あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

W杯サッカー日本代表の試合を見て

2014-06-26 21:39:16 | インポート

グループリーグでの敗退が決まった日本チーム。本田選手や香川選手等の活躍を通して、決勝リーグまで駒を進めることができるのではと期待したものの、世界の壁は乗り越えられない高さがあったようです。4年に1回というオリンピック同様の大会なので、それを目指して4年間の準備をし、努力を積み重ねてきた選手たちにとっては、辛い結果だったのではないかと思います。しかし、この悔しさがさらなる技術と精神力を高めるステップになるものと信じます。今選手たちにかけたい言葉は、「ご苦労様でした。」の一言です。世界のレベルにたどりつくために、何が必要で、どんな努力が求められるのか、その答えは選手自身が見出していくように思います。

とても印象に残った言葉に、本田選手がコロンビア戦の前に語った言葉があります。「ミラクルは、それを信じる者にしか訪れない。」 結果的には、4対1という敗戦であり、ミラクルは起こらなかったわけですが、その言葉は未来を切り開くための名言でもあると思いました。ミラクルは奇跡であると同時に、開かれた可能性でもあると思うのです。可能性を信じ努力を続けることで、奇跡は与えられるものではなく、つくりだすものになっていくのではないでしょうか。

それはまた、サッカーに限らず人間社会の中でも通用する言葉なのだと思います。すぐに叶わない夢であっても、いつかは叶う夢と信じ歩み続けることで、実現できるものなのかもしれません。たとえ叶わなくても、夢に向かって歩み続けることに人生の意義を実感できるような気がします。未来をよりよいものにするために、今という時間が用意されているのですから。

プロ野球の楽天イーグルスは、昨年は見事に日本一を獲得しました。弱小球団と言われながらも、夢を実現することができました。その感動は、ミラクルを信じたからこそ味わうことのできた感動だったように思います。

選手を信じ、やがて訪れるミラクルを期待しながら、これからもサッカー日本代表チームを応援していきたいと思います。