歌わない時間

言葉と音楽について、思うところをだらだらと。お暇な方はおつきあいを。

サマリー『パーセル_フル・アンセム&オルガン曲集』

2009年04月24日 | CD パーセル
Purcell
Full Anthems & Organ Music
Music on the Death of Queen Mary
Laurence Cummings
Oxford Camerata
Jeremy Summerly
8.553129

1994年録音。72分20秒。NAXOS。オックスフォード・カメラータのパーセル。プログラムの前半は、オルガンの伴奏でフル・アンセムを歌ってます。後半は『メアリー女王の葬送音楽』。歌手は12人で、パーセルのアンセムにしては少なめの人数。シャンティクリアもこれくらいでしたかね。レベッカ・オートラム、ロビン・ブレイズ、アンドルー・カーウッド、ジェームズ・ギルクリストなどが参加。

オックスフォード・カメラータの他の演奏とおなじくしっかりした技術で、すっきりと聴かせてくれる。いつものように個性不足な点も否めないけど、このパーセルに関してはそれがさほどマイナスには感じられないです。彼らくらいの過不足ない実力派のグループにこそ、パーセルのアンセム全集を録音してほしい。

パーセルのアンセムはいろんな指揮者がCDを出していて、それぞれ録音している曲が同じでないので、どの曲をどの指揮者が録音してるのか、一覧がないと不便ですね。そろそろそういうメモを作る準備をしないと。

パーセルのアンセムは、楽譜はそう込み入ってるわけぢゃないけど、実際に歌ってみるとむつかしそうです。わたしは高校時代に"Man that is born of a woman"を歌ったことがあるだけで、その後、歌い手としてはパーセルとの縁はないんですが、いろいろ歌ってみたかったです。

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