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●中川委紀子講師が『根来寺を解く』を出版!【中之島教室】

2014年03月05日 10時52分01秒 | 中之島教室
「根来寺再発見から~学侶と行人」講座の講師、中川委紀子さんが
新刊『根来寺を解く 密教文化伝承の実像』を出版されました!

平安時代に覚鑁(かくばん)上人によって開創された根来寺。戦国時代には鉄砲を手にした僧兵が
戦国大名と互角に戦うなど、大きな勢力を備えていました。豊臣秀吉によって大塔(国宝)などを
残して焼き払われましたが、徳川家の外護を受けて主要な伽藍が復興されました。900年にも及ぶ
根来寺の歴史を読み解き、日本仏教の特質に迫る一冊です。

朝日新聞出版
定価1680円(税込)
(ISBN 978-4-02-263015-5)
朝日新聞出版の公式サイトから購入できます



中之島教室の講座はこちら!

「根来寺再発見から~学侶と行人」
日時:3月22日(土)10:30~12:00
講師:新義真言宗 総本山根来寺 根来寺文化研究所主任研究員 中川 委紀子


根来寺大塔(国宝)は総高37m。中世のかたちをそのまま伝える、
日本でただ一つの真言大塔です。その大塔の完成から2年後の
天文18(1549)年、宣教師ザビエルが来日。彼は高野山や比叡山
と同様に、根来寺は学侶が学ぶ大学(教学寺院)であることを本国に
報告しました。そして元亀元(1570)年、大阪福島の信長陣に雑賀、
湯川、紀伊国奥郡が総勢二万人、鉄砲三千挺を携えて出陣した中には
学侶とともに根来寺を組織していた根来寺行人の姿もありました。
根来寺は平安時代12世紀に創建した真言宗寺院。一体どのような寺院
だったのでしょう。新しい史料を加えて実像をたずねてみたいと思います。
お申し込みはこちらから
根来寺の大塔

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