今日の毎日新聞一面「新万能細胞 作製」「早く簡単 がん化せず」
三面にも詳しく載っていた。
とても興味深く読んだ。
リンパ球などの細胞を弱酸性溶液に浸すことによって、
受精卵のような万能細胞が簡単に出来るそう。
それはSTAP細胞と名づけられたそう。
極端に言えば小中学校の実験でもSTAP細胞を作れるかもしれない、
というような、簡単な方法のようだ。
これを主導したのは30歳の小保方晴子さんという女性で、
これまで何回も一流科学誌に論文で投稿しても、
誰にも思いつかない意外な成果に「信じられない」と却下され続けたらしい。
なかには「あなたは細胞生物学の歴史を愚弄している」とまで言われたらしい。
それくらい簡単な方法なんだねぇ。
細胞に思いつく限りのストレス(刺激)を与えたことによって、
体細胞から万能細胞が得られた!!
わくわくした。凄い!
何にわくわくしたかというと、その簡単さというものと、
人の意識との共通なものを感じたからだ。
細胞で起こることは人の意識でも起こる、って私は思ってる。
その作用が似てる。
『細胞の初期化=意識・境地の初期化』
細胞の初期化とはどういうことかというと、
体細胞の時計の針を巻き戻し、
受精卵に近いどんな細胞にもなれる“能力を呼び戻すこと”らしい。
可能なことならどんなことでもやろうと思える・・
制約するものがなくなる、自由な発想ができる・・・
・・ニュートラルな状態(無垢自由な境地)になる・・
それは人間の最初の資質、本質が持つ能力。
そういう能力を呼び戻せるようになるには、
多大なストレスを受けることによってではないか。
(それだけが方法ではないにしても。)
そういう経験が何度もある私はそう思う。
辛い経験が続いて、とことん絶望的になった瞬間、
もうどうなってもいい、という、驚くほどの明るく自由な境地になる。
どうなってもいいという心境は、
どうなるかわからない結果に、とらわれないで居られる心境ともいえる。
そうなると、可能の世界がいきなり広がる。
何でも出来得るという、境地だ。
ニュートラルな状態になる、ともいえるかと思う。
何でも出来得る・・どんな臓器にでもなりうる万能細胞、と似てる。