あお!ひー

叫べ!いななけ!そして泣け!雑多なことを書いてみる。

ART BAZAR 2007(Bunkmura Gallery)

2007-01-14 10:42:19 | アート系
昨日、最終日だったエッシャー展。

入口まで行ってみたらなんと120分待ち!これはとてもじゃないけど、無理。

映画1本見られる時間をこの寒さの中、並ぶ時間に費やすのはさすがに躊躇する。

実は、エッシャー展は一度見てきたのです。ただ、この時も会場中が混んでたので、かなりはしょりました。だから、もう一回きちんと見ておきたかったのですが断念。

さて、Bunnkamuraを出ようかと思ったら、ハガキサイズの案内チラシをもらいました。

ART BAZAR 2007。ショップの横にあるBunkmura Galleryにて展示販売ということのよう。

よし、せっかくなので覗いてみよう。

すると、あるわあるわ。

点数もですが、作家さんもすごい。

藤田嗣治、ウォーホル、東郷青児、熊谷守一、マン・レイ、シャガールなどなど蒼々たる面々です。

シャガールはやたらと作品の点数があってびっくりです。やっぱり人気ありますね。

ウォーホルはこのハガキにメインで使われてる、モンローのがありましたが300万以上してました。ざっと見た感じではこれが一番高かったように思えます。

藤田嗣治も点数が多かったのですが値段の振り幅が広かったです。

一番安いのだと、キリスト?を描いたようなのがなんと6万円代。繊細な線で描かれたにゃんこが200万以上。この猫、すごく上品なんです。

やはりいいなと感じるのはすごい値段がしてしまいますね。

熊谷守一も猫の作品が出展されてましたが、藤田と対象的。

こっちはなんとなくエイリアンちっく。でも、やっぱ好きなんですよね。彼のシンプライズの仕方が。

あと、驚いたのがマン・レイ。

この人の作品が出てるなんて。思いもよりませんでした。写真だけど、構成の取り組みは絵画に近いですよね。

ほとんどの作品にエディションNoがついてたので、リトグラフとかだと思います。

さて、会場を後にしようと出口のところでふと気付きました。

タグに赤丸がついてるのが何点か貼られています。作品はすでに発送、もしくはお持ち帰りされてしまった後のよう。

その中に奈良美智さんの作品を発見!

「溺れて...助かる...」なる作品。価格は30万を切るくらい。その下に書かれてた参考市場価格はそれよりもちょい上くらいの金額。

ああ、すごく気になる。どんな作品だったんだろう。さすがに手は届かないけれど、せめて見たかったな~。

なんて思ってたら、ハガキに出てました。荒くなりますが拡大してみました。



うわー!!わんこです。これは売れますよね。

浮世絵に上に描いたシリーズですね。ゼロックスコピーとなってました。

行ったのは13日。この展示がスタートしたのは12日。初日でおそらく売れてしまったのでしょう。

あと、販売済みの中にはダリの「宇宙の騎士」なる作品もあって、こちらも見たかったです。

いずれも参考市場価格よりも安いので、作品によってはお買い得なのではないでしょうか。とか言いつつ、見てるだーけーなわたし

1/29まで。
コメント (10)
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