朝日カルチャーセンター☆ブログ

関西4教室(中之島・京都・川西・くずは)の最新情報をお届けします!

●健康布ぞうり作り講座レポ!(次回1日講座あり) 【中之島】

2011年08月27日 13時32分45秒 | 中之島教室
布ぞうり講座のレポートです

普段は、仕舞などに使用している教室で「布ぞうり」を作る講座を開催しました。


板の間に座布団をひき、作業をします。


宮原講師「先に進まないでくださいね。全員確認しながら進めます」
と注意事項の説明をされます。


布の柄と鼻緒の色で個性豊かオリジナルぞうりができます。


座るのが、しんどい方には、フックを使い、椅子席でも作れます。




足の指を使い編んで行きます




長時間座ったままでは、体がしんどくなるので、途中軽い体操をして体をほぐします。




大きさや編み方のきつさを先生に各自見てもらい、調整してもらいます。


足のサイズとあっているかか確認し、ぞうりの裏の始末もします。


完成


次回の一日講座は、10月7日(金)午前10時30分~12時30分
詳細はこちら
もしくは中之島教室(06-6222-5222)までお電話ください
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●週末絵画受講生、日洋展に入賞!【中之島】

2011年08月18日 13時12分45秒 | 中之島教室
第25回記念日洋展において、「週末に楽しむ絵画」教室の山村法子さんが奨励賞を受賞されましたおめでとうございます

こののびやかな絵をご覧ください。


エーゲ海に浮かぶサントリーニ島・・・どこか「木村忠太」画伯の絵に通じるところを感じますね。
山村さんは、同じ金曜日の納健先生の「水彩教室」で長年学ばれた実力者ですが、さらに他の技法もマスターしたいと一昨年に当教室へ来られた方です。

そして昨年、「忠太」の模写と「犬島を忠太風に描く」、「忠太風の当麻寺」と「忠太」にこだわりました。
そうした幾つかの要素がうまくブレンドされ、こうして見事に結実したものです。

サイズはF100号、題名は「MIKONOS・SATORINI」。
展覧会は大阪市美術館で2011年8月2日(火)~7日(日)まで開催されました。
今後は熊本県立美術館(8/23~28)、広島県立美術館(9/6~11)に巡回します。


「週末に楽しむ絵画」教室は、毎週金曜日18時から!
お申し込みはこちらから
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●基礎からの絵画教室Aクラス、ラウンジ展本日から【中之島】

2011年08月17日 19時24分21秒 | 中之島教室
本日から、中之島教室のラウンジで「基礎からの絵画教室A」クラスの絵画展が開催中です。

水彩画家・高崎尚昭先生が指導の「基礎絵画」クラスは満席続きの人気講座!今回、3週にわたって
A~Cクラスそれぞれの作品展が開催されます。

今週はAクラス。受講生作品約20点と、高崎先生の作品がずらりと並びます。

本日の搬入の様子。


飾られた絵に、高崎先生が1点ずつ講評とアドバイスをします。
影のつけ方や額装のポイントなど、本当に丁寧な説明をしてくださっています。
時おり笑い声も聞こえ、とても和やかな雰囲気でした。


少しだけ作品をご紹介。モチーフは花や景色など様々。思い思いに描いています。






こちらが先生の作品です。タイトルは「断崖の町」。

ギリシャのサントリーニ島にあるオールドポートという町の波止場から描いたとのこと。
やさしい色合いで、波がさざめく様子やカラッと晴れた雰囲気が伝わってくるようです。サイズも大きく、
是非ご覧いただきたい作品です。

基礎からの絵画教室の展覧会は下記の日程で開催されます。お時間のある方、ぜひお立ち寄りください。
Aクラス 8/17(水)~23(火)
Bクラス 8/24(水)~30(火)
Cクラス 8/31(水)~9/6(火)

基礎からの絵画教室の詳細はこちら
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●記憶喪失になったぼくが見た世界~失ったものと得たもの 【川西】

2011年08月11日 16時40分15秒 | 川西教室
7月16日(土)に川西アステホールでおこなった
「記憶喪失になったぼくが見た世界~失ったものと得たもの」
のリポートをお届けします。


 ひとは記憶を失うとどうなるのでしょうか。18歳の時、交通事故に遭った坪倉優介さんは、10日後に意識が戻ったものの、重度の記憶喪失と診断されました。自身や家族の名前、過去の記憶だけではなく、言葉の意味、昼夜の時間の概念、喜怒哀楽の感情までも失ってしまいました。記憶喪失では、「陳述記憶:知識として覚えたもの(名称など)」が失われることが多いのですが、坪倉さんは「手続き記憶:生活習慣を通して覚えたもの(服の着方など)」も同時に失ったのです。熱い冷たいの感覚がわからず、冷たい水風呂に入ってしまったり、味覚や満腹の概念がわからず、出されたものはすべて食べてしまったなどの具体的なエピソードを話してくださいました。

ご家族に支えられ、電車に乗る、お金を使う等社会生活の基本も一から学び直し、やがて美大に復学しますが、何でも知りたくて相手を質問攻めにしてしまうため、怒り出す学生も多かったようです。そのような経験から、相手の表情を注意深く観察するようになり、笑顔の人を見ると、とても心地よくなったので(そもそも「笑顔」という概念自体がわかりません)、自分も同じようにやってみようと、鏡を見ながら真似をしたのが、坪倉さんにとっての初めての笑顔だったとのこと。

「自分の名前や過去の出来事が思い出せない」~ドラマや映画を見て、私たちが漠然と想像している記憶喪失と現実は何と違うのだろうという驚き…。手記の中で、坪倉さんのお母様は、「記憶を失くすということは、単に過去を忘れて今を生きるということではありません。過去を失うと、人はこれほどまでにもろい存在なのかと思いました」と述懐されています。

大学卒業後は、京都の染工房で修業し、沖縄やヨーロッパを旅しながら、染料や技術を学びましたが、海外では、身辺に危険を感じ、「ヤバイことに巻き込まれるかもしれない」と思うようなこともあったそうですが、「これができなければ、染色作家として独り立ちしていけないと思った」とのこと。その精神力と行動力こそ、坪倉さんの原動力だと思いました。

現在は、日常生活に何の支障もなく草木染作家として精力的に活動されていますが、18歳以前の記憶は今も完全には戻っていないそうです。ひとつひとつ身につけてきたことも、自分の感覚は正しいのだろうか、という疑問がいまもあるそうです。

参加された方との質疑応答では、「これをしてはいけないという倫理の規範はどのように身につけたのか」など真剣な応答が約40分続きましたが、気持ちのこもった、実にこころを打つエピソードの数々を話してくださいました。アンケートでは、「何の疑問も抱かず日常を過ごしているが、それらすべてが白紙になることは想像を絶する」「質疑応答が実によかった」「人生を自由に創造したいという意欲がわいた」などのお声を多数いただきました。

一般向けの講演会は初めてということで、「講演が決まった時から今日までずっと緊張していた。途中で何を話しているのかわからなくなったらどうしようか不安だった」そうですが、びっしり下書きされたメモを持参され、「これを着るといちばん落ち着く」という黒い作務衣と陣羽織で臨んでくださいました。東京、岡山など遠方からのご参加もあり、10代から80代まで幅広い層の方にご参加いただきましたが、「皆さんの眼がとても真剣で、途中からメモが全く見れなくなってしまったけれど、あたたかな表情に囲まれてとても感動した。<ここで感じた色>が、これからどんな風に染まるのかが楽しみです」 講演前の数日は、食事ものどを通らず、眠れないほど緊張されたそうですが、そんなことは少しも感じさせない、のびのびとしたお話ぶりでした。
ご受講いただいた皆さま、お忙しい中、ご出講いただいた坪倉優介さん、素敵な印象深い時間をどうもありがとうございました。またお目にかかる機会を楽しみにしています。
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●「ブログde秀歌鑑賞」 №2 2011年8月号【芦屋】

2011年08月08日 18時05分35秒 | 芦屋教室
芦屋教室より、「ブログde秀歌鑑賞」 №~2011年8月
(松村正直選)
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清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふ人みなうつくしき
        与謝野晶子(よさの・あきこ) 『みだれ髮』


春の京都を詠んだ歌です。
桜の咲く明るい月夜に、祇園を通って清水へと向かう作者。
誰かと待ち合わせをして夜桜を見に行くのでしょうか。
通りですれ違う人々の姿が、作者の目にはみな美しく見えます。
それは、春の夜にオシャレして外出している人々の華やいだ雰囲気を表現しているとともに、
作者自身の浮き立つような心弾みも伝えているのでしょう。
「清水」や「祇園」という地名が効果的に使われています。
近代の女性歌人の第一人者である与謝野晶子(1878~1942)の作品です。

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しんしんと雪ふるなかにたたずめる馬の眼(まなこ)はまたたきにけり
           斎藤茂吉(さいとう・もきち) 『あらたま』


冷たく降り続ける雪のなかに立っている馬。
その黒く大きな眼がまばたきをします。
まばたきをすることで、その眼は一層大きく感じられ、作者が吸い込まれてしまいそうに黒々としています。
あたり一面の白い風景のなかに、馬の温かな息遣いだけが感じられる静謐な世界。
「うま」「まなこ」「またたき」という「ま」の音の繰り返しが心地よいリズムを生み出しています。
「死にたまふ母」など数々の絶唱を生み出した近代歌人斎藤茂吉(1882~1953)の一首です。

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突風に生卵割れ、かつてかく撃ちぬかれたる兵士の眼
   塚本邦雄(つかもと・くにお) 『日本人霊歌』(にほんじんれいか)


突然の強い風に吹かれて、卵は倒れて割れてしまいます。
殻の中からは黄身や白身がどろりと溢れ出るでしょう。
そうした映像を読者の胸に残しておいて、場面は一転して「かつて」の戦争のシーンに切り替わります。
かつてその卵のように無残に銃で撃ちぬかれた兵士の眼。
恐ろしいほどに生々しいイメージですね。
戦争というものをこれほど衝撃的に詠んだ歌もあまりないと思います。
作者の塚本邦雄(1920~2005)は、短歌の革新を目指した前衛短歌の旗手として知られています。

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松村正直先生の「短歌」講座はこちら!
「短歌実作」講座(第3金曜、A午前B午後
奇数月のご担当は池本一郎先生、
偶数月のご担当は松村正直先生

「はじめてよむ短歌」講座 (第1金曜、午前)
2011年4月開講。
随時、お入りいただけます。
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●10月期新設講座「加耶史を考える」受付開始!

2011年08月06日 11時39分02秒 | 中之島教室
一般募集に先駆けて、10月期の新設講座「加耶史を考える」の受付を開始しました。
お申し込みは中之島教室(06-6222-5222)まで!

講座名:「加耶史を考える~加耶とは何か」
講師:田中俊明・滋賀県立大学教授
日時:10/6、20、12/1、15 木曜 13:30~15:00 4回
受講料:会員 10,080円 一般 11,760円(税込)

内容:加耶とは、朝鮮半島南部に、4世紀から6世紀にかけて存在した小国群である。
最後までひとつにまとまることはなかったが、いくつかのグループはあった。南部の諸国
は倭国とも関わりが深く、鉄をはじめとする先進文化の供給地であった。この加耶諸国
の興亡を約1年かけて詳細にみていきます。10月期は「加耶とは何か」をテーマにお話しします。
【各回テーマ】
(10/6) 加耶の「建国」神話
(10/20) 加耶と任那
(12/1) 前期加耶連盟の問題点
(12/15) 加耶の王宮・古墳群・山城
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●武内祐人展in名古屋とチャリティイベント 

2011年08月06日 11時09分17秒 | ニュース♪
いつも朝日カルチャーセンター関西の講座パンフレット表紙を描いて下さっている
イラストレーターの武内祐人先生の展覧会&チャリティイベントがあります


「アクリル画で描く“笑顔の動物たち”武内祐人展」

日時:2011年9月7日 (水) ~12日(月)(午前10時~午後8時 最終日は午後6時閉場)
会場/松坂屋名古屋店 南館3階 エムキュービック


■武内祐人/チャリティライブペインティング
このライブで描かれた作品は、西宮市を通じて、
東日本大震災の被災地である南三陸町と女川町の子ども達に、それぞれ届けていただきます。

●2011年8月14日(日) 14時~(開場13時)
会場:ハービスHALL 小ホール

8月9日(火)~18(木)まで開催される『世界報道写真展』のスペシャルイベントとして開催されます。
ライブ当日は、会場にてグッズ販売もいたします。


●2011年8月27日(土) 15時~
会場:西宮阪急2階トップステージ

8月24日(水)~30(火)まで『武内祐人チャリティグッズフェア ~with us!~』を開催!
西宮阪急主催のチャリティオークションにも出品されます。


先生のHPは→こちら


武内祐人先生が今回も表紙イラストを手掛けて下さった
次回10~12月期の朝日カルチャーセンター講座パンフレットは8月23日(火)に発行予定です。

素敵な表紙も、たくさんの講座もお楽しみに
(無料でお送りしますので、ぜひ手にとってみてくださいね)
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●自費出版『私たちが通ったアメリカの学校』が日本自費出版文化賞に入選

2011年08月04日 17時35分10秒 | 自費出版
朝日カルチャーセンター出版部からのお知らせです


奥村玲子さんが、朝日カルチャーセンター出版部を通じて自費出版された
『私たちが通ったアメリカの学校』が、
2011年度第14回日本自費出版文化賞の個人誌部門で入選されました

部門賞や大賞を決める最終選考は、9月5日の予定ですが、
入賞決定おめでとうございます


『私たちが通ったアメリカの学校』

奥村 玲子 著(ISBN 978-4-901242-95-0)
定価3800円+税 梅田出版 A5判・420ページ

中2・小6・小4の3人娘と約3年間、コロラド州のデンバー近郊で暮らした著者。
小学校でのボランティアも経験し、日本との教育制度や教育方針の違いなどを痛感した。
アメリカのごく普通の公立学校の教育を、elementary(小)、middle(中)、high(高)と連続した流れで見つめた、示唆に富む体験レポートである。

こちらの著書は、主な書店やネット書店で購入することができます。
(Amazonはこちらから)



朝日カルチャーセンター出版部の御案内はこちら
自費出版の御案内パンフレットもお送りします。
電話:06-6222-5023
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