Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

北欧 2日目スウェーデン キルナ

2016年01月03日 | 旅行記

12/25(金)、7時から朝食を取りました。
温かいものは、スクランブルエッグと茹でたウインナーくらいで、
ハム、チーズ、レバーのパテ、サラダ、ヨーグルトなど、あとは冷たいものばかり。

スープでもあればいいのいなぁー。
さてスウェーデンのキルナと言っても、いったいどこやねん?という方がほとんどでしょう。
こちらが、今回のツアーの行程です。

A・Bコースがアビスコ、私達Cコースがビヨルクリーデンと中2泊だけ分かれます。
途中、列車に乗ったり、飛行機を乗り継いだり、かなりの移動距離です。
きょうはホテル出発が10:45とゆっくりだったので、それまでキルナの街を散策することにしました。
ホテル前は大きな駐車場と左側には観光案内所が入る大きなビルが。

映画館にスーパーマーケット、土産物店も入っているのに、なんたってクリスマス。
やってないんスよ。

ほんとうに小さな町で、人口が23,000人ほど。
繁華街とおぼしき通りも残念ながら、やってません。

ガラガラの町ですが、何組か犬の散歩をしている方とすれ違いました。
外でおしっこしたかったんだもんね!

Runningのお供。

このわんこはホテルのロビーに入ってきました。

部屋に戻ると、厚着していたので、暑い暑い!思わず窓を開けました。

外気は寒いのですが、室内に入るととても暖かいので、重ね着が肝心ですね。
キルナのホテル「スカンディック フォルム」は1泊だけ。
最後にロビーを撮影。お星さまのライトは、ほとんどのお家に飾ってありました。

ビリヤード台上にあるトナカイの角のオブジェがいいですねぇ~。

暖炉の奥がBARです。

ホテルを後にし、バスで市内観光へGo!
ここから現地ガイドさんが同行しました。
まずはキルナ市庁舎。

中に入れましたよ。

広いスペースの周りはギャラリーで、展示物が飾ってありました。
キルナ市のジオラマと添乗員の遠藤さん。

現地ガイドの英語を即座に通訳。簡潔明瞭で素晴らしい!
キルナは鉱山の町で、画像右側から掘って掘ってを繰り返し、左側の町に迫るほど掘り進んでいるそうな。
このままでいくと町が陥没してしまう恐れがあり、2年後をめどに町全体が移転するそうです。
なのでこの市庁舎も既に移転先が決まっています。
移転費用は市が負担するそうですが、その莫大な費用を賄えるほど、鉱山の利益は高いそうですよ。
木とトナカイの角でできたオブジェ。

その昔はサーミ人がトナカイの放牧をしながら住んていたそうです。
お次はキルナ教会へ。
小さい町なのですぐに着いてしまいました。

11時でこの暗さ。かすかに日が出ていて、初めて太陽光を感じました。
教会の屋根には金色に輝く像が等間隔に立っていました。

が、お一人だけなぜか首をかしげていて、目立ってました。

ヨガ好きの私には、ストレッチしてるように見えちゃうな。

中に入ると、入口上には大きなパイプオルガンが。

正面には絵画が。

どんな宗教の人も受け入れるということで、通常教会にある十字架に貼り付けられたキリストという像はありませんとのこと。
樹林と光で天国を表しているそうです。

手を合わせ、来年の安全登山を祈願しました。
キリスト生誕の木製オブジェ。

この教会も解体し、そっくりそのまま移転するそうです。
教会を出ると、目の前に塔がありました。

この中に鐘があり、朝鳴っているのを聞いたという方も。気付かなかったなぁ・・・。
教会を後にし、鉱山のふもとへ。
国営企業LKABは良質なスウェーデン鋼を産出し、キルナを町を支えています。

LKABのビルにはスウェーデン語の「MERRY CHRISTMAS」を表す「GODJUL」という文字が。

窓ガラスの点灯がわかりますかね?「グュー ユール」と発音するそうですよ。
そして掘られた鉱山は何十両にも渡る貨物列車で運ばれます。

しかし遠い将来、掘りつくしてしまったら、キルナの町はどうなってしまうのでしょうかねぇー。
昔に戻ってトナカイの放牧でもするしかない?
この後もお世話になるドライバーのミカエルさん(左)と現地ガイドさん(右)と記念に1枚。

キルナを後にし、ユッカスヤルビへ向かいましょう!