朝日カルチャーセンター☆ブログ

関西4教室(中之島・京都・川西・くずは)の最新情報をお届けします!

「週末に楽しむ絵画」こんな教室展を開きました

2022年12月23日 13時22分30秒 | 中之島教室
こんにちは、中之島教室です。
ホワイトクリスマスと喜べない規模のクリスマス寒波がやってきました
備えを十分に、暖かくお過ごしください。
「週末に楽しむ絵画」講座の石橋新司先生から、教室展のレポートが届きましたのでお知らせします



御堂筋の銀杏の黄葉が今年最後の、そして最高に輝く季節。
難波の御堂筋では、歩道が3倍近くも広くなって、銀杏の樹の下には多数のベンチ、洒落た雰囲気を醸しだしています。
ここナンバの画廊“香”で、“週末に楽しむ絵画” の教室展、ザ・E展を開催しました。(12月8日から13日まで)

2月、突然始まったロシアのウクライナ侵攻。今の時代に信じられないことが、起こってしまいました。
今の私たちには、成り行きを不安げに見守るしか術はありませんが、カリキュラムを急遽切り替え、この気持ちを絵で表そうと挑戦することにしました。


この展の看板でもある「等身大シリーズ」も、モデルさん達の協力で、これまでと全く雰囲気を変えたものとなりました。
肩を落とす女性、祈る女性、キッと結んだ唇・・・ロシアの侵攻に苦しむ女性達のポーズです。みんなで共感し、連帯を表わそうと描いたものです。


今回、もう一つの新しい試みは “私の小さな美術館” です。
これは全く偶然の産物です。コロナ禍による休講で、「小品作り」は、殆どが自宅制作となり、できあがった作品は、色々なジャンルにわかれました。
さて、どう展示するか・・・画用紙(76×64㎝)2枚使って、そのスペースを自分の美術館と見立て、各自が思い思いに企画・展示する。
いろいろとアイデアを盛り込んだ魅力あふれる美術館となりました。


この展は、個々に並べるのではなく、テーマ別に一まとめに展示しています。
上手下手関係なくテーマ毎に一まとめに並べますと、個々に見る場合と全く違った表情を見せてくれるのです。
このコラボ形式の展示は、個々では弱い発信力でも、まとめてみれば、何かお喋りができるような仕組みがあり、不思議と、お喋りのチャンネルを繋げてくれます。


入口から順に「私の小さな美術館」⇒「現代」⇒「ウクライナ」⇒「アネモネ」⇒「街」⇒「裸婦と着衣」⇒風刺「作品」。                           
多くの方から、共感を呼んだのが、最後のコーナー風刺「作品」。
新聞広告のページを使って、コラージュで、侵略の首謀者を風刺したものですが、皆さんと大いに連帯できました。
こうした気持ちをウクライナへ届け激励したい思いで、閉幕しました。








「週末に楽しむ絵画」講座は第1・2・3金曜の18時から開催!
石橋先生の指導のもと、クラスの仲間で切磋琢磨し、独創的な作品を創りあげていく講座です。
数々の展覧会で入選・受賞実績があります。
ご見学もできますので、お気軽にお問い合わせください
中之島教室06-6222-5222

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