朝日カルチャーセンター☆ブログ

関西4教室(中之島・京都・川西・くずは)の最新情報をお届けします!

●エッセー・大森教室の西村さんがエッセー集を出版【中之島】

2013年11月28日 19時29分57秒 | 中之島教室
こんばんは!中之島教室からお知らせです。
中之島教室で開講している「エッセー・随筆教室」(古代民俗研究所代表・大森亮尚講師指導)を
受講されている西村惇子さんが、このたび本を出版されました。

エッセー集「麦畑の記憶」
「昭和」という時代の哀しみと煌めき。過ぎた時、出逢う時…、それぞれに愛しさは募る。
折に触れて感じた様々な想いを紡ぐエッセイ、32編。


日本図書刊行会より 1,575円(税込)で好評発売中です!
お近くの本屋さん、またインターネットでも購入可能ですので、気になる方は検索してみてくださいね

「エッセー・随筆教室」は、第1・3火曜10:30~12:30に開講しています。
添削や合評を通して文章力を磨きましょう。
講座の詳細はこちらから
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●公開講座「マグダラのマリア~聖女か娼婦か」のご案内 【芦屋】

2013年11月22日 18時38分42秒 | 芦屋教室
こんにちは!芦屋教室から来週のおすすめ講座のご案内です。

「マグダラのマリア - 聖女か娼婦か」

日時:11月29日(金)13時~14時30分
講師:京都大学大学院教授 岡田 温司


イエスの愛人とも娼婦ともされてきた聖女マグダラのマリア。彼女はいったい何者なのか――

ベストセラー小説から映画化もされた『ダヴィンチ・コード』では、
レオナルド・ダ・ヴィンチ作「最後の晩餐」に描かれたキリストの右隣に座る人物が、
マグダラのマリアだとされ、話題になりました。

美術の重要なテーマでもあった彼女とは、果たして何者か。
"罪深き女"なのか、"聖人"なのか、キリストとの関係は?

図像を読み解きながら、不思議で魅力的な女性像の秘密に迫ります。

講師は、6月に公開講座「マリアの処女懐胎」で聖母マリアの神秘を解説してくださった、
岡田温司・京都大学大学院教授です。



profile: 1954年生。京都大学大学院博士課程終了。著書『もうひとつのルネッサンス』(平凡社ライブラリー)、
『メシーシスを超えて』(勁草書房)、『カラヴァッジョ鑑』(人文書院、編著)、『モランディとその時代』(人文書院、
吉田秀和賞受賞)、『フロイトのイタリア』(平凡社、読売文学賞受賞)、『マグダラのマリア ― エロスとアガペーの聖女』
(中公新書)、『アダムとイヴ ─ 語り継がれる「中心の神話」』(中公新書)など。


グイド・レーニ、エル・グレコなど、数々の画家によって魅力的にかつ、
謎めいた存在として描かれた彼女。
西洋絵画や宗教絵画の教養としても、おすすめの講座です

講座の詳細、お申し込みはこちらをご覧ください。

お電話は、芦屋教室(0797・38・2666)へ。
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●「学びたい色と形」展覧会、開催中!25日まで【川西】

2013年11月21日 15時37分13秒 | 川西教室
こんにちは!広報部です。
現在、阪急川西能勢口駅にあるギャラリー川西で、川西教室の「学びたい色と形」の教室展を開催中です!

この展覧会を開催するにあたり、当講座の講師をされている純粋造形家の片山哲夫先生から、見どころをお伺いしました!

それは・・・「色彩比率利用の新しい絵画」

片山先生が考案された、“今までの絵画に登場しなかった新しい方法論による「新」絵画”です。

風景画や静物をそのままの色で描くのではなく、美しい色彩比率の色を使って表現しようという、斬新な試み。

まず、色面にさまざまな好みの色を配置した「色彩比率」を作ります。
自分が“美しい”と思うバランスで色や配置を決めます。


次に、「その比率の色で」絵を描きます。

左の写真に色彩比率を当てはめると、右のような色合いに!
例えば、上の絵では「色彩比率」に白が2つしかないため、絵のどの部分に「白」を
持ってくるかがポイント。林の中で、2本の木に効果的に使っています。

一番下の絵では、全体をピンク色で描き、「色彩比率」で1つだけ存在した「赤」を
家の屋根に配置しました。絵の全体がぐっと締まりますね。

このような感じで、自然には存在しないような配色が、不思議な雰囲気の、
美しく整った絵に仕上がっています。

これを抽象化すると・・・?

↓↓↓

色彩比率を作り、それに基づいた絵を描き、さらにそれを簡潔に抽象化!
バランスが取れていて、楽しい絵になりました!
抽象画は鑑賞が難しいと思っていましたが、理屈がわかると少し身近に感じるように
なるかも知れません。

先生の書かれた「色彩比率」の説明はこちら!

※クリックすると拡大します

展覧会では、片山先生の指導を受けた受講生の意欲作がずらりと並びます。
お近くにお立ち寄りの際は、ぜひ本物の絵をご覧くださいね!


<展覧会の詳細>
期間:2013年11月20日(水)~25日(月)
  10:00~18:00
会場:ギャラリーかわにし
阪急能勢電鉄・川西能勢口駅(駅舎1階)
川西市栄町20番1号


片山先生の「学びたい色と形」講座の詳細はこちらから
ご見学もいただけますので、お気軽に川西教室(072-755-2381)までお電話ください
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●片山治之先生の「野の花」展へ行ってきました! (レポ) 【中之島】

2013年11月15日 08時28分41秒 | 中之島教室
こんにちは、中之島教室です
片山治之講師の年末恒例の「野の花展」が11/7から開催中です。

11/7~11/12 の間は[ 茶屋町画廊 ]で、
11/25~12/1 の期間は[ 画廊シャノワール ]で開催されます。
※11~18時(最終日は16時まで)

今回お邪魔したのは、茶屋町画廊です。



朝日新聞朝刊掲載の「野の花」の原画20点や大作を含む作品群。
どれも繊細で、やさしい作品ばかりです。





↓この作品のグレー地も手描き。むらのない色はテクニックが必要です。


↓先生によると、一番製作が大変だったのは「蓮の花」だそう。


お正月明けから約8カ月かけた大作。
大きな作品のため、フレームもマットも特注で、特にフレームは「木」にこだわり、
見えないところで接いでいるそうです

さて、会場では2014年の「野の花カレンダー」や、
イラスト集「野の花通信」も販売されています。
カレンダーは毎年完売続出!の人気品。



↓「野の花通信」では、春・夏・秋・冬に分類したイラストが楽しめます


カレンダーは、会場以外では、朝日カルチャーセンターの芦屋教室、川西教室でも販売予定。
ご希望の方は各教室へおたずねください

さて、片山治之先生の定期講座「野の花を描く」は、中之島教室と芦屋教室で開講中です。
どちらも好評につき満席のため、ご受講はキャンセル待ちで伺っています。

片山先生の楽しい話を聞きたい! という方に朗報
12月6日(金)13時~14時30分に、
1日講座「おもしろい野の花、ゆかいな野の花」を開講します!
野の花にまつわる楽しいお話満載の90分。 珍しい植物も見物できるかも?!
ただ今、お申し込み承り中です。公開講座ですので、どなたでもご受講いただけます

詳しくはこちらをご覧ください。
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●「リコーダーアンサンブル」講師がコンサートに出演♪【川西教室】

2013年11月14日 10時00分00秒 | 川西教室
こんにちは!川西教室のOです

「リコーダーアンサンブル」講座の水越美鈴先生が、12月1日(日)14時から、
川西市みつなかホール文化サロンにて行われる「バロック音楽の愉しみ」に出演されます

演奏曲の一つであるテレマンの「トリオソナタ ヘ長調」は、水越先生が演奏を切望されていた曲。
水越先生が演奏されるリコーダーと、他にヴィオラ・ダ・ガンバ、スピネットがメロディーを奏で合う、
賑やかで楽しく、それぞれの楽器の音色も味わえる魅力的な曲です。
17世紀から18世紀のヨーロッパで、主に室内サロンコンサートなどで演奏されていた音楽です。
柔らかい音色に身も心もリラックスして、午後のひと時をお過ごしください

水越先生が担当されている「リコーダーアンサンブル」講座は、今年4月に始まった新しい講座で、
水越先生は和音をきれいに響かせることを大切にレッスンされています。
最近では「他の人の音が聴けるようになってきたと喜ぶ受講生も!
受講生みんなで音作りを楽しまれています。ご興味のある方はぜひご見学や1回体験をしにいらしてください。
お子様やお孫さんが使わなくなったリコーダーで十分楽しんでいただけます
講座の詳細はこちら

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「バロック音楽の愉しみ」
日時:12月1日(金)14:00開演
場所:川西市みつなかホール 文化サロン
  リコーダー:水越 美鈴
  ヴィオラ・ダ・ガンバ:西村 喜子
  スピネット:青木 好子


※画像をクリックすると拡大します
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●友岡子郷先生が2013年度の兵庫県文化賞を受賞【中之島】

2013年11月13日 21時00分00秒 | 中之島教室
中之島教室「自分の俳句を作ろう」講座の友岡子郷講師が、2013年度兵庫県文化賞を受賞されました!おめでとうございます
友岡講師

長年にわたる俳句の創作活動、同人誌「椰子」の創刊など、俳句を世に広める活動を続けられてきた姿が評価されたとのこと。今後ますますのご活躍をお祈り申し上げます

「自分の俳句を作ろう」講座の詳細はこちら
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●「奈良を撮る」写真展 スカイロビーで開催中!【中之島】

2013年11月13日 18時35分53秒 | 中之島教室
こんにちは!広報部Bです

いま、中之島フェスティバルタワー13階のスカイロビーでは
プロカメラマン塚原紘講師の「奈良を撮る」教室の写真展を開催しています
塚原先生の写真「千手観音」を含め、全16点の力作が飾られています!
教室の現地撮影会で撮影された写真や個人で撮った写真がずらり。


搬入の様子


写真の配置にもこだわりが!



この作品展は11月19日(火)16時まで開催されます。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいね

「奈良を撮る~実践と理論」講座は月曜日の13時半~開講中!現地実習と教室での講評を繰り返し、レベルアップを目指します!
教室授業の時は見学もできますので、お気軽にお問い合わせくださいね
講座の詳細はこちらから!
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●和田萃先生の新著 『歴史の旅 古代大和を歩く』 をご紹介!

2013年11月09日 18時50分13秒 | ニュース♪
こんにちは、中之島教室です

11月1日に刊行されたばかりの、京都教育大名誉教授・和田萃(あつむ)先生の新著
『歴史の旅 古代大和を歩く』をご紹介します。


(吉川弘文館:定価2,940円)

「豊富な写真と味わい深い文章で、ヤマトタケル、三輪山の神など、記・紀の伝承や土地の歴史を描く。
時空を旅するガイドブック」です。( 吉川弘文館の書籍紹介より)
三輪山、二上山、箸墓古墳、石上神宮、吉野、甘樫丘……、古代史ファンにはおなじみの各地が、
写真とともに紹介されています。

同書は、大型書店やamazon等インターネットの書籍通販でお求めいただけます。

中之島教室では、和田先生から寄贈いただいたご本が館内で閲覧可能です。
(ご希望の方は、職員におたずねください)

なお、和田萃先生の講座は各教室で開講中です。※詳しくはリンク先をご覧ください。



 中之島教室「古代逍遥」(土曜 10:00~:12:00)

 中之島教室「古代史を問う」(水曜 13:00~14:30)
    ※和田先生は、11月13日(水)の ≪天平文化と藤原広嗣の乱≫ を担当されます。

 梅田教室「壬申の乱の謎(近江編)」(12月14日 土曜 13:00~14:30)

 京都教室「古事記と日本書紀(4)」(11月16日 土曜 13:00~14:30)
    ※テーマは ≪ヤマトタケル 東征を中心に~ヤマトヒメ命と、ミヤズヒメ≫ です。
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●週末に楽しむ絵画教室・熊谷守一大賞展に市川順子さんが入選!【中之島】

2013年11月06日 12時00分00秒 | 中之島教室
こんにちは 中之島教室の「週末に楽しむ絵画」からのお知らせです
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熊谷守一大賞展に市川順子さんが入選!

この大賞展のテーマは「自然へのまなざし」。ビエンナーレのこの大賞展に
「週末に楽しむ絵画教室」の市川順子さんが2回連続で入選されました
しかも今回は「賞候補」という快挙です。凄い迫力をご覧ください

 題名「生きる」 サイズS50号(116.7×116.7㌢)


ひまわり畑をゆっくりと老婆が手押し車を押しています。たわわに実ったひまわりは黄金色に映え、
老婆をブルー一色でまとめた配色。他の色を必要としないこの切れの良い対比が、画面を一気に締め、
更に視点の低さが向日葵の大きさを強調し、覆いかぶさってくるようです。

静かに黄金色の実りへと向かう老婆の歩みは、「生きる」を象徴的に暗示しています。
 会場は守一の生まれ故郷、岐阜県中津川市・熊谷守一記念館隣接のアートピア付知交芸プラザ(岐阜県中津川市付知町4956-52 ℡0573-82-3939)。
11月9日~11月17日まで開催。

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数々の展覧会に入選者を多数輩出している「週末に楽しむ絵画」教室は、毎週金曜日18時から
ご見学もしていただけますので、お気軽にご連絡ください

お申し込み・詳細はこちらから
または中之島教室(06-6222-5222)まで
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●瀬戸内アートの旅 レポート!【中之島・川西】

2013年11月05日 17時16分44秒 | 中之島教室
中之島教室「週末に楽しむ絵画」教室の石橋新司先生からレポートが届きました
朝日カルチャーセンターの受講生のみなさまと、瀬戸内のアートを満喫する旅行に行ってこられたとのこと
それでは旅行記をお届けします!どうぞ

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 10月の23・24日、「学びたい色と形」教室(川西教室)と「週末に楽しむ絵画」教室(中之島教室)は合同でアートの旅を楽しんで来ました。
向かった先は、「瀬戸内国際芸術祭トリエンナーレ2013」

 雨の出発
「台風27号が本土直撃」予報が「ノロノロ」へと変わり、ならば「雨が降っても、風は大丈夫」と決行することにしました
総勢23名。梅田からバス、もう降っています

姫路経由で小豆島へ。台風予報のせいかフェリーはガラ空き、激しい雨で島影は見えません。やはり駄目だったのだと後悔がよぎります。
昼食のお弁当を食べ終わる頃には、すっかり元気に。船内を貸切りのよう、ゆったり使ったゴージャスな旅に心が弾んできます


 初日は小豆島へ
 先ず向かったのは鎮守の森パビリオン。設計は金沢21世紀美術館を作った建築家西沢立衛。
八幡神社の境内に大きな鉄板2枚を重ね合わせてできた空間だけのものですが、その中は時がゆっくり流れ、爽やかな風が抜けて行きます。
大きさに圧倒されながら、中へ入ってみると安堵感で一杯。ここからの青空はさぞかしと思いました
 鎮守の森パビリオンの中

 森を抜けると旧福田小学校を使った福武ハウスに。
西沢立衛がリノベーションした校舎内には7人のアーティストによる作品が並びます。テーマは瀬戸内の抱える問題への提案です。
教室の入口にはメッセージが貼りだしてあるのですが、時間の関係で読まずに素通り。作者の意図を勝手に解釈しながら、
ほのぼの作品や意表を突く作品にわいわい言い合って進みます

 校庭から見る正面の山は流石。大阪城の石垣の石材を切り出したところとあって、遠くに大きな岩が切り立ち偉容を誇っています。
 続いて「小豆島の光」(作者ワン.ウェンチー)という竹の巨大なドームへ。地元の竹5000本を使って作ったものです。
見下ろすと、谷底に向かって棚田が続き、小川の向うがドーム。

稲穂が黄ばみ、路傍には揺れるコスモス。小川には橋を兼ねた大きな堰がありますが、折からの増水でここで足止め。
靴を脱いで渡る気力もなく、ただ遠くから眺めるだけ。
そこへ若いカップルたちがやって来ました。見ていると、男の子がサッとしゃがんで女の子を背負い、そのままさっさと渡るのです。
その格好いいこと私たちはただ茫然と眺めていました。

 その後は海底から地上へ続く島の地形を円筒に描いたインスタレーション、続いてビートたけしとやのべけんじ制作の寓話的な彫刻。
島の古井戸の底に潜む巨大な地霊的な化け物が1時間おきに現れ、人々を驚かすというもの。
待つ時間に見た周りの光景はまさに日本の故郷そのもの。社の大杉越しに海が見え、民家には色付く柿の実、ススキの穂を転げる滴の美しさ。
待つ時間の良さを発見したようです
見終わって、まだ早い時間でしたが、ホテルへ到着しました。

 ホテルへ
 12階建てのホテルは全室海を一望できます。最上階にある大浴場は、地下1600㍍から汲みあげたというナトリウム温泉
冷えた体にはもう最高、雨もあがって遠くの島影も見えます。
 大広間には4列の配膳、今かと海の幸が待っています。実に壮観で嬉しい眺め、そしてその美味なること美味なること
たっぷり堪能したあとは、カラオケ。OBで飛び入り参加の俳優・中村正さんは見事なエンタテイナー振り。
片山哲夫先生のフランス語の「枯れ葉」も飛び出します。
盛り上がったところで「青い山脈」や「僕らは生きている」、「千の風になって」など皆の大合唱でお開き。雨でも楽しい1日でした

 翌日は先ず豊島へ
 快晴。台風はどこかへ行ったようで、瀬戸内の豊かな海が眼下に拡がります。豊島へはフェリーで30分。
豊島美術館開館までの90分は美術館前の唐櫃丘エリアで自由行動。
棚田が海へとなだらかに続き、広く遠い海。島影が見事にハモッています。板状の石を斜に積んだ珍しい石垣の田。たわわなみかん。

早速スケッチブックを広げる人、散策に出る人、写真を撮る人、花畑で遊ぶ人、思い思いに楽しんでいます。
美術館はこの小高い丘の中腹に、前述の建築家西沢立衛とアーティスト内藤礼により建設。
内部空間は、床のいたるところから水が湧き出し、「泉」が誕生する作品となっています。
ぽっかり空いた円形の天井で切りとった青空の不思議な美しさ。
凄いのは、この美術館建設により、今迄休耕田となっていた棚田が地元住民と共に再生されたこと、「アートの持つ力」を感じます。
 豊島美術館

 昼食は「島キッチン」で。安部良の設計した半屋外に席のある開放的なレストラン。
島のお母さんたちと丸の内ホテルのシェフが協働し、地元産の魚や野菜をつかっての美味しい料理。
ただ予約は20食までなので、あぶれた3食分は時間の関係上カレーライスで辛抱。幹事さんスミマセン
 島キッチン

 続いて倉敷へ
 フェリーに乗ること50分、宇野港経由で倉敷・大原美術館へ。
美術館に入ってすぐ左手にハーバード大学教授だった故片山利弘先生(故昭弘先生と哲夫先生兄弟のまん中)作の
見上げるような石壁モニュメント「正方形へ、光と石の対話」という作品があります。哲夫先生に解説して頂いてから、絵画の部屋へ。
そこには先ずフォートリエの「人質」「雨」という作品があります。石膏などを使ったマチエールの面白さに数名の方が
興味を持たれたようで、来年あたりトライすることになりそうです。
 片山利弘先生の作品

 帰路に着く
 ポツリポツリと降り始め、4時出発。倉敷ではお茶を楽しむ時間がなかったので、おなかが空いてきました。
登場したのが前日渡されたおやつ袋。中にはおかき、カルビーのポテト、ビスコ、マシュマロ、ラムネ、のど飴など
懐かしいお菓子が一杯詰まっています。もう遠足気分、バスも軽快に走ります
ルンルン気分でアートの旅を無事終えました。
幹事の三浦繁さん(中之島)、平井恵子さん(川西)有難うございました。
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それぞれの講座の詳細はコチラ講座名をクリックしてください。
中之島教室「週末に楽しむ絵画」・・・石橋 新司講師指導。10/4~12/20の毎週金曜、18:00~20:00。見学OK(カリキュラムによって見学できない時がございます。お問い合わせください)
川西教室「学びたい色と形」・・・片山 哲夫講師指導。10/1~12/17の第1・3火曜、13:00~16:00。見学OK
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