企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

これはおかしい。高所得高齢者の医療負担増

2005年07月16日 | 過去の不満たらたら記事
高齢者に、医療費を3割負担させるのだという。所得が高い人だけを狙い撃ちとのこと。違うのじゃないかなぁ?と感じてならない。だって、税金もしっかり払っている人たちなんだから。今後、労働力が不足していくというときに、70歳を超えても頑張って稼ぎ、税金をしっかり払っている人に、なお、医療負担も重くするなんて。。逆じゃないか?そこまで健康で稼いで、税金払えるのだから、医療はできるだけ軽くしてあげよう、という方が、社会的によさそうな気がする。
また、高齢になっても、そこまで働かなければならない理由だってあるかもしれない。個人的な借金とか(もちろん、その借金が自分に帰するとは限らないだろう)、子供が重い病気だとか。単純にとれそうだから、取る。みたいな社会保障ではおかしいと思う。受益者負担ばかりが能ではない。だが、事情を勘案せず、一律に高齢で数百万稼いでいるから負担せよ、では高齢者の勤労意欲をそぐことになりはしまいか?若者に比べて、ただでさえ医療コストがかさむハズなのに。。。

高所得の高齢者は3割へ 医療費の窓口負担で厚労省 (共同通信) - goo ニュース

高所得の高齢者は3割へ 医療費の窓口負担で厚労省
2005年 7月15日 (金) 17:57
 厚生労働省は15日、来年の通常国会に提出する医療保険制度改革で、現役世代との負担と給付のバランスを図るため、高齢者としては高い所得があると判断される70歳以上の人が窓口で支払う医療費の自己負担を、現在の2割から70歳未満と同じ3割に引き上げる方向で検討に入った。
一方、通常の所得世帯の窓口負担については、新設する75歳以上の後期高齢者を対象とした医療保険では、現行制度と同様に1割に据え置く案が有力。70歳以上74歳以下の高齢者については、低所得者への対策を講じた上で、現行の原則1割を2割に引き上げることも視野に入れている。
現在、高齢者で高所得世帯とされているのは、課税所得が現役世代の平均と同水準の世帯。本年度の税制改正で、この基準は夫婦2人世帯では年収621万円以上、単身世帯で484万円以上となっている。
コメント (2)
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