Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

中芸アドベンチャーライド 1日目am

2023年02月03日 | サイクリング
1/30(月)、ツアー催行会社KOCHI AMIGOのスタッフが8時に迎えに来ると言うので、
チェックアウトし「東風ノ家」玄関前で待っていました。
少しすると宿主あずみさんが車でやってきて、同じツアーに参加する男性が降りてきました。
彼はアメリカ人のマシュー。
高知在住で小中学校で英語の先生をしているそうです。
何度もお遍路を体験するほどの日本びいき。
英語圏のインバウンドを見越した催行会社KOCHI AMIGOが、近い将来彼を新たなサイクリングガイドにと今回一緒に旅します。
送迎車は40分も遅れてようやくやってきてました。
渋滞していたとスタッフ。
都会じゃあるまいし、これはちょっと初っ端からいただけなかったッス。
集合場所の奈半利駅に着くと、真新しいGIANTのEバイクがズラっと並んでいました。
3日間お世話になる相棒。
ピカピカですね。
サドル位置を合わせ、練習走行。
走り出しのパワーが強く、ペダルを軽く踏みこんだだけでグンと進みます。
これがEバイクの特徴で、ほんと楽なのょ。
どれでもお好きなのをとモンベルタンブラーをいただきました。
KOCHI AMIGOロゴ入りで、今回のツアールートが描かれています。
自転車のハンドルに付けられたホルダーに入れてくださいと長川さん。
これはうれしい。
メンバーの自己紹介の後、今回は下の名前で呼び合いましょうと長川さん。
ということで長川さん改め、まさおさん。
走る順番を決め、諸注意を確認します。
今回のツアーテーマは「森林鉄道から日本一のゆずロードへ」
奈半利町をスタートし、田野町、安田町を経由し馬路村まで走ります。
画像はお借りしました。
それでは出発~!
まずは橋長172mの奈半利橋を渡ります。
左奥は海が見え、もうすぐそこが太平洋。
田野町完全天日塩製塩体験施設へ。
これから団体ツアーがやって来るということで体験はなし。
トリュフ塩も作っているそうですよ。
左のトンネルを通ると、
海に出ました。
かつての森林鉄道の終着地点だったそうで、右端と左端のコンクリートは壊れた橋脚だそうです。
この後、その意味がよくわかる映像を見ることになります。
少し走って、 濵川商店へ。
こちらは「美丈夫」という銘柄の日本酒を製造している酒蔵です。
高知県安芸市の水は国内屈指の超軟水だそうで、そこから生まれる美酒は世界最大規模のワイン品評会で上位に選ばれるほど。
長川さんが宴会用に1本購入。
ワタスも同じものを買ってみました。
お次も酒蔵に立ち寄り。
こちらは玉の井 南酒造場。
蔵のすぐ側に流れる安田川の伏流水を仕込み水として、南銘柄のお酒がたくさん並んでいました。
ここでも長川さんが1本購入。
住宅街を抜け走っていくと、こんなところでストップ。
お山の映画館 大心劇場ですか・・・。
さっそく中へ。
コンパクトですが、本物の映画館です。
パンフレットをいただきました。
確かに昭和の映画館だぁ。
右下には「ナニコレ珍百景に登録されました!」と。
左下でポスターを書いているのが館長の小松さん。
外に飾ってあった看板も小松さんの手づくりとのこと。
ちなみに上映中の「新感染」は2017年に公開された韓国のアクションホラー映画です。
時間が許すなら見たいッスよ。
そして壁一面に貼られたポスター。
おー、健さん!
右の狐火地獄は山城新伍さんですよ。
そんな古いのに左で見切れているのは安藤サクラさん。
古いものから新しいものまで。
百恵ちゃん、いたぁ~。
その下の一心太助は後の萬屋錦之介。
ずっと見ていられるなぁー。
スクリーンで、過去にBSTBSで放映された「日本遺産」のDVDを鑑賞。
テーマである森林鉄道からゆずロードへ変革したことがよくわかる番組でした。
引き続き、OHPによる森林鉄道の説明がありました。
そこに出てきたのは先ほど田野町の塩田施設を出たところで目にした砂浜から海に建てられた橋脚。
この残骸だったのね・・・。
森林鉄道はここまで木材を運び、それを海に下ろしクレーンで船に積んだそうですよ。
真ん中にクレーンを搭載した船が見えますね。
木材を下ろし空になった滑車を犬が引っ張る画像。
わんこの手も借りていたのね。
最後に館長がおもむろにギターを持ち舞台に上がりました。
いただいた名刺の裏に「ふるさとシンガー 豆電球 土佐を歌う男」とありました。
館長は豆電球という名の歌手でもあったのです。
2曲歌いますと歌った2曲目がまあ変わった唄でした。
サビで♪ごっくん、馬路村♪と繰り返すのですが、最初なんと言ってるかわかりませんでした。
だって「ごっくん」ですから。
どいういう意味なのかまったくわからないけれど、なぜか耳に残るのよね。
トイレに行くと中には館長の似顔絵が。
豆電球も描かれています。
大心劇場で1時間以上費やし、再スタート。
左はサポートカー。
もう1台エコノミーカーと今回は2台体制。
そしてこの道も森林鉄道の線路だったそうな。
少し走ると森林鉄道の駅舎だったというポイントに出ました。
その前の道路は一段高く、昔は線路だったことがよくわかりますね。
ペダルを漕いでいるとピンポンパンポンと響き渡る懐かしい12時の合図。
少しして、安田町の「味工房じねん」に到着。
きょうの昼食は天然鮎定食です。
おー、焼いてる焼いてる!
人数が多いので囲炉裏端と室内に分かれました。
ワタスは囲炉裏端で食べるチーム。
1匹だけやけに大きな鮎は、体に比例しマシューのお腹に収まりました。
今は鮎の時期ではないので、冷凍してあるそうです。
ワタスはハラワタが苦かったので、そこだけ残しちゃいました。
食べ終わって売店をウロウロしていたら、これが「ごっくん」だよとマシュー。
えーーーーー、ごっくんは商品名だったのか!
あの耳に残る♪ごっくん、馬路村♪は「ごっくん馬路村」というゆずドリンクだったのです。
謎が解けてスッキリ。
安田川沿いを走り、橋の上でストップ。
大心劇場のような映画館は娯楽のない昔、各所にあったそうでこちらは廃墟となった1館。
いまでは分離していますが向こうの建物まで繋がっていたそうですよ。
手前の建物が映写室で、木が生い茂っているところが客席だったとのこと。
大心劇場だけでも残っていてよかった。
森林鉄道の遺産が残る道をまだまだ走り、馬路温泉を目指します!

コメントを投稿