Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

中芸アドベンチャーライド 2日目pm

2023年02月06日 | サイクリング
魚梁瀬発電所見学が終わり、所長補佐の渡瀬さんから後ろの坂を上がってみますか?と。
法面上にある点検道路を自転車で走ることになりました。
カーブの舗装が少し凸凹しているとのこと。
大丈夫かなぁ~。
とりあえず大きなつづら折りをGo!
こんなところ、めったに走れるもんじゃありません。
ここはよかったんだけど・・・。
問題はやはりカーブでした。
なぜかどこのカーブも石畳状の舗装になってる~~~。
いくつものボコボコをガタガタしながらクリア。
全員堤防の上に着きました。
このコースで以前ロードバイクのタイムレースが行われたことがあると渡瀬さん。
細いタイヤであの石畳はかなりハードですよ。
また過去に加藤登紀子さんがダムコンサートを開いたことがあり、法面は馬路村の人達でいっぱいになったと。
細い山道は大渋滞を引き起こし、チケットを買ったはいいが、たどり着いた頃には終わっていたという人もいたそうで。
実はこの魚梁瀬ダムの下には、昔の魚梁瀬集落が沈んでいます。
入ってきたゲートではなく、上のゲートを開けますのでと渡瀬さん。
おかげさまで法面を下りずに済みました。
それでは上のゲートに参りましょう。
魚梁瀬ダム展望台に立ち寄り、上ってきた法面を横から眺める。
ほんとEバイクでよかったですよ。
最高レベルのスポーツモードでスイスイ。
魚梁瀬ダムに別れを告げ、小高い東屋で遅めのランチタイム。
ちなみに魚梁瀬と書いて「やなせ」と読みます。
なぜ魚という字が付いているのか不思議に思っていました。
四国あるあるの平家落人伝説。
平教経一行が奈半利川上流で熊野神社に祈りヤナ(川で魚とる仕掛け)を流し、
そのヤナが留まった瀬に住んで、そこを「魚梁瀬」と名づけたそうです。
と、この東屋の左にある案内板に書いてありました。
馬路温泉のお弁当はアメゴ入り。
右籠の上は郷土料理の田舎寿司。
山のものを使ったお寿司です。
酢飯に使うのは名産品「ゆの酢(柚子の果汁)」
しいたけ、茗荷のにぎり寿司に、タケノコの巻き寿司。
驚いたのはこんにゃくの中に酢飯をいれたこんにゃく寿司。
見た目はおいなりさんのよう。
東屋からこれから向かう馬路村魚梁瀬の集落が遠くに見えました。
そこが水没した村の移転先 丸山台地です。
その村に入る魚梁瀬大橋が工事中で、通行制限があるとのこと。
食べ終わると既に13:45を過ぎていました。
14時から10分間の通行可を狙って早く行かないと。
1人先行し橋の手前まで猛ダッシュ。
無事、全員渡ることができました。
まさおさんにすごい飛ばしてたねぇ~と言われちゃいました。
丸山公園にある魚梁瀬森林鉄道 森の駅やなせに着きました。
森林鉄道が走っていた時にまだ子供だったというおじいちゃんから当時のお話を伺いました。
小さい頃は森林鉄道の運転手になるのが夢だったそうですが、高校生の時に廃線になってしまいガッカリだったと。
そんな列車が残されていて、運転体験をすることに。
Nさんが一番手で400mのコースを2周します。
説明を受けた時は難しそうだなと思ったのですが、助手席のおじいちゃんが何から何まで指示。
言われるがまま、レバーを押したり引いたり。
汽笛を鳴らすのも指示通りにね。
魚梁瀬の集落は自転車でもひと回りできるので、各自で散策しましょうとまさおさん。
ダムの水位が下がり水没している旧魚梁瀬小中学校跡が見えました。
左の階段から降り、水面でSUPをする人もいるそうで。
今では別の場所に魚梁瀬小中学校があるのですが、高校はないそうです。
次の通行可時間で橋を渡り、本日の宿泊地 魚梁瀬森林公園オートキャンプ場へ。
手前がワタスとNさんのコテージ。
奥は男性陣が泊まります。
中はこんな感じ。
1Fの3段ベットの下段にNさん。
ベッドの足に車輪が付いていて、引き出すことができます。
ワタスは梯子を上がり、
こちらの屋根裏部屋にしました。
昨晩が寒かったので上の方が暖かいかと。
テラスに出ると目の前は魚梁瀬ダムの貯水池。
夜はコテージの前でBBQです。
準備は村民の方々とスタッフがしてくださいます。
そんならきのう買った美丈夫、飲んじゃう?
うん、飲んじゃえ!
飲みながら支度を眺めていたら、男性陣がやってきたぁー。
スナック「窓辺」OPEN。
ええい、振る舞い酒でぃ。
準備は着々と進み、村民との交流会を兼ねた宴会スタート。
左の男性は魚梁瀬に移住してきたそうです。
寒くないよう炭火のそばへ。
日本酒をごちそうしたら、お礼に缶ビールをいただきました。
炭火の近くは暖かい上、焼くのも便利。
陽も落ち、気温も下がってきました。
どんだけ寒いか心配でしたが、思っていたほどではなく一安心。
焚き火もあり、薪も次々投入。
食べ終わると自然と焚き火周りへ。
みんなで片付けた後、引き続き男性陣コテージで2次会が始まりました。
村民のおじさんからお土産には「塩けんぴ」がいいよと教えてもらいました。
高知は芋けんぴが有名なんですが、その塩味があるそうで。
これは買って帰らないと。
横を見るとEバイクのバッテリーがズラーッと並び充電中。
おかげさまで楽々坂道を上ることができます。
明日はいよいよツアー最終日。
ラストスパート、がんばりましょー!

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