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アートネタなど日々のあれこれ

ゴッホ 最期の手紙

2017-11-09 23:36:25 | 映画
TOHOシネマズ六本木で「ゴッホ最期の手紙」を見てきました。

この映画、「世界初、全編が動く油絵で構成される珠玉のアートサスベンス映画」とのうたい文句通り、何とゴッホの描いた風景の中で、ゴッホが描いた人物たちが、動き、話します。あの郵便配達人のルーランやその息子、タンギー爺さん、医師ガシェとその娘、などなど。何とこの映画のために、125名の画家達が、ゴッホのタッチを再現しながら油絵を描いたのだとか。その数なんと、6万5000枚!全編が油絵で構成されたアニメーションなんて、これまで見たこともない映像で、まさに驚異でした。

まだ公開されたばかりの映画なので、ネタバレにならないように気をつけます・・・斬新な映像だけでなく、ストーリーの方もスリリングなミステリーのようで、最初から最後まで目が離せませんでした。狂言回しの役割を果たすのが、ルーランの息子、アルマン・ルーラン。彼は父の頼みでゴッホの死後に見つかった、彼の最期の手紙を弟テオに届けようとするのですが、その途中で、ゴッホの死をめぐる謎に突き当たります。食い違う人々の証言。麦畑で自殺したとされるゴッホの死の真相は・・・!?

偉大な作品の数々の裏にあった、ゴッホの喜びや悲しみや苦しみ、孤独な魂がひしひしと伝わってくる映画でした・・・彼が画家を志したばかりの頃の手紙、そして最期の手紙が泣かせます。星は、案外近いところにあるのかもしれません・・・。

本当に、今までにない映像経験だったので、いまだに言葉で表現することも難しく・・・細々とでも映画を見続けていると、こういうこともあるのですね・・・衝撃的でした。

観賞後はひさびさに六本木ヒルズでランチを。「エッグセレント」で「エッグセレントプレート」をいただきました。エッグベネディクトもパンケーキもおいしかったな・・・セットのドリンクは「千本松コーヒー」を頼みましたが、こちらも濃厚で美味でした。




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