芦屋教室の毎月恒例企画
第9回「新子流 川柳入門」講座 月イチ発表会!
(講座日 10月21日 火曜)
9月雑詠
床に臥し天の流れに身を任す (信哉)
失せた恋さらりと言える時が来る (ゆき)
足ねんざ手首もねんざ口達者 (冬子)
虫の音が人の心を弄ぶ (裕子)
旬の味残り人生これからよ (浩)
暑いのか心熱いか百日紅 (律子)
名月はついでで杯を酌み交す (欣二)
猛暑行き待ち兼ねた秋庭を掃く (花枝)
この年で青春切符旅鴉 (昌子)
もういいよ今年の夏よ早く逝け (由美子)
若き日の母もおわして赤とんぼ (恭子)
頼り無い穂先を選ぶ赤トンボ (順子)
手にとれば形見の衣 ひがん花 (順子)
夜空に散りばめたもの返しなさい (めだか)
特選
●満月の孤独を知っているうさぎ (めだか)
*渡辺美輪講師 選評*
秋も深まり、空気が澄んで月が美しい季節。
しかし満月を、こんな気持ちで眺めたことはありませんでした。
そうか、うさぎは寂しがってるお月様のために、月でお餅をついているのか……。
童話のように美しく、そこはかとないやさしさを感じる一句です。
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「新子流 川柳入門」の詳細は
こちら!
または芦屋教室(0797-38-2666)まで

第9回「新子流 川柳入門」講座 月イチ発表会!
(講座日 10月21日 火曜)

床に臥し天の流れに身を任す (信哉)
失せた恋さらりと言える時が来る (ゆき)
足ねんざ手首もねんざ口達者 (冬子)
虫の音が人の心を弄ぶ (裕子)
旬の味残り人生これからよ (浩)
暑いのか心熱いか百日紅 (律子)
名月はついでで杯を酌み交す (欣二)
猛暑行き待ち兼ねた秋庭を掃く (花枝)
この年で青春切符旅鴉 (昌子)
もういいよ今年の夏よ早く逝け (由美子)
若き日の母もおわして赤とんぼ (恭子)
頼り無い穂先を選ぶ赤トンボ (順子)
手にとれば形見の衣 ひがん花 (順子)
夜空に散りばめたもの返しなさい (めだか)

●満月の孤独を知っているうさぎ (めだか)

秋も深まり、空気が澄んで月が美しい季節。
しかし満月を、こんな気持ちで眺めたことはありませんでした。
そうか、うさぎは寂しがってるお月様のために、月でお餅をついているのか……。
童話のように美しく、そこはかとないやさしさを感じる一句です。
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「新子流 川柳入門」の詳細は

または芦屋教室(0797-38-2666)まで

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