

先日、渡り鳥の様子を見に、近くの伊豆沼や内沼に出かけてきました。
大半の渡り鳥は、日中は沼周辺の水田地帯に餌を求めて外出中で、伊豆沼の岸辺近くではあまり姿を見かけませんでした。
ただ 内沼では、餌付けがなされているためか、多くの鳥の姿を見ることができました。
でも 無防備に餌がもらえると思って寄って来る姿に 心配になりました。
安易に餌をもらえることで 餌を探し求めたり 危険を察知する 本来の野生の能力を保てるのかどうかと…?
人間と自然とは ある程度の距離感が必要なのではないかと感じます。
人間が近づき過ぎることで、自然の生態まで変えてしまうことが 往々にしてあります。
自然に親しむことはとても良いことだと思いますが、どこかで冷静に 動植物や環境の保護といった視点で、その距離感を
推し量ってみることも大切なのかなと考えました。
写真の二羽の白鳥には、見とれてしまいました。
私がそこにいる間、決して離れずよりそうように二羽でいました。
向き合うのではく 同じ方向を見つめている姿に
未来までずっと一緒だよ とでもささきあっているような 感じがしました。
自然との心の距離を 人間の側に寄せすぎた 勝手な見方をしてしまいました。
時には 気分転換に 野鳥や渡り鳥の観察など いかがでしょうか。
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