Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

雪山登山入門 in 信州・湯ノ丸山

2016年01月15日 | 

1/11(月)は久々にクラブツーリズム SHE'Sツアーに参加してきました。
SHE'Sは女性限定の登山ツアーです。
今回のガイドは、先週お世話になった佐和子さんといつもお世話になっているユッキーさん。
JR上野駅から新幹線に乗るためホームで待っていると、そこにやってきたのは
なんと同じSHE'Sツアーで2年前の9月、キャニオニング体験と谷川岳でご一緒したSさん。
座席もお隣で、あの時のメンバーの近況を教えていただきました。
佐久平駅で降りると、佐和子ガイドも同じ電車に乗っていたようで、ばったり。
いきなり「声が出ません!」と書いてある紙を掲げ、どうやら風邪引いた模様。
駅前から8時発のバスに乗りました。

途中から小学生スキーヤーがわんさか乗車。目的地の湯の丸はスキー場なんですね。
そして私達のツアーは
「雪山登山入門 雪山ステップ① アイゼンを付けてみよう!in 信州・湯ノ丸山」なのです。
1時間ほどバスに揺られ、湯の丸に到着!
雪山は装備が大変ですが、湯の丸自然学習センターという施設内で準備することができました。

広くて、私達だけで、ほんと助かりました。
ここでガイドさんにグローブをチェックされました。手先が冷えますからねぇー。

今回、6本爪の軽アイゼンを持ってきました。
トレッキングポールは2本で!と言われたので、1本しか持ってない私は同じメーカーのものを
もう1本買い足しに行ったところ、昨年で製造中止になったと言われてしまいました。
いまやトレッキングポールは2本セットで販売されていて、1本売りがありませんでした。
泣く泣く2本買い、バケットをスノーリングに変えました。
これも交換するのに奥まで差し込めず、買った翌日またお店に行き、スタッフにやってもらいました。
外すことも難しく、もうこのポールは雪山用としてスノーリングを付けたままで使います。
トレッキングパンツの上にレインパンツを重ね、ネックウォーマーに帽子をかぶり、準備万端。
10時前に出発~!

右側はスキー場でしたが、それにしても雪ないよなぁ・・・。
歩き始めてすぐのキャンプ場から目指す湯ノ丸山が見えてきました。

歩くとすぐに熱くなり、フリースを脱ぎました。
烏帽子岳との分岐点。

ユッキーさんもジャケットを1枚脱いで軽装に。
いよいよ傾斜が始まるところに鐘がありました。

平らなので、ここからアイゼンを装着します。
入門ツアーなので、初めてアイゼンを付けるという参加者も。

ユッキーさんが丁寧に指導していました。
私は昨シーズンから雪山を始めたので、アイゼン装着は自分でできました。
さあここから斜面を登っていきますよ。
せっかくアイゼンを付けても雪が少なく、岩や土が露出しているところもあり、
岩にアイゼンの爪が当たると嫌な音がします。
遠くに富士山が小さく見えました。
向こうの山の斜面にあるのが、湯の丸スキー場です。

山頂が近づくにつれ、風が強くなってきました。
そして湯ノ丸山の頂上ではピューピュー音がするほどの強風で、もう寒い寒い。
お約束の1枚。湯ノ丸山(2,101m)に着いたどぉ~。

山頂でもこの雪の少なさです。
少し先にもう1つのピーク(北峰)があるので、そちらにも行ってみることになりました。
この往復がとにかく寒かった。
ジャケットに付いているフードは風で飛ばされ、脱げちゃうし、
中綿入りの手袋とインナー手袋の2枚重ねをしていたのに、指が冷たいし。
北峰には三角点があり、「山」と彫られていました。

山は山だけど・・・。
こちらも雪が少なく岩が露出していますね。
とにかく寒いので、アイゼンを装着した鐘のある広場まで、一気に下りることになりました。

下りたところで、お昼休憩。
ここまでくると風もなく、暖かいのです。
復路も行きと同じ道を歩き、無事バス停まで戻ってきました。
バスの時間まで1時間弱あるので、レストランで温かい飲み物を飲みながら、雪山装備の講習会が行われました。
ガイドのお2人が何を着ているか、アンダーウエアまでめくって見せてくれました。
2人共、グローブは3枚重ねしていましたが、それでも山頂では寒かったと。
私も一番寒さを感じたのが、手先。
いいお天気でしたが、風が吹くとあっという間に体感温度が下がるということがよくわかりました。
雪山は装備をきちんと整え、後は脱いだり着たりで体温調節をするのが重要ですね。
帰りの佐久平駅では売店で、野沢菜、にごり酒、ハチミツなどをお買い上げ。
翌日飲んだ冷え冷えのにごり酒、めちゃおいしかったです。
さて今後も雪山ツアーの予定が入っていますが・・・、も少し雪降ってくださぁーい!