HMVからお知らせメールが来ました。マリナー指揮の『イェフタ』が7月に復活するそうです。めでたや。はやく聴いてみたい。CDの復活を心待ちにしていた録音のひとつです。1979年録音のデッカ盤。タイトルロールはロルフジョンソンで、ほかにマーガレット・マーシャルのイフィス、ポール・エスウッドのヘイマー、そして天使のアリアを歌うのがカークビー。このキャストで時代楽器使ってくれてたらどんなにいいかと思うけど、無いものねだりはよしましょうね。それに古楽系の指揮者では、このキャストの共演はありえなかったと思う。エスウッドのヘンデルはアーノンクールの指揮によるものがほとんどで、デッカへ出演して、しかもソリストとして歌っているのはこの録音だけではないかしらん。ボウマンぢゃなくて、よかった。カークビーがモダン楽器で歌うのもめづらしいし、マーシャルは実はぼちぼち古楽の録音もあるのだけれど、ほとんどガーディナーの『メサイア』でしか聴かれていない。
マリナーのヘンデルは1976年の『メサイア』がすぐれていた。その3年後の、同じデッカへの録音なので、『イェフタ』も期待できると思う。
マリナーのヘンデルは1976年の『メサイア』がすぐれていた。その3年後の、同じデッカへの録音なので、『イェフタ』も期待できると思う。
ガーディナー盤、アーノンクール盤、ソマリー盤で楽しんでいます。レコードですけど。マリナー盤も聴いてみたいです。
エスウッドはアーノンクールとマリナーと立て続けに歌ったことになります。わたしがいちばん好きなカウンターテナーなので期待してます。アーノンクールの『イェフタ』も峻厳きわまる演奏で嫌いぢゃありません。