あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

新たなるままに

2024-01-01 23:24:39 | 日記
  新たなるままに

新たな年に 新たなことを
新たな思いで 新たに歩む
新たな時を 新たに迎え
新たな今を 新たに刻む

新たに見える 新たな道を
新たに踏み出す
今日は 1月1日

すべてをリセットし
未来へと続く扉を開いていこう
今年の中に用意された一日一日を
悔いのないよう 進みながら

今日は 1年の始まりの日なのだから

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「子どもの権利条約」と戦争

2023-12-31 09:46:48 | 日記
 パレスチナのガザで暮らす子どもたちの悲惨な様子を映像で見るたび、心が痛みます。
 今のこの瞬間も、多くの子どもたちは戦火に怯え、尊い命を奪われたり傷ついたりしているのかもしれません。
 そこで暮らす子どもたちの命や人権、これから歩んでいくはずの未来を奪うことは、決して許されることではないはずです。

 子どもの権利条約は、世界中すべての子どもたちがもつ人権(権利)を定めた条約で、1989年11月20日、国連総会において
採択されました。この条約を守ることを約束している「締約国・地域」の数は196。世界で最も広く受け入れられている人権
条約とのこと。

 子どもの権利条約は、子ども(18歳未満の人)が守られる対象であるだけでなく、権利をもつ主体であることを明確にしました。
子どもがおとなと同じように、ひとりの人間としてもつ様々な権利を認めるとともに、成長の過程にあって保護や配慮が必要な、
子どもならではの権利も定めています。
 生きる権利や成長する権利、暴力から守られる権利、教育を受ける権利、遊ぶ権利、参加する権利など、子どもは生まれながら
に人権(権利)をもっていて、それは義務と引き換えに与えられるものではなく、何かをしないと取り上げられるものではないもの
だということです。

 現在、イスラエルとパレスチナ、ウクライナとロシアの間で戦争が行われていますが、イスラエルは1991年10月3日、パレスチ
ナは2014年4月2日、ウクライナは1991年8月28日、ロシアは1990年8月16日に条約を締結しています。
日本は1994年4月22日に、世界で158番目の締結国となっています。

 ユニセフによると、子どもの権利条約には次の4つの原則があるそうです。

〇差別の禁止
 すべての子どもは、子ども自身や親の人種や国籍、性、意見、障害、経済状況などどんな理由でも差別されず、条約のすべての
 権利が保障されます。
〇子どもの最善の利益
 子どもに関することが決められ、行われる時は、「その子どもにとって最もよいことは何か」を第一に考えます。
〇生命、生存及び発達に関する権利
 すべての子どもの命が守られ、もって生まれた能力を十分に伸ばして成長できるよう、医療、教育、生活への支援
 などを受けることが保障されます。
〇子どもの意見の尊重
 子どもは自分に関係ある事柄について自由に意見を表すことができ、おとなはその意見を子どもの発達に応じて
 十分に考慮します。

 この4原則のどれもが守られない状況をつくっているのが、国(おとな)が起こす戦争なのではないでしょうか。
 子どもの権利条約の締約国においては、子どもが「権利の保有者」であり、それを守る「義務の担い手」は、国(おとな)であり、
国は法律や政策などを通じて、条約に定められた子どもの権利の実現につとめなければならない とあります。
 今、戦火の中に在る子どもたちにとって、何が必要でどうすることが最善の道なのか、生まれながら世界中のどの子ももっている
権利に心を寄せ、国としておとなとして何ができるのか切実に問い直すことが求められているような気がしてなりません。
 どの子も未来を創っていく主体となって活躍できるような世界を実現するためにも 国やおとなたちには、戦争や争いを止め、
子どもが安心して権利の主体として暮らすことができるよう努める義務があるのではないでしょうか。

 ジョン・レノンが歌い、オノ・ヨーコが作詞した「Imagin」にあるように、想像力を働かせ、世界中のおとなたちが子どもたちの
幸せを願い、行動する中で、世界は一つになれるのかもしれません。

       ……
       想像して 国なんて無いと
       難しいことじゃないさ
       殺める理由も死ぬ理由もない
       そして宗教もない
       想像して すべての人々が
       ただ平和に暮らしてると

       君は思うかも 僕が夢想家だって
       でもそれは僕だけじゃないんだ
       君もいつか仲間になってくれたら
       そして世界は一つになるんだ
       ……



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世界中の子どもたちの幸せを祈りながら

2023-12-24 21:15:55 | 日記
今日は、クリスマスイブ。

子どもたちは、サンタの来訪を夢見ていることでしょう。
サンタ役の親の方々も、その夢を実現しようと あれこれ下準備に心をときめか
せていることでしょう。
子どもの幸せを願う人は、誰でもサンタクロースの同志です。
子どもたちの未来が希望に満ちたものであってほしい、その願いが共通の志。
その志を持ち続ける人がいる限り、サンタクロースは不滅の存在と言えそうです。

しかし、子どもたちはどうでしょうか。
ガザの死者は2万人を超え、その内8千人が子どもだという報道もあります。
ロシアとの戦争でたくさんのウクライナの子どもたちの命も奪われています。
アフガニスタンでは、タリバン政権のもと、女性が学校に行くことが許されず,
学ぶ権利とその未来が奪われています。

世界では、たくさんの不幸が存在し、子どもたちの未来と命が奪われる悲しい
出来事が続いています。

サンタクロースは、この現実を見てどう感じているのでしょうか。

世界中の子どもたちが幸せを享受できない限り、サンタのハートにも平穏は訪れ
ないことでしょう。

世界に 平和を! 子どもたちに 幸せな未来を !

サンタクロースの志を抱く 世界中の人々が力を合わせて そんな未来を
子どもたちにプレゼントできる日が 訪れることを心から祈りたいと思います。

今日が クリスマスイブですから。
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「ごくろうさま!」の一言

2023-12-23 10:58:34 | 日記
「ごくろうさま!」
その一言が、快く心に響く朝でした。

朝、目覚めて外を見ると、一面雪景色でした。
上空を雪が勢いよく舞っています。
遠くの木々も揺れています。
強風も吹いているようです。
時々太陽も顔を見せ、白銀の世界がまぶしく感じられます。
3~5cm程度の積雪でしたが、雪かきが必要のようです。
雪の晴れ間を見て、1年振りの雪かきに取り組むことにしました。

その作業の合間に、隣近所の方と交わした一言が
「ごくろうさま!」でした。

あいさつもそうですが、短い一言があたたかく心に届く時があります。
「こんにちは!」 「どうも!」 「元気ですか!」 「よろしく!」
さり気ない一言が、相手の笑顔と共に 心を明るくしてくれます。

コロナの影響で、黙することが自然と身に付き、言葉を交わす機会が
減って来たような印象があります。
だからこそなおさら、短い言葉であってもそこに人のぬくもりのような
ものを感じるのかもしれません。

人と人とのつながりを感じさせてくれる一言を大切したいなと思った
朝の出来事でした。
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サンタクロースの絵本の紹介 その3

2023-12-03 13:07:50 | 日記
〇 「クリスマスには おくりもの」  さく・え:五味 太郎   絵本館

 人間味あふれるサンタが登場する 私にとって一番のお気に入り絵本です。
どんなところに人間味を感じるかといいますと、おくりものを届けるサンタが自分の
ベッドにもおくりものを入れるくつ下を下げていたことです。いつか、自分もおくり
ものを受け取る日がやってくるのではないかと夢見ていたのでしょう。
そして、その夢がかなう日が訪れます。何度目かのおくりものを女の子のもとに届け
に行ったサンタは、おくりものを入れるくつ下の中に、自分宛のおくりものを見つけ
ます。大喜びのサンタは、そのおくりものを大事に抱えて家へと帰ります。
おくりものは何だろう、開けちゃおうかなとサンタは思ったのですが、くつしたに
おくりものを入れて朝までがまんすることにします。
この場面にもサンタの人間味が感じられ、そのうれしさが伝わってきます。
おくりものは、何だったのでしょうか。それはくつ下でした。
冷たい夜におくりものを届けて回るサンタの足を気遣い、女の子はおくりものをくつ下
にしたのだと思います。
その朝、足にぴちっとする気持ちのいいくつ下をはいて、サンタは教会に出かけます。
そして、そこで会った女の子を見てこう思います。
すてきな女の子になったものだ!
その女の子は、来年のクリスマスには手袋をあげよう と心の中で決めていました。

長い説明文になってしまいましたが、絵本の中では簡潔な言葉でわかりやすくサンタの
様子や思いが、ほのぼのとした絵とマッチして描かれています。
サンタクロースは、おくりものを届けるだけではなく、受け取る子どもたちの成長まで
あたたかく見守り続ける存在なのかもしれません。

五味さんの絵本には、しかけ絵本もあります。
〇 「まどから おくりもの」  さく・え: 五味太郎  偕成社
ヘリコプターに乗ってやってきたサンタクロースが登場します。窓(これがしかけとなって
います)から見た様子から動物たちにおくりものを届けるのですが、それが勘違いのもと。
用意したおくりものを異なった動物に届けてしまうことになってしまうのです。
 それでも、おくりものをもらって動物たちは大喜び。
 五味さん流のユーモアがあふれた 楽しい絵本です。
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