あお!ひー

叫べ!いななけ!そして泣け!雑多なことを書いてみる。

パプリカ

2007-01-18 10:39:05 | DVDとか映画
今敏の新作「パプリカ」を見てきました。

今さんと言えば、わたしはパーフェクトブルーを見てやられた~というのがすごく記憶に残っています。

サスペンスをアニメで見て普通にどきどきしたのっていうのがすごく衝撃だったのです。

PERFECT BLUE

ジェネオン エンタテインメント

このアイテムの詳細を見る


千年女優はやりたいところは分かったものの主観で好きかというと微妙。東京ゴッドファーザーズはあらすじを聞いてどうかなと思い、未見のまま。

そして、今回のパプリカです。原作は筒井康隆。

パプリカ

新潮社

このアイテムの詳細を見る


ここで結局レビューとして書きませんでしたが「時をかける少女」(原田知世のも大好きですが、昨年公開されたアニメ映画のほう)はすごく気持ちのいい青春映画に仕上がっていました。どうしたんでしょうかね、アニメで筒井さんの作品が続いてるのは何だか不思議な感じです。

音楽は平沢進。ここ最近の今さんの作品で使用されることが多くなりました。
わたしはこの平沢進の音楽は大好きなのです。CDはほとんど持ってたりするのです。彼の楽曲を大きな音で聞くことが出来るというのはうれしいことなのです。

パプリカ オリジナルサウンドトラック
サントラ
インディペンデントレーベル

このアイテムの詳細を見る


かなり特殊な音楽なので合うかどうか毎回心配するのですが、ばっちりでした。

ちなみに下記の平沢進のオフィシャルサイトからエンディングテーマがフリーでダウンロード出来ます。
(http://teslakite.com/freemp3s/paprika/)

さて、本編のほうですが、見終わった後に気持ちよく劇場を出てこれる作品だなあと思いました。ストーリー詳細はあえて書きません。ネタバレにもなるし、何より劇場できちんと見てもらいたい作品です。気になったら下記を見てくださいね。
(パプリカ公式サイト:http://www.sonypictures.jp/movies/paprika/)

映像の印象としては主人公の分身である「パプリカ」のカット毎でくるくると変わる変身が「めくるめく」イメージを強烈に印象づけています。

今さんの作品で毎回、素晴らしいなと思うのは美術。ディティールがすごく細かいんですよね。画面で見たときに説得力があるのです。

SF活劇で娯楽映画なんだけど、最後の最後で正直な自分の気持ちというところに帰結してて、そのふんわりとした優しい描き方がすごく気持ちいい。
映画はこうでなくっちゃね
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする