「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

土曜日に釣り

2011年03月08日 | 釣行記
先週末の土・日は思う存分遊んだのだが、最近は結構珍しい。5年前なら普通だったけど、最近急激に精神的な老化を感じている。こんなこっちゃ駄目だという思いも常にあるのだが、それ相応の歳なんだから受けれねばという思いもある。
1日釣りすると、翌日はぐったりという感じだったけど、その翌日にゴルフするなんて自殺行為とさえ最近は感じているのだが、そんな心理こそが老化だと言い聞かせ、誘われるままに動いて見たわけだ。

釣りだが、先月も日記には記録できていない釣りに、確か3週間前だけど行った。釣りの前日の夜、釣り具屋で知り合いのIZさんに会い、勢いで大島防波堤に行ったのだが、波・風があり釣り辛く、何とか持ち帰りの1匹、カワハギ(写真上)が釣れたのだが、話題になる事と言えば、とっても小さなブダイが釣れた事。サイズとしては12Cmぐらい(写真下)


とにかくそれぐらいの話題だったので何となく日も過ぎて、記録もできないままだったのだが、先週はまあ面白かった。

予報では波は凪で風も風速2m程度まで。とても釣りやすい環境だ。ちょっと大人し過ぎで魚が寄りつかない懸念もあるが、釣りやすいほうが精神的には楽である。
釣り場には私とAN師匠以外に中学生が2名。船付場まではお父さんに連れてきてもらったそうだが、なんとも道具が凄い。もしかして名人級腕前なのかなどと変な緊張もしつつ釣り開始。
師匠は最初にエギを取りだしてイカを狙うが、すぐに小振りだけど1匹釣れた。

なんでもいいが最初から活性があるのはとても良い事だ。
私も開始するが、1匹目に小さめのシツオ※ノトイスズミ、続けてキタマクラ。そして3匹目に手強いアタリがあり、格闘の末に見えた姿は巨大なシツオだった。それでやる気を無くして、力を抜いたとたんにハリス切れ。
それでもかなり活性が高いと感じたんだけど、その後しばらく沈黙が続き、約1時間程度経過後に、やっと本命のメジナ。

大きさは30Cm程度だが、このクラスだと充分に刺身が取れるような身厚だ。ちなみにこのサイズよりわずかに小さいと、なぜか幅が薄くて食欲が失せる。しいてはリリースとなるのだが、なんとなく1つの壁があるような気がする。

師匠もフカセ釣りを始めたが、時を逸したかメジナは厳しい。しかし、代わりにホシザヨリの到来。
かなり大きな群れがあるようで入れ食いになる。

私も仕掛けを替えてホシザヨリ狙いをすると、あっという間に10匹ほど釣れた。大きいものはハリを飲み込んでしまっていて、抜きあげる途中でハリス切れしてしまう。きちんと測ってないけど標準的な大きさは40Cm前後で、大きいものだと60Cm程度にもなる。

10匹も釣ると飽きてしまい、まだまだいくらでも釣れる雰囲気だけど、それを処理する事も大変な想像がつくので、今度は釣らない努力をしたが、ずっと帰るまで餌取りとして周囲にのさばっていた。

途中でゴルフのWA師匠から翌日のお誘いがあって、連チャンだけど行く事にした。
そんな訳で釣れた魚の下処理時間がないと察して魚の腸や鱗は現地処理したが、このホシザヨリの独特なる特徴として内臓にウキ袋を持っている。淡水魚と違うのは1部屋の袋ではなく、無数の小さい気泡で、言葉で言えばシャボン玉の液に空気を吹きこんだ感じだ。表層を動き回るから必要なのか定かではないが、とにかく珍しい。

結果この魚はお裾分けということですべて配ってしまった。結局翌日のゴルフの後に料理する自信が無かった。家内に任せてもよいのだが怪訝な顔を想像するとどうも言い出しにくい。喜んで頂ける方に渡したい。