朝日カルチャーセンター☆ブログ

関西4教室(中之島・京都・川西・くずは)の最新情報をお届けします!

●朝日新聞朝刊「ニュースの扉」に亀山郁夫さんが登場【川西教室】

2014年03月04日 20時27分58秒 | 川西教室
川西教室からお知らせです。
昨日の朝日新聞朝刊「ニュースの扉」に、ロシア文学者・亀山郁夫さんの記事が掲載されました!


「亀山郁夫さんと歩くソチ」と題し、かつてスターリンが一大保養地へと整えた
ソチの町を歩きつつ、現在のロシアの姿に迫ります。
記事はこちらからご覧いただけます(朝日新聞デジタルへの登録が必要)

亀山さんはドストエフスキー研究の第一人者で、新訳『カラマーゾフの兄弟』は
百万部を超える大ベストセラーとなりました。
川西教室では、6月7日に亀山さんをお迎えし、講座を開催します!

運命と意志の物語 ドストエフスキー文学の深層に迫る
日時:6月7日(土)14:00~16:00


ドストエフスキー研究の第一人者、名古屋外国語大学学長の亀山郁夫さんが新訳した
『カラマーゾフの兄弟』は、斬新さと読みやすさで多くの読者を魅了し、百万部を
超える大ベストセラーになりました。作品がうまれた19世紀後半のロシアでは、
数世紀に及ぶ農奴制が廃止され、自由を手にした人々が都市に流入しましたが、
その多くは仕事や希望を得られず、犯罪が急増して社会は混乱し、不穏な空気に
満ちていました。ドストエフスキー自身、思想犯として死刑判決を受けた後
シベリアに流刑となり、約10年の刑期を終え文壇に復帰しますが、常に厳しい
検閲にさらされていました。「本音と建前の間で描かれた彼の作品には、限りない
<謎解き>の面白さがある」と亀山さんは言います。亀山さんは、『カラマーゾフ
の兄弟』に続き『罪と罰』『悪霊』の新訳も刊行しましたが、「50代半ばまで、
翻訳は自分には無縁の仕事だと思っていた」と言います。
亀山さんを翻訳に駆り立てたものは何か。現代日本でドストエフスキーはなぜ
蘇ったのか。偶然と必然、運命、黙過などをキーワードに、例外なく何らかの
「傷」を負っている登場人物を通して、作品の深層を語ります。
ドストエフスキーを読んだ人、読めずに挫折した人、ともに是非ご参加ください。

詳細・お申し込みはこちらから または川西教室(072-755-2381)まで

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