朝日カルチャーセンター☆ブログ

関西4教室(中之島・京都・川西・くずは)の最新情報をお届けします!

●週末に楽しむ絵画教室の受講生OG大活躍【中之島】

2019年03月24日 11時15分00秒 | 中之島教室
こんにちは!中之島教室です。
「週末に楽しむ絵画」教室の石橋先生から、同講座受講生の大活躍のご報告をいただきましたので、ご紹介します



関西水彩画会展の第75回記念展での、
「週末に楽しむ絵画」教室受講生並びにOGの活躍状況を報告いたします。

天王寺公園の慶沢園に沿ったフェルメールの小路には今、サンシュウが満開。
小さな黄花が沢山集まって爽やかな春の訪れを告げています。
会場へ入ると、空気は一転、色とりどりの力作が競い合い圧倒されます。
今年は記念展とあって展示作品は360余点の多さ。写実作品が主体ですが、
抽象的な現代アートが増え、しかもそれが高い評価を得ているのに、
会の今後の方向性を感じます。

まずは皆さんの力作をご覧ください。(五十音順)

会員  天野紀美恵さん   刻 (P80号)  賞候補

道頓堀に面したお料理屋さんの壁には、年輪を感じさせる空調のダクトが今なお現役で頑張っていて、
これは応援を込めて描いた抽象作品です。大阪の中心地のダクトは、やはりおしゃれですね。
川面を渡る風は周りの賑やかな音を運び、そのリズムに合わせてダンスをしているかのようです。
ここには幸せな時間が流れています。

会員  飯田哲子さん   刻は流れて(S80号)

懐かしい匂いが聞こえてくる出石のとある古い酒屋さんの蔵。
永い風雪を生き抜き、壁は所々はげ落ちています。
馬車を繋いだ道端の木々は、いまや大木になったこの一本だけ、
もうかつての賑わいは見られません。
このまま朽ちて行くのか・・・蔵と樹の必死の叫びを描きました。

委員  市川順子さん(OG)  刻(とき)(F100号)  委員賞

仁王さんがスクラップを踏みつけ砕こうとするその足元に、
キューピーが立ってニコニコと手を振っています。
ご覧になって、どんなメッセージが聞こえてきますか。
文明の進化に比例して増え続けるスクラップ。この二律背反と、
どう向き合って行ったらいいか、あり得ないもの同士を対比させ、
その大きな衝撃で作者の思いを伝えるディペイズマン描法で、
現代文明への警鐘や問題提起された作品です。

会員 井上京子さん  想(F100号)

NHK番組・脊椎損傷治療の放送で、検査映像にくぎ付けになってしまいました。
とても不思議な造形です。健常者のフォルムと合わせて描いたら、きっとこの難病も
元気を回復するとの思いでやってみました。するとどうでしょう。
ご覧ください。損傷した脊椎が身振り手振りで踊り始めたのです。必ず良くなります。

会員 三浦 繁さん  カオスの詩 (F100号)

実際の街の景色は、時間の経過でいろいろ変わりますが、
街の華やぎを川面に浮かべると、何かがこれから創り出されるような、
そんなエネルギッシュな情景へと変わります。
川面に映し出されたその景色は、混沌としていますが、
そこにはこれから高らかに始まる美の創生が充分うかがえます。

同展は大阪市立美術館で3月12~17日迄開催されました。


「週末に楽しむ絵画」教室のお問い合わせは中之島教室 06-6222-5222まで!
インターネットからのお申し込みはこちら(クレジット決済のみです)
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●原田幹久先生が『すしが楽しい 字源・語源』を出版されました!【中之島】

2019年03月23日 16時36分41秒 | ニュース♪
こんにちは。中之島教室からのお知らせです

日展会友の原田幹久先生が、
『日本の魚・おもしろい漢字の話 すしが楽しい 字源・語源』
(日本教育研究センター・1800円税別)

を昨日出版されました。

約60種類の魚介類の名前について、おもしろい漢字の字源や語源、
それにまつわる言葉を紹介されています。
辻調理師専門学校の岡田裕さん協力・料理のもと、
別字、異体字、字源、語源、地域によっての呼び名・種類の他、
料理、旬、鮮度のポイントやすし屋の隠語、魚のことわざに至るまで、
盛りだくさんの内容です

発行元はこちら 株式会社 日本教育研究センター



原田先生に学べる中之島教室の講座はこちらです
「書道・漢字A」
「書道・漢字B」
「吉祥文字を味わい学ぶ」
「基礎から習う細字」

ご見学いただけますので、お電話でお申し込みください
中之島教室(06)6222-5222
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●油絵増井クラス、北口さんが全日本アートサロン絵画大賞展で受賞【中之島】

2019年03月16日 20時26分42秒 | 中之島教室
こんばんは。中之島教室から受講生受賞のお知らせをお届けします。

第28回全日本アートサロン絵画大賞展でまたまた優秀賞と佳作賞、両手に花の受賞です。

このコンテストは、美術の啓蒙と普及の目的でスタートしたもので、
写実中心の写実表現部門と抽象作品を主体にした自由表現部門とに分かれており、
大きさは72.7×67㎝以内。全国9会場を巡回する国内最大級の展覧会です。

増井油絵A教室に学ばれる北口久人さんは、年間十指に及ぶコンテストにチャレンジ。
そのバイタリティは驚きですが、それ以上に凄いのは、数々受賞の戦績です。
口の悪い仲間は、賞金稼ぎだと言って冷やかしてはいますが、
描き続ける努力は並大抵ではありません。

絵をご覧ください。

幸輝の川遊び (F20号) 優秀賞


富士山と海の幸 (F20号) 佳作賞


いずれの絵も複数の視点で構成されています。こうして視点を増やすことによって、
伝達したいものが増え、イメージがふくらみ、大きな主張になって行きます。
これからどんな視点が入ってくるか楽しみですね。

ところで、2枚目の作品の「波」の迫力はどうです。
これは北斎の最高傑作の一つ、富士見川で漁師が網を打っている
「甲州石班澤(こうしゅうかじかざわ)」からヒントを得たもの。
日頃のストックの大切さがしのばれますね。

2月に国立新美術館で開催され、続いて大阪展は3月5日~10日まで
大阪市立美術館で開催されました。
このあと、岡山、愛媛、愛知、福岡、宮城、北海道を巡回します。

油絵(増井クラス)Aの詳細はこちら
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