。
この友情に支えられ、逞しく育って行ってほしいと願わずにはおれません。
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会友 飯田哲子さん さようならK-dock(F80号) 会員推挙

100余年の歴史を持つK-dockは先年、会社更生法を申請し倒産。
今はひっそりと秋の陽の中に佇んでいます。見上げるような壁は鉄錆で赤く染まり、
ひたすら静かに眠っています。何回か写生に行ったこの思い出のK-dock。
尽きせぬ画趣に富み、操業の音と共に懐かしく思い出されます。
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会友 井上京子さん 想 (F100号) 会員推挙

ギリシャ神話のダフネーが出発点。エロースから相手を恋する「金の矢」に
射られたアポロン、それを疎む「鉛の矢」を射られたダフネーはアポロンの求愛から
逃れるために月桂樹に変身します。彼女の「真の想い」に想いをいたす作品。
抽象化されたことにより、より深い想いを感じさせます。
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一般 津村康予さん お・ん・な (変100号) 一般賞

「難しくてついていけないので、辞めたい」と入って間もない彼女から言われたのは
三年ほど前のことです。「じきに面白くなるから」と引き留め、新聞紙2枚を合わせた
大きさで等身大を始めた途端、突然変身。用紙を床に置いたりして見事な描きっぷり。
絵からは楽しさが一杯に伝わってきます。
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会友 三浦 繁さん DOCK黄昏 (F100号)  

倒産、消えゆく神戸ドック挽歌。入り組む頑丈な鉄骨は長き歴史を偲ばせ、
空は燃え尽きて赤、そしてまた赤。使われなくなったウィンチには赤さびが浮き、
暮れゆく陽に赤く照らされています。初出品初受賞も、昨年の会友推挙作品も
3年続きにこのドック。「行」のように、ドックを描き続けています。
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会員 山村法子さん GRAFFTI (F100号) 会員推挙

GRFFITIは落書きの意。こうした街の片隅を伸び伸びと描くのは、彼女の
得意とするところ。教室でやった「段ボールを使って」を随所に取り入れ、
街をシャープに切り取っています。左上の少女の顔も段ボール、コンクリートの
段差も段ボール、至る所に段ボールが使われた作品です。
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同展は大阪市立美術館で、3月18日(火)~23日(日)まで開催されました。

追記:今回も会員・成川明子さんは病気のため、不出品でした。
この熱い想いが皆さんの成績を押し上げたように思えてなりません。早い回復を願っています。
(石橋新司)


数々の展覧会に入選者を多数輩出している「週末に楽しむ絵画」教室は、毎週金曜日18時から
ご見学もしていただけますので、お気軽にご連絡ください

お申し込み・詳細はこちらから
または中之島教室(06-6222-5222)まで
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●平成25年度 国立劇場文楽賞に野澤錦糸さん【中之島】

2014年03月29日 17時33分30秒 | 中之島教室
中之島教室からのお知らせです!
「義太夫」教室の文楽協会技芸員 五世・野澤錦糸先生が
平成25年度 国立劇場文楽賞の大賞を受賞されました
2014年の1年間に業績をあげた文楽の技芸員に贈られる同賞。
先生の今後ますますのご活躍をお祈り申し上げます!

また、明日2014年3月30日(日)には、中之島教室「義太夫」教室の受講生が出演する
「錦糸たまごの会 第2回 素人による義太夫の会」が開催されます!
時間:14:00開演(13:30開場)~16:00終演予定
会場:豊中稲荷神社 参集殿
料金:1,000円

演目:菅原伝授手習鑑 車曳の段/寺入りの段/寺子屋の段
出演:錦糸たまごの会    
   野澤 錦糸  
   豊澤 雛文
★公演の詳細はこちらをご覧ください


中之島教室の義太夫講座はこちら!講座名をクリックしてください
ご見学もできますので、お気軽にお問い合わせくださいね

義太夫 毎週木曜 10時~12時
義太夫三味線(文楽) 第1・3火曜 15時半~17時
義太夫の世界に触れてみよう!~義太夫1日体験 4/24(木)10時~12時
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●湯浅邦弘先生著のムック『孫子』発売中【中之島】

2014年03月29日 15時12分05秒 | 中之島教室
こんにちは!中之島教室からお知らせです
「270分で学ぶ名著『孫子』」講座の湯浅邦弘先生のムック本が発売されました!
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NHKテレビテキスト「100分 de 名著」「孫子」
2014年3月 (2014年 2月25日発売)
定価550円(本体524円)
※NHKで毎週水曜23時~放送中の「100分de名著」で3月に取り上げられました。
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「270分で学ぶ名著『孫子』講座は
4/22~6/24の第4火曜 13:00~14:30に開催!
お申し込み・詳細はこちらから
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●重森千青先生の記事が掲載されました【中之島】

2014年03月20日 12時29分34秒 | 中之島教室
こんにちは!中之島教室からお知らせです。
「美しき日本庭園」講座の重森千青先生が、
『週刊新潮』「とっておき 私の京都」に4週間連続で記事を掲載中です
1回目…2014年3月 6日号 (2014/02/27発売)
2回目…2014年3月13日号 (2014/03/06発売)
3回目…2014年3月20日号 (2014/03/13発売)
4回目…2014年3月27日号(2014/03/19発売)

第1回目は重森先生の祖父で作庭家である重森三玲(みれい)さんの代表作、東福寺本坊庭園。2回目は重森家との交流がある大徳寺大仙院庭園、3回目は七代目小川治兵衛の作庭による無鄰菴、4回目は重森千青先生自身が作庭された真如堂の随縁の庭を紹介します。
ぜひご覧くださいね

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重森先生の講座「美しき日本庭園~その構成の魅力とは」
4月11日、6月13日(金)11:00~12:30に開催します!
4月は龍安寺(京都)、6月は九條邸跡庭園(京都)を訪ねます。
お申し込み・詳細はこちらから
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●復刻ホトトギス が刊行されました!

2014年03月17日 15時39分44秒 | ニュース♪
こんにちは! 中之島教室から 耳より情報です

明治30年(1897年)に創刊され、100年以上休むことなく刊行され続けてきた月刊誌「ホトトギス」。
このたび、創刊号から第70巻12号(昭和42年)までを収録した「復刻ホトトギス」
刊行されました!
58,000枚を超える原版画像で、ホトトギスの歴史をご覧いただけます。



画像形式(jpg)なので、パソコンやiPadで閲覧いただけます。※写真はiPad版のパッケージ

サンプル版の入手やご購入をご希望の方は ≪公益財団法人 虚子記念文学館≫ へ
お問い合わせください。

(↑画像をクリックするとお申し込み書のPDFが開きます)

朝日カルチャーセンターでは、「ホトトギス」名誉主宰・稲畑汀子講師の
「俳句に親しむ」講座(中之島教室)
をはじめ、
俳句鑑賞・実作の講座を開講中です。

俳句講座の詳細はこちら(中之島教室)をご覧ください。

俳句講座の資料請求はこちらからどうぞ!
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●インテリアやギフトにおすすめ♪プリザーブドフラワー 母の日アレンジ【芦屋教室】

2014年03月10日 09時30分00秒 | 芦屋教室
こんにちは芦屋教室のぴよ子からおすすめ講座のご案内です

「お花は大好きだけど、手入れが大変」「お花をプレゼントしたいけど、花粉症だったらどうしよう」・・・
そんな悩みを解決してくれる魔法の花がプリザーブドフラワーです
生花を特殊保存加工することで、みずみずしさ、質感を長期間保つことができます

今回は母の日前の5月1日にこんなアレンジを行います
バラの花とカーネーションを贅沢にアレンジギフトBOX付きです!(サイズは12cm×17cm)。


花とリボンの色を、ピンク、黄色、ブルーから選べます。
(ピンク、黄色はバラとカーネーションをアレンジ。
ブルーは、白バラと青いカーネーションをあしらいます

3色それぞれ、表情が違う作品に仕上がりますよ
キュートなピンク

クールにブルー

黄色いバラは父の日のプレゼントにも最適。


品の良い淡い色合いが特徴の山口先生のアレンジ 性別、年齢を問わず喜ばれること間違いなし
ギフトBOXに入れリボンをかけてお持ち帰りいただけます。

めんどくさがり屋のぴよ子()は、ギフトBOX付きに感動!このまま玄関に置いてプレゼントしてと妄想が膨らみます。
各色定員5名なので、「この色が良い!」という方はお早めにお申し込みください。ちなみに現在の一番人気はブルーです

5月1日(木)開催・「プリザーブドフラワー 母の日アレンジ」の詳細・申し込みはこちらから
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●おすすめ!「芦屋市会下山遺跡の歴史的意義を考える」 【芦屋】

2014年03月06日 20時00分09秒 | 芦屋教室
こんにちは! 芦屋教室からおすすめ講座のご紹介です

「弥生時代の『高地性集落』はなにを物語るか
 - 芦屋市会下山遺跡の歴史的意義を考える」


                    

会下山(えげのやま)遺跡を知っていますか?

会下山(えげのやま)遺跡は、市内三条町の山のいただきにある集落遺跡です。
水の豊富な平野の中で稲作農耕を営んでいた弥生文化の時代にあって、
山のいただきにある集落は大変珍しい存在であり、教科書などでは「高地性集落」
として紹介される、全国的に有名な遺跡です。
芦屋市の紹介ページより ※遺跡発見のエピソードなどをご覧いただけます)

芦屋市の六甲山麓の支丘上には、史跡である会下山をはじめ、いくつかの高地性
集落があります。農業を基盤とする弥生時代には、水田耕作に便利な低地に集落を構える
ことが一般的であったにもかかわらず、こうした不便な山頂に遺跡が出現する
背景には、複雑化した弥生時代の社会情況が反映されていると考えられます。

講座では、考古学者で桜井市纏向学研究センター所長の寺澤薫さんが、
日本列島各地の「高地性集落」の実像を時間を追って紹介します。

高地性集落とは何であったのか??
高地性集落が示す弥生時代の政治と社会状況とは??
高地性集落がこの国の国家形成に果たした役割とは??

芦屋周辺にお住まいの皆さま、古代史ファンの皆さま、激動期の弥生時代について
ご一緒に考えてみませんか?

お申し込み承り中です!

日時: 3月29日(土)10:30~12:00
講師: 考古学者・桜井市纏向学研究センター所長 寺澤 薫

講座の詳細・お申し込みはこちらから。

または、芦屋教室 0797・38・2666 へお電話ください
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●中川委紀子講師が『根来寺を解く』を出版!【中之島教室】

2014年03月05日 10時52分01秒 | 中之島教室
「根来寺再発見から~学侶と行人」講座の講師、中川委紀子さんが
新刊『根来寺を解く 密教文化伝承の実像』を出版されました!

平安時代に覚鑁(かくばん)上人によって開創された根来寺。戦国時代には鉄砲を手にした僧兵が
戦国大名と互角に戦うなど、大きな勢力を備えていました。豊臣秀吉によって大塔(国宝)などを
残して焼き払われましたが、徳川家の外護を受けて主要な伽藍が復興されました。900年にも及ぶ
根来寺の歴史を読み解き、日本仏教の特質に迫る一冊です。

朝日新聞出版
定価1680円(税込)
(ISBN 978-4-02-263015-5)
朝日新聞出版の公式サイトから購入できます



中之島教室の講座はこちら!

「根来寺再発見から~学侶と行人」
日時:3月22日(土)10:30~12:00
講師:新義真言宗 総本山根来寺 根来寺文化研究所主任研究員 中川 委紀子


根来寺大塔(国宝)は総高37m。中世のかたちをそのまま伝える、
日本でただ一つの真言大塔です。その大塔の完成から2年後の
天文18(1549)年、宣教師ザビエルが来日。彼は高野山や比叡山
と同様に、根来寺は学侶が学ぶ大学(教学寺院)であることを本国に
報告しました。そして元亀元(1570)年、大阪福島の信長陣に雑賀、
湯川、紀伊国奥郡が総勢二万人、鉄砲三千挺を携えて出陣した中には
学侶とともに根来寺を組織していた根来寺行人の姿もありました。
根来寺は平安時代12世紀に創建した真言宗寺院。一体どのような寺院
だったのでしょう。新しい史料を加えて実像をたずねてみたいと思います。
お申し込みはこちらから
根来寺の大塔
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●朝日新聞朝刊「ニュースの扉」に亀山郁夫さんが登場【川西教室】

2014年03月04日 20時27分58秒 | 川西教室
川西教室からお知らせです。
昨日の朝日新聞朝刊「ニュースの扉」に、ロシア文学者・亀山郁夫さんの記事が掲載されました!


「亀山郁夫さんと歩くソチ」と題し、かつてスターリンが一大保養地へと整えた
ソチの町を歩きつつ、現在のロシアの姿に迫ります。
記事はこちらからご覧いただけます(朝日新聞デジタルへの登録が必要)

亀山さんはドストエフスキー研究の第一人者で、新訳『カラマーゾフの兄弟』は
百万部を超える大ベストセラーとなりました。
川西教室では、6月7日に亀山さんをお迎えし、講座を開催します!

運命と意志の物語 ドストエフスキー文学の深層に迫る
日時:6月7日(土)14:00~16:00


ドストエフスキー研究の第一人者、名古屋外国語大学学長の亀山郁夫さんが新訳した
『カラマーゾフの兄弟』は、斬新さと読みやすさで多くの読者を魅了し、百万部を
超える大ベストセラーになりました。作品がうまれた19世紀後半のロシアでは、
数世紀に及ぶ農奴制が廃止され、自由を手にした人々が都市に流入しましたが、
その多くは仕事や希望を得られず、犯罪が急増して社会は混乱し、不穏な空気に
満ちていました。ドストエフスキー自身、思想犯として死刑判決を受けた後
シベリアに流刑となり、約10年の刑期を終え文壇に復帰しますが、常に厳しい
検閲にさらされていました。「本音と建前の間で描かれた彼の作品には、限りない
<謎解き>の面白さがある」と亀山さんは言います。亀山さんは、『カラマーゾフ
の兄弟』に続き『罪と罰』『悪霊』の新訳も刊行しましたが、「50代半ばまで、
翻訳は自分には無縁の仕事だと思っていた」と言います。
亀山さんを翻訳に駆り立てたものは何か。現代日本でドストエフスキーはなぜ
蘇ったのか。偶然と必然、運命、黙過などをキーワードに、例外なく何らかの
「傷」を負っている登場人物を通して、作品の深層を語ります。
ドストエフスキーを読んだ人、読めずに挫折した人、ともに是非ご参加ください。

詳細・お申し込みはこちらから または川西教室(072-755-2381)まで
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●カワイイ!! 切り絵教室 長靴をはいた猫 【芦屋】

2014年03月04日 12時36分14秒 | 芦屋教室
芦屋教室からカワイイ 講座のご案内です!

「切り絵教室 長靴をはいた猫」
 
                       

今回のモチーフは、“長靴をはいた猫”
黒い紙をデザインカッターでカットし、美しい和紙で色づけします。
透かしを入れて窓辺に飾るとキラキラ光り、とってもキレイ
工作が苦手な方も大丈夫! 切り絵初心者も丁寧に指導します。

 ◆講 師  切り絵作家 佐川 綾野
 ◆日 時  3月31日 月曜 13:00~17:00


詳細・お申し込みはこちらから

↓童話や花などをモチーフにした繊細で素敵な切り絵がたくさん!

佐川綾野さんのブログはこちらから
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