企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

おすすめではないのだけれど・・・

2006年12月17日 | 趣味関係(食IT音楽を含む)
知り合いから、レニングラードフィル(今は名前が変わってしまいましたが)のムラヴィンスキーの演奏は、見て損はないと言われたので、DVDを探してきました。購入したのは、自分でも好きな曲であるチャイコフスキーの第五番。ムラヴィンスキーの十八番でもあります。CDは何枚か持っているものの、ざっと見て音源は別のものでありそうだったので、迷わず購入。観てびっくりの、残念DVDでした。
私が見たかったのは、オケの皆が、おなじ動き、おなじ角度で演奏するという、今で言うなら北朝鮮みたいな雰囲気のオケだったのですが。。。このDVD、映っているのはムラヴィンスキーの上半身ばっかり(^-^;。一瞬、弦がうつったり、ホルンが映ったりするものの、ほとんどムラヴィンスキーの顔と手です。そういうことは、ディスクの外側に書いておいて欲しい。騙された感強いです。
Amazonの評を読んでから買うべきだった、と悔やんでいます。同様のこと、書いてあったのだから(;_;)。なお、指揮法を勉強するには、ある種の参考資料になるかもしれません。
ただ、思ったのはムラヴィンスキーは、指揮のタイミングが早い!音が聞こえる1秒以上前に、動作がなされています。一方、ストコフスキーなんか、ほぼ同時だったりする。みんながみんな、同じくらいの早いタイミングで振っているわけではなかったんだなぁ、と納得。
のだめの千秋の振りも、別におかしいことないんだなぁ、と思いました。
やはり日本のオケばかり演奏会で見に行っていては、こういうことには気がつかないのか。。と。

一方、下に掲載したアバドのマーラー7番は、アングルも問題なし。そして、演奏もすばらしい。病気から復活したアバドが、とても楽しそうに振っている姿、そして各パートの演奏者たちの自信に満ちた演奏、とっても楽しめます。こちらは真面目におすすめです!


チャイコフスキー:交響曲第5番

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マーラー:交響曲第7番ホ短調《夜の歌》

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コメント
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