「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

「宮崎」の語源

2008年10月16日 | 勉強部屋
ふと、「宮崎」の語源って何なんだろうと思う。

当然検索するとWEB上に「地名由来辞典」なるサイトがあり、これによると奈良時代にすでに「宮埼郡」という郡名があり、平安時代には宮埼→宮崎と記録されているようだ。宮は神宮(神社)の事で崎とは本来「前(さき)」なんだそうで、この対象の神社とは、宮崎神宮・奈古神社とも言われるけど、有力なのは「江田神社」なんだそうだ。

宮崎神宮は宮崎市内でもっとも風格がある中心部にそれなりの広大な敷地を持ち知名度も高いけど奈古神社となると???

「宮崎市南方町御供田」という住所のようなので地図検索をしてみると、そこは観光地の1つである「平和台公園」の近く、平和が丘団地という場所の近所だ。
行ったことはないけど車では横を通る場所で、確かに神社があったなという程度の認識。さほど大きくないと思う。

そして「江田神社」だけど、ここは知人からも聞いたことがあるが由緒正しい宮崎の歴史には不可欠な神社ではあるらしい。(その程度の知識)
日本最古のご神体を祀る神社としてWEB上にも紹介されているが、場所は現在のシーガイヤのすぐ近くで宮崎市内から向かって「市民の森」公園があるちょいと手前ぐらい。ここも確かに神社らしきものがあったかも。
日向国内でも有数の古社として古くから崇敬をうけて来た格式高い神社ではあったようだが津波・地震等の被害から衰退し、一村落の産土神の扱いとなっているようだ。知人によると、もっと祀られるべきだし、知られていい神社なんだと言う。

さて宮崎が神社の県であるという感じもしてきたので、どれほどの神社があるかというと「ウィキペディア」にて紹介されている場所は18箇所。以下の通り・・

◎青島神社・・・・・・・・・・・・・・・宮崎市
◎天岩戸神社・・・・・・・・・・・・・・高千穂町
◎生目神社・・・・・・・・・・・・・・・宮崎市
◎鵜戸神宮・・・・・・・・・・・・・・・日南市
△江田神社・・・・・・・・・・・・・・・宮崎市
◎神柱宮(かんばしらぐう)・・・・・・・都城市
○霧島神社※霧島神宮・・・・・・・・・・鹿児島県霧島市
■霧島岑神社(きりしまみねじんじゃ)・・小林市
■霧島六社権現・・・・・・・・・・・・・霧島山周辺
■くし触神社・・・・・・・・・・・・・・高千穂町
■巨田神社・・・・・・・・・・・・・・・宮崎市佐土原町
◎狭野神社・・・・・・・・・・・・・・・高原町
◎高千穂神社・・・・・・・・・・・・・・高千穂町
○土持神社・・・・・・・・・・・・・・・延岡市
◎都農神社・・・・・・・・・・・・・・・都農町
◎都萬神社・・・・・・・・・・・・・・・西都市
■神門神社・・・・・・・・・・・・・・・美郷町南郷
◎宮崎神宮・・・・・・・・・・・・・・・宮崎市

◎は行ったことがあり、○は知っている。△は今知ったばかりであり、■は知らない。ウィキペディアで出てくる以外にも「産土神の扱い」なる場所は数多いと思うけど、掲載してるのは代表的なところ。

宮崎の神社なのに「霧島神社」は鹿児島県霧島市なんだけど、過去歴史的には日向国所在で、鎌倉時代に噴火によって移設されたよう。

■のそれぞれの所在地を調べてみたら「霧島六社権現」については単独の神社ではなく霧島山の周辺にある以下の6つの神社の総称であるようだ。

霧島神宮(西御在所霧島六社権現。別当・華林寺)
霧島岑神社(霧島山中央六所権現。別当・瀬多尾寺)
霧島東神社(霧島東御在所両所権現。別当・錫杖院)
東霧島神社(東霧島権現。別当・勅詔院)
狭野神社(狭野大権現。別当・神徳院)
夷守神社(夷守六所権現。別当・宝光院)

さて、はたまた疑問・・・「権現」って何?

もうこうなってくると、もっときちんと学ばないといけないけど、仏教が興隆した時代に表れた神仏習合思想の一つで本地垂迹(ほんちすいじゃく)という考え方があり、つまり日本の神々というのは仏教の仏が形を変えて姿を現したものということなんだそうで、この考え方に基づいた神号なんだそうだ。まあ神様の名前だな。

それを祭ってあるのが神社ということかな。

更には「別当」って何よ。とも思っているのだが、これまた奥が深そうなので簡単にここで紹介できないかも。(私の解釈が曖昧)

宮崎を語るならまずは神社。そんな結果に行きついたような。

話題が無くてふらっとタイトルを決めて書き込み始めたけど、なんとなく神社巡りをしたくなった。

最後に・・・

私はえびの市出身だけど高原町の生まれであり、神社参りというと子供の頃は上記の「狭野神社」ばかり。
年に1度行くだけなんだけど(初詣)当時は人ごみも楽しかったし屋台が並んでいるのも嬉しかったし、ついでに連れて行ってもらった近所の「佐野養魚所」での鯉や金魚の買物とか、釣り濠遊びが嬉しかった。
そしてこの神社には樹齢数百年という杉の木が何本かあり、この巨木を今でも思い出すが、子供の頃にあったその巨木もここ数10年で随分減ってしまった。
何百年も生きてきた木が最近バタバタと倒れるっていうのは、おそらく同時期に植えられた木々だろうし寿命と言うこともあるかも知れないけど、もし環境の問題だったとしたら悲しい。調べた人っているのかな?