朝日カルチャーセンター☆ブログ

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「週末に楽しむ絵画」本城利彦さん順調にスタート

2022年01月31日 11時19分32秒 | 中之島教室
こんにちは、中之島教室です。
早いもので、睦月も今日で終わりとなりました

「週末に楽しむ絵画」講座の石橋新司先生から、
受講生の受賞のお知らせが届きましたのでお知らせします

        

「週末に楽しむ絵画」教室の本城さん、昨年の「上野の森美術館展」と「東光展」の受賞に続き、
この程、「大阪を描こう展」と「SOS展」の二つの展覧会で、前者で特選、後者では大賞と優秀賞を獲得されました。
そして更に「第31回アートサロン絵画大賞展」からも入選の通知も届き、今年も順調なスタートです。
・・・絵をご覧ください。

1. 第26回大阪を描こう展


題名「祈り」 P10号(油彩)  特選

「大阪の魅力を絵筆に託して」と大阪の建物や伝統行事、お祭り、活気あふれる人々の生活、躍動する街など、
大阪に相応しいモチーフを作者それぞれの視点で捉えようと、30年程前、「大阪を描こう会」が設立されました。

本城さんは、大阪の新しい文化の発祥の地である川口居留地に、
150年前の慶長年間に建てられた大阪で最も古い川口基督教会にチャレンジ。

この2年余、世界中がコロナ禍の真っ只中に苦しみ、ワクチンや三密など必死な対策が行われていますが、
なかなか終息しそうにありません。
残された道は「祈る」こと、これしかありません。
モチーフを探しに、歩は自然と教会へと向かい、祈る思いで、必死で描き上げたものです。

こうした宗教施設を描く場合、手前を広く取って厳かな静けさを表現しますが、
切羽詰まった緊急の表現には手前をこのように狭くして、この時期ならではの、緊迫の時代を映す記録とされました。
本展は1月6~10日、大阪市立美術館で開催されました。

2. SOS展
SOSとは、70年前に設立された(日曜画家協会 Sunday painters Outdoor Skech)の略称で、
大阪城公園スケッチ会と中之島公園スケッチ会の2部門でコンペが行われました。

中之島会場

題名「横顔」 F8号(油彩) 大賞

写真を大きくしてお見せできないのが残念ですが、力量感あふれる大迫力の画面です。
褐色系の下地を施したキャンバスを用意され、下地がどのような効果を生むか熟慮したうえで制作されたと
講評で絶賛されています。

大阪城会場

題名「秋色」 P8号(油彩) 優秀賞

手前を広く取り、秋の好日を楽しむ様子が画面から拡がってきます。
本展は1月20~22日、ホルベイン・ギャラリーで開催されました。

3. 第31回アートサロン絵画大賞展

題名「チン電車の走る街」 P20号(油彩) 入選


題名「私の住む街」 F20号(油彩) 入選

お得意の街シリーズです。
最新の超高層ビルがあるかと思えば、手前の古ぼけた電車。その前を、背を丸めた老人が通る・・・
これは本城さんご本人ではなく、古きに自らを重ね合わせたいというノスタルジアのなせる業と言えます。
本展は、東京展を終えて、3月1~6日、大阪市立美術館で開催されます。

        

「週末に楽しむ絵画」講座は毎週金曜18時から開催!
石橋先生の指導のもと、クラスの仲間で切磋琢磨し、独創的な作品を創りあげていく講座です。
数々の展覧会で入選・受賞実績があります。
※本講座は当面の間お休みとなります。


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