歌わない時間

言葉と音楽について、思うところをだらだらと。お暇な方はおつきあいを。

ジェームズ・アレクサンダー・ブラッチリー

2008年02月07日 | 音楽について
■トリニティ・クワイヤのカウンターテナーでJames Alexander Blachlyという人がいるのですがね。この人、去年の『アーサー王』ではアルトの合唱に加わるほかに、テナーに助っ人してソロをちらっと歌ったりもしていました。例によって自分のサイトを持っていて、それはこちらです。1980年生まれだそうですよ。この人も他の何人かのメンバー同様、多彩な才能の持ち主で、サイトのバイオではまづもって、"a composer from New York City"と書いてあります。で、パフォーマーとしてはダブルベースやビオラ・ダ・ガンバを弾いたりもするそうです。

■確証があるわけではないんですが、このブラッチリーさん、あのポメリウムを率いるアレクサンダー・ブラッチリーの息子さんではないかとわたしはにらんでいます。名前も名前だしね。ポメリウムのサイトの舞台写真ではこのジェームズの姿は確認できませんが、息子は息子で独立独歩、でもやはり父と同じ音楽の道を進んでいる、ってとこぢゃありますまいか。

■サイトのギャラリーやトリニティ・クワイヤでの映像を見てもらえば分かるとおり、このジェームズ・アレクサンダー・ブラッチリー、なかなかシュッとした二枚目です。

■ところで、ポメリウムのCDが軒並み入手しがたい状況になってしまっているのはどういうわけですか。このグループのCDがアルヒーフからリリースされるようになったころ、わたしはアメリカの古楽演奏というものに対してまだ懐疑的だったので、買わずじまいだったのですよ。でもいま試聴できるサイトで聴いてみるとなかなかいい。ポメリウムのジョスカンなんか、聴いてみたいんですが、外盤すら品切れ状態である。ユニバーサル・ミュージックはなんとかしなさい。

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