朝日カルチャーセンター☆ブログ

関西4教室(中之島・京都・川西・くずは)の最新情報をお届けします!

「食品の裏側」レポート 【芦屋】

2006年12月15日 13時00分27秒 | 芦屋教室
机の上にずらりと並んだ、添加物の数々。

12月8日に芦屋で開催された「食品の裏側」のレポートや受講生の皆様の感想をお届けします。
当日、約100名の受講生の方々が、食品添加物に関する実演と講演を聞かれました。講師は55万部のベストセラー「食品の裏側」の著者・安部司先生です。

添加物を使うと
(1)安い (2)簡単 (3)便利 (4)美しい (5)味がこい
まず、このことを念頭にお話が始まりました。

たとえば、人は198円の醤油と800円の醤油とでは、どちらに手が伸びるでしょうか?安いと手を伸ばす前に、この価格の差が何故だろうと思ってみてください。どの商品にも裏に「成分」が書いてあります。その中に自分の知らない成分がないでしょうか?

こんなことから、食卓が変わります。

かつて、食品添加物のセールスマンだったからこそ、毎日の食に潜む危険性について具体的に話していただけました。
当日は実演で、白いたくあんをいくつかの薬品を使用することにより、黄色でつやもよく、色もなじみのものにあっという間に変身するのを目の前で見ることができました(写真上)
また、本来は甘すぎる飲み物に、色や風味を足し飲みやすい飲み物も出来上がりました(写真下)


コップには、メロン味、オレンジ味のなじみの飲み物が出来上がりました。

講演の最後に、先生がある高校でお話をされた際に、毎日手作りのお弁当を作ってくれる母に感謝したいという感想があったというお話がありました。最近は食生活の乱れからキレる子どもたちも増えています。毎日のことだからこそ、ここで改めて考えていくことが必要だと思い、安さ、便利さの代わりに私たちは何を失っているのかを実感する2時間でした。

終了後、間じかで、食べ物をみたり、実際に味見する受講生の方々。


●受講生の感想から
・添加物を世間からなくすことは我々の意識を変えていくことだと感じました。(20代・男性)
・やはり手作りの食べ物が最高です。感謝しました。(70代・女性)
・日頃興味ある、気になるテーマでした。消費者に知らせるべきだと思います。食育の大切さを思い知りました。
・たんたんと話す出だしから食品の裏側に入ると話の内容にぐんぐん引きこまれていきました。これからは食べる物も吟味していこうと考えています。(50代)
・考えていたより多くの添加物に驚きました。今、孫が10カ月でよい時期にお話を伺いました。テレビで拝聴し、もっと知りたいと思っておりました。今日はチャンスを持ちました。(60代・女性)
・「食育は母の後ろ姿」本当にそうですね。大変、心に響きました。(40代女性)
・ 日頃、気になりながら、安さに流れてしまう食生活。家族でもう一度見直そうと思います。(60代・女性)
・気をつけて買い物もし、手作りを心がけてやっているつもりでした。ファーストフードよりスローフード、スローライフと心がけ健康に過ごせるように努力したいです。これからの子供たちに教えていきたいです。お母さんの後ろ姿を見せて覚えてもらいたいです。(40代・女性)
・単に添加物のことだけでなく、心の問題にまでふれてくださったのが、幼児を持つ親としてとてもよかったです。(40代・女性)
・食品添加物についてもっと知って考えなければいけないと思いました。
・食の問題だけじゃなくて世の中のしくみから変えないと本当の安心な世の中にならないと思う。
・健康とはすべて自己責任。子供の健康は親の責任(70代・男性)
・本は読みましたが、実際にお話、実演を目にして、さらに恐くなり、安全な食事をしようと思いました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 現役船医ドクター西丸が語る... | トップ | 油絵・佐崎教室 絵画展開催... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

芦屋教室」カテゴリの最新記事